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やや白んだ青空から目映い日射しが都会の街角に煌めいて、北寄りの風にまた北欧グレー柄のニットジャンパーを着込んで出掛けた、そんな冬めく寒さが続く一月睦月下旬の休日火曜日だった。

1977年創業の浜田山たんたん亭の流れを汲む支那そば八雲で修業された方が、東急多摩川線矢口渡駅前に新店を2016年1月15日オープンさせたとして気になるところとなった。

八雲は中目黒の地で1999年に創業し2005年池尻大橋に移転し営業している人気ラーメン店だがいまだ未訪で、たんたん亭と言えばJR西荻窪駅傍で2006年に開業した支那そばいしはら にその創業店主がおられ数度訪れたものだ。

たんたん亭の流れを汲むらーめん店は、これまでにも支那そば八島 を始めとして、麺屋はやしまる支那そばたなか 支那ソバかづ屋と訪ねている。

また矢口渡駅前と言えば、その昔蕎麦店を営業していた高校時代の友人宅に遊びに行って、よくご馳走になったものでそのことがふと脳裏に鮮明に思い出された。

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そんなわけで先述した関係もあって勝手知ったる矢口渡駅周辺だけに、より想いが募り行って見るかとなって、秋葉原に出てそこから京浜東北線快速電車に乗車。

蒲田で降りて川崎方面寄りの階段を上がって行き、東急多摩川線電車に乗り換え久しぶりの矢口渡駅に降り立った。

改札を出ると線路の向こうに、かつて友人宅の蕎麦屋があった場所には、何と某ラーメン店が営業していた。ご時世である。などと思いながらも左手へ進むと、こちらの店舗があった。

開店時間まで数分だったので店頭で待っていると、程なくお店の方が出て来られ入口の札を営業中にして入店を促してくれた。

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入店して行くと左側に券売機が待ち受けていてた。そこで予定通りの肉ワンタン3個とエビワンタン3個がのせられる白旨特製ワンタン麺を選んで、サイドメニューもまた行くかとなって釜揚げしらすとおろしの小さな丼のボタンを連打した。

背中には大和製作所の製麺機械が鎮座していた。現在はまだ白醤油のカエシによる白旨らーめんのみの提供らしく、今後は黒旨仕様のらーめんや、つけ麺も提供して行くこちらのようだ。

本日の一番客として迎え入れられ、後ろに後続客が続いたので奧寄りのカウンター席に身を寄せるように腰を下ろした。一番奥の左手の壁面には神棚が据え付けられていた。

例によってお聞きして見ると、三代続いた創業50年の歴史ある老舗中華店であるそれまで代々営業して来られた宝来軒を畳んで、その三代目の店主の方が一年近く八雲で修業してこちらを開業させたそうだ。店名は店主のお名前なのだろう。程なく到着。

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なかなかのオーラが感じられる麺と黄金に染まるスープに、そんな上に新鮮そうなプリプリしたワンタンが幾つも置かれたものが来てこれは見るからに美味しそう。

それではと行かせて貰えば、それはしみじみとした優しい味わいが、実にたまらないもので箸を手にして行く速度が次第に高まって行った。

煮干し・鰹節・昆布などの魚介を効かせ、豚骨も加えた鶏ガラベースの無化調スープで、店頭の製麺室で打った中細ストレートの自家製麺にそのスープが絶妙に絡んで来て、思わず心の奥底からこれは実に旨いと言う心の叫びにも似た満足感で満たされるばかりだった。

それにしても嬉しくなるほど素敵な肉ワンタンとエビワンタンで、噛みしめればジュワッと旨味がほとばしり、食感や食材の持ち味に怒濤の風合いの良さを感じさせた。

さすが少し前までは老舗中華の店主だっただけに、点心の扱いはお手の物と言ったところなのだろう。

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釜揚げしらすとおろしの小さな丼も、長い調理経験から来る素材の生かし方が数段上の味わいに押し上げており、それだけに気がつけば完食だった。

いや、かなりとんでもなく絶大に果てしなく、猛烈に明確に的確に明白に明快に確実にとっても良かった。

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★ 中華Soba いそべ

住所/東京都大田区多摩川1-20-14  TEL03-3759-2568 定休日/水曜日 営業時間/11:30~16:00
※アクセス
東急多摩川線矢口渡駅下車。下り線改札口前の通りを左手に10mほど進んだ左側にあり。
 

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