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遅咲きの梅にも小粒な花が見られるようになって、春と言えば桜だがその枝にもわずかな蕾が姿を現して陽気も良くなっていた、そんな桃の節句の三月弥生上旬休日木曜日だった。

2011年6月6日に美麺屋楽観 として創業したこちらだが、その西麻布の創業地の場所が装いも新たにして、2016年3月1日復活オープンを遂げたとして気になるしかなかった。

創業の地である西麻布でしか、味わえない琥珀と言うことらしい。ちなみに西麻布で創業した後2012年6月30日立川へ移転して、現在はそちらはその店名を楽観(青)としているようだ。

それも2014年6月10日に武蔵小山店をオープンさせ昨秋訪れたアルス青山 が2015年3月17日に開業した後に、昨年末の2015年12月22日から楽観(赤)なる新店舗の営業が始まった関係らしい。

そこに早い時期訪ねたいと思っていた矢先、さらにこちらがオープンしたとしてそれなら先に訪ねるかとなった。

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そんなわけで総武線緩行電車に揺られて秋葉原まで出て、そこから地下鉄日比谷線電車に乗り換えてまた六本木へやって来た。

美麺屋楽観時代に一度訪れているだけに迷うことなく綿工連会館手前の右路地を入り、程ない左路地を曲がり80mほど歩いた頃だろうか突き当たりのように見える鍵型道路の鍵型奥の角でこちらが営業していた。

早稲田大学生数名によって1983年に設立されたNGO団体ピースボートによる航行船舶内で、洋食シェフを2年間努めてそれにより世界五十カ国を訪れて来た伊東良平氏が店主のこちらだ。

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さっそく入店して行くと建物は同じながら、以前訪ねた位置と違うフロアで営業していたこちらだった。券売機の無い雰囲気の良い店内で奥へ進むと、伊東店主がお一人で厨房に立っておられた。

挨拶しながら違うフロアであることについて触れると、創業時は奥で営業していたがあまりにも狭かったので、その後こちらのスペースを新設し移動して営業していたのだそう。

そうお聞きしながらカウンター席に腰掛け、琥珀と特製琥珀にその大盛りの三項目しかない潔すぎるメニューを確認しながらも、サイドメニューがないこともあって特製琥珀の大盛りでお願いすることにした。

それにしても何ともシックで雰囲気のあるフロアだった。店主のコックウェアも襟付きで、相変わらず丁寧な接客が素晴らしかった。

店名の由来についてお聞きしてみると、店舗・接客・味わいのトータルバランスに注力してそのどれにも満足して貰えるよう、その金星と言う名の評価をお客様からして頂けるような所存の思いからゴールドと付加した店名だそう。

野田と銚子に並ぶ関東三大醤油醸造銘柄地となる茨城土浦に位置する、創業元禄元年の伝統と格式を誇る、そんな柴沼醤油醸造とのコラボによる清湯醤油の琥珀だそう。

関東で知られる醤油醸造地で更にもう一つと言えば、醤油醸造所が多く見受けられる群馬をイメージしがちだが、その歴史は土浦の方が古く現在の醸造業者はそちらだけだが思わず納得するところだった。

お常陸のブランドで知られる醤油醸造メーカーで、木桶仕込みの一等醤油に味醂や日本酒を職人の手によりブレンドした、そんなオーダーメイドの醤油をカエシに使用しているそうだ。程なく到着。

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おだしを加えた豚骨鶏ガラによる朝炊きのスープに凪製麺謹製の中太麺を泳がせ、こだわり抜いた豚ロースのチャーシューが添えられたオーラ煌めく特製琥珀が目の前にやって来た。

それではと行かせて貰えば、素敵な持ち味がこれまたかなり素敵で、その泣ける風情が実にたまらないもの。おだしに使用される食材は、静岡焼津産の本鰹厚削り節、九州産片口イワシの煮干し、北海道日高産の高級昆布だそう。

ムチもちでありつつも程良いコシが秀逸な中太麺が何とも素晴らしく、肉の旨味も絶大な風合いで味玉のホクとろ感も絶妙で、メンマもなかなかだし、ざく切りタマネギも小さすぎず大きすぎず。

そして後半になってから掛けた一味唐辛子と胡椒の風合いの変化もそれを受け止めた風情もよく出来ており、それだけに気がつけば完食だった。

いや、もうとんでもなく怒濤の如くの慟哭ものに泣ける味わいで、廃寝忘食の後に辿り着いたようなその美味しい清湯醤油と言えて、着眼大局の中で常に物事を見ているからこその素晴らしさであり、幽趣佳境な持ち味は何処までも絶え間ない感動をもたらしてくれた。

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★ 楽観 NISHIAZABU GOLD

※公式サイト~http://rakkaninc.com/
※ツィッター公式アカウント~https://twitter.com/rakkantc

住所/東京都港区西麻布1-8-12  TEL080-4059-6667 定休日/日曜・祝日 営業時間/11:30~15:00
※アクセス
東京メトロ六本木駅出口2下車。出口前の六本木通りの歩道を前方の渋谷方面に500mほど歩いて行き、綿工連会館手前の右路地を入り程ない左路地を曲がり80mほど先の鍵型道路の鍵型奥の角にあり。
  
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