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膨らみ始めた桜の蕾がすぼみそうなほど暗い灰色の空から冷たい雨が止めどもなく降り頻り、通勤電車の車窓から臨む遠方の建物が白く霞んでいた三月弥生半ば十四日の月曜日。

今日も仕事が終わって外に出れば、雨脚と風がどちらも強まって荒れ気味の天候となっていたそんな午後七時過ぎだった。

ここのところ五反田周辺のラーメン店への訪問が多くなっているが、こちらもまたそんな界隈の東口周辺で営業している一店で、佐野ラーメンを提供しているとして気になり立ち寄ることにした。

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そんなわけでまた新宿で山手線内回り電車に乗り換えて、仕事帰りに幾度目かの五反田に降り立った。


東口側に出てロータリー手前の右側にある歩道橋を上がり、ロータリーの奥へ向かい右手の階段を降りて行く。その前の左斜めに進む都道317号線を60mほど進んで行くとある左路地を入り、二つ目の十字路手前右手角地に風情よく佇むその店頭へやって来た。

周辺はやや怪しい雰囲気のネオン街ながら、明るい街灯が路地を照らして、よく見掛ける都内の駅前風景と何ら変わるものではなかった。

時折り強い風が吹くものの直ぐに収まって、雨が本格的な春の到来を待つそんな街角を濡らして、ネオンを映す黒ずむアスファルトに雨紋ばかりが目立っていた。

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さっそく入店して行くとたまたまだろう先客ゼロの店内で、厨房に店主がお一人で来店する客を待っていた。

そんな店主に声を掛けながらその前のカウンター席に腰を下ろしつつ、見上げた場所にあるメニューを見ながらも予定通りにワンタンチャーシューメンをお願いすることにした。

大盛にするかと思い麺量をお聞きすると、並盛が160gに大盛は240gだそうで、並盛にして後でライスをオーダーすることにした。

もうオープンしてから12年が経ったこちらだそうで、2004年7月30日に創業したようだ。

大崎広小路にあった「ラーメンがん」と言う名のラーメン店で、3年弱ほど店長をされていた経験がある店主らしい。オーナーのお名前が岩石の岩からそうした店名だったそうだ。

麺は栃木県佐野市大藏町にある、昭和12年創業の小竹屋から取り寄せていることを教えてくれた。厨房の奥にスープを炊いているズンドウが見えて、様々な食材が見え隠れてしていた。

開店時間の11:30から14:30までのランチタイムは、大盛かライスがサービスとなるこちらだそう。程なく到着。その頃になると後続客が続いて盛況な店内のこちらだった。

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それではと行かせて貰えば、なるほどワンタンがやたら幅広く長いもので、佐野ラーメンらしい太平ちぢれ麺の風合いがまた実に素晴らしかった。ワンタンの皮は、小竹屋とは違う仕入先だそう。

さらりと鰹がさりげなく香って来る清湯醤油スープは、鶏ガラベースに豚骨も利用しているそうで、しみじみとした風合いがそれにしても良かった。

鹿児島黒豚使用らしいチャーシューがまた幅広く大きいもので、それが四枚も入ってこれまたとても美味しかった。

途中でライスを追加注文すると、黄色いタクアンが二切れ添えられてやって来た。

そのタクアンを平らげてからチャーシューにワンタンやメンマを乗せ、そこにレンゲでスープを何度かすくい上から掛け入れて喰らえば、その味わい深いスープの良さに只々酔いしれるしかなかった。

それだけに、気がつけば完食。いや、かなりとんでもなく絶大に果てしなく怒涛の如く申し分ないもので猛烈に素晴らしかった。

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★ 支那そば はせべ

※麺量~並盛160g・大盛240g

住所/東京都品川区東五反田1-18-14  東五反田ビル1階 TEL03-3449-4091定休日/不定休 営業時間/11:30~14:00中休20:00~翌2:00 ※日曜11:30~15:00
※アクセス
JR五反田駅東口下車。ロータリー手前の右側にある歩道橋でロータリーの奥へ向かい右手の階段を降りて都道317号線に進んで60mほど先の左路地を入り二つ目の十字路手前右手角地にあり。

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