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南寄りの風がそよいで見上げれば灰色の雲が青空をふさいだりするものの、淡い日射しが勢いを増してこれから快晴と言う予報が出ていた、三月弥生二十二日の休日火曜日。

東京管区気象台は、東京の桜が昨年よりも二日早く開花したことを昨日発表して、また春がさらなる加速を見せていた周辺だった。

そんな本日は嫁さんの実家の最寄り駅である十条に、これまでとは違う二郎系のラーメンを提供する店が、つい最近の2016年3月14日オープンしたとして出掛けることにした。

二郎と言えばカネシの醤油に大きな豚チャーシューが入るものだが、こちらの場合は塩味のスープに鶏チャーシューが乗るものらしい。

ニンニクに野菜増しやアブラ・カラメのコールを対応するこちらで、ビジュアル的にも二郎系だけにそのカテゴリの系統と言って良さそうだ。

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そんなわけで新宿を経由して山手線電車で池袋まで行き、そこから埼京線電車に乗って十条へ。十条駅は北行ホームに西口があり、そのロータリー右手奥から十条銀座が延伸している駅で、その商店街は幾度となくテレビで紹介されて来た。

こちらは南行ホームの池袋寄りにある南口から程ない場所で営業しているようだが、何しろ一度も利用したことがない南口だっただけに遠回りでも西口から外に出てこちらへ向かった。

十条通りと線路が交錯する踏切りに出てそこを渡り、60mほど歩いた頃だろうか黄色いビニールシートの店舗を見つけてあそこかと近づけば、その店名が新店だけに青空の陽射しに眩しく映っていた。

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さっそく入店して行くと正午間近い時間ながら、開業まもないだけにあまり周囲の方々に知れ渡っていない所為か数人の先客が店内に居るだけだった。

券売機が不調らしくその前で店主らしき方がおられ、調整を終えた直後らしくすぐ厨房に戻って行った。券売機で予定通りラーメンの方の、とり朗中盛を選ぶ。

ちなみにその他にまぜ朗なる提供メニューもあるこちらで、他店では味わえないオリジナルテイストのタイカレー風味のまぜそばだそう。スープが付いて来るそうだが、無料追加トッピングは対象外となるようだった。

そしてとり増しのボタンを続けて選んでチケットプレートを手にして、中ほどのカウンター席に腰掛け店主に御挨拶しつつも、ネットで知って気になって来たことを告げると快く迎え入れてくれた。

ラーメン店での修業経験は無い店主だそうで、独学で提供メニューを開発したそうだ。よく訪れるラーメン二郎がどちらになるかお聞きして見ると、三田本店 目黒店 であることも教えてくれた。

製麺機械は何処にあるのかと見れば、厨房奥側の道路寄りに置かれていて、大きな透明のアクリルケースの中に入った状態で据え付けられていた。おそらく使用する時はその一部がドアになって、そこを開けて製麺作業を行うところだろう。

店舗入口傍に冷水器がイマドキらしいウォーターサーバーで、そこにタオルおしぼりや紙エプロンなどが用意されていた。セルフサービス方式のこちらで、冷水をコップに汲みタオルおしぼりを一つ取って席に戻った。

また卓上調味料は、世界最大のスパイスメーカーであるマコーミックの山椒の辛味を効かせた京風七味や、唐辛子を粉砕したレッドッペッパーにSBテーブルコショーが置かれていた。

ふと頭上を何気なく見上げると、新宿大鳥神社の縁起物熊手がさりげなく飾られていた。新宿花園神社境内社の大鳥神社で、毎年日本武尊の命日に催される酉の市には、多くの人々が商売繁盛の熊手を求めてやって来る。

まもなくと言う頃、コールの申請。二郎系は大抵の場合着席時にコールとなるが、こちらでは違って二郎と同じ直前コール申請だった。

壁面に無料トッピングの案内が貼り出されていて、野菜増し・魚粉・ニンニク・あぶら・濃いめと記述されて、魚粉にはオススメの吹き出しが付けられていた。

何種類でも選べますとも表記されていて、当たり前に思っていただけに新鮮な一文だった。そこで全増しに、ニンニクも希望。程なく到着。

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それではと行かせて貰えばこれまでとは違う新境地の味わいに、新しい風を感じながらもそれでいて王道の風情がその満足度を高めていて、やすらぎにも似た持ち味が実にたまらないもの。

自家製麺は平打ちやや太めの中太麺で国産の小麦粉は北海道産らしく、思わずもうすぐ運行が始まる北海道新幹線の常盤グリーンのボディカラーに彩香パープルラインの車両が目の前を通過して行った。

着工からおよそ十年の歳月をかけて来た北海道新幹線だが開通までいよいよあと4日で、つながる!ひろがる!北海道新幹線!と言うしかなかった。閑話休題。

鶏モモ肉のチャーシューは蓋付きのフライパンでこんがり焼き目をつけながら丁寧に蒸し焼きにしたもので、これがブラジル・イグアス並みの滝ナミダが流れるばかりだった。

かなりのボリューム感があるもののヘルシーな二郎系と言えて、昨日まで横浜でラーメン女子博 が開催されたようだが、女子会帰りの〆の一杯にもちょうど良さそう。

ニンニク塩だれ使用の鶏だし淡麗スープも風味豊かな味わいで、卓上調味料も一通り入れてこれまた素敵な風情で、それだけに気がつけば完食。

いや、かなり果てしなくとんでもなく素晴らしい二郎系ラーメンで、それはもう明鏡止水・歓天喜地・有頂天外・欣喜雀躍・感慨無量の満足感だった。

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★ 自家製麺 鶏八朗

とり朗麺量~ミニ100g・普通150g・中盛200g・麺増し100g/得盛200g ※各麺増し有料・合計麺量400gまで対応可 ※まぜそば普通盛は200g

住所/東京都北区上十条1-19-7  TEL非公開 定休日/土曜・日曜 営業時間/10:30~15:00中休16:30~18:00
※アクセス
JR埼京線(赤羽線)十条駅南行ホーム池袋寄り南口下車。改札口前の道路を右手に出て程ない十条通りを左折し60mほど歩いた左側にあり。

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