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灰色の空から小雨が降り続いて、時折り淡い陽射しを僅かに感じさせては大粒の滴になって傘を開かせては小雨に戻っていた、若葉潤す春雨が紫木蓮の花にも降り注いでいた四月卯月半ばの休日十四日木曜日だった。

本日は本八幡で所用がありそれが正午近くまで時間が掛かってしまったこともあり、しばらく前からまた訪れたくなっていたラーメン二郎系列店のこちら へ久しぶり訪ねることにした。

1968年に都立大学駅周辺で創業したラーメン二郎だが、1967年1月に発売されたエースコックの餅入り即席麺のラーメン太郎と言う商品がその当時ブレイクしたことがあったそうで、そんな人気商品にあやかって当初はラーメン次郎と命名された店名らしい。

そして1971年に慶応義塾大学の三田二丁目交差点に移転した際に、看板屋が間違えてラーメン二郎にしてしまい、それをきっかけにして店名がそのまま二郎になったことで知られている。

1996年道路拡張により場所をそこからそう遠くない現在の位置 に移転して、現在は創業店主の息子さんが営業を継承しているようだ。

支店第1号店は1986年にオープンした吉祥寺店 だったが、何の因果かやはり看板が変わり生郎になって、2001年頃に独立したらしいが昨年の2015年4月残念ながら閉店してしまった。

最新系列店はこの数年地方進出が目覚ましい二郎らしく、2015年11月8日オープンの新潟店のようだ。

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そんなわけで、本八幡から都営新宿線電車に数駅だけ揺られて、こちらの最寄り駅である一之江へやって来た。

ホームに下りると駅構内には駅のシンボルマークが鯉となっている関係から、それがそこかしこに見受けられて、改札口傍には鯉が泳ぐ姿のアートもあった。

それも駅の周辺に、創業天保8年の一之江で大正15年から鯉などの養殖を営む、佐々木養魚場 があるところからのようだった。

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A3C出口から外に出て右手にある環状七号線を左手の葛西方面に3分ほど歩いて行くと、外車中古車が店頭に並ぶカーショップの先にこちらの黄色いビニールシートが見えた。

実におよそ8年ぶりのこちらで、こうなると懐かしくさえ感じられた。霧雨のような滴が降っている界隈で、目の前の環七をクルマが勢い良く何台も通過していた。

店先には5人ほどの方が並んでいて、チケットを先行して購入するこちらだったか前に並ぶ方にお聞きするとそうらしく、予定通り汁なしを購入してプレートを手にして戻ると前の方数人が券売機でチケットを購入していた。

2003年11月26日オープンのこちらで、亀戸店のスタッフだった方がこちらの店長さんらしい。

以前にも汁なしをこちらで食しているが、その二郎の汁なしを初めて提供した元祖系列店は2004年10月11日オープンの横浜関内店で、2005年春頃からその提供を開始しているようだ。

こちらでの汁なし提供開始時期も早く、二郎での汁なし提供はしばらくの間はそちらとこちらだけだったらしい。

ちなみに2001年4月17日オープンの亀戸店 は、2013年4月14日から横浜関内店のスタッフだった方が店長となって営業しており、少し前に食した汁なしがまた良かった。

整理すると湘南藤沢店と亀戸店がニラキムチやフライドオニオンが乗せられて関内店を踏襲していて、めじろ台法政大学前店と中山駅前店もまた同じでその系統と言えそう。

ほとんどの汁なしを提供する二郎系列店は元祖店の仕様を踏襲している中で、こちらはオリジナル性を重んじて違うスタイルのものを提供している。

なお西台駅前店は限定商品で油そばと標榜して提供して刻んだ海苔など乗るもので、相模大野店の賄いなるメニューもまたこちらのように、オリジナル二郎汁なしのようだった。

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しばしだけ待っていると程なく先頭となって、先客が一人出て来たので入店して、入口寄りの空いていたカウンター席に腰を降ろした。

そして購入したプレートを150円と共にカウンタトップに置いた。50円置けばそれは生玉子希望を意味するもので、100円は肉増し100円分希望で、200円にすれば肉はその倍増しとなるようだ。 

厨房に今月のカレンダーが貼ってあるのが見えて、水曜定休のこちらだが水曜日のほかにも今月は4日と17日と28日も休業する予定になっていた。

目の前には箸立てと共に、ブラックペッパー・ホワイトペッパー・一味唐辛子が置かれてあった。

冷水を汲むかとなって直ぐ立ち上がって中ほどの冷水機器の場所に行くと、左手を上げる招き猫がそこに鎮座していた。外を見ると行列がさらに延びていて以前と殆ど変わらない人気を誇るこちらだった。

椅子に再度腰掛け、目の前にある無料トッピング一覧とある案内を見ながらコールのおさらいを。野菜(増し)・カラメ(醤油たれ追加)・アブラ(背脂追加)・ニンニク・魚粉(汁なしのみ)と記述されていた。

なおニンニクは、コールしなければ入らない。全部増しと言うとニンニクが多く入りそうな気がするだけに、ニンニク少なめで、ヤサイ・カラメ・アブラに魚粉も、と言えば良いか。

などと考えている内に、ニンニク入れますか?と聞かれて、結局ニンニクを少な目と言えなかったが、それほど多くは入っていなかった。程なく到着。

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徐に一味唐辛子とブラックペッパーを振りかけてそれではと行かせて貰えば、もうその素晴らしき世界に足から引きずりこまれてしまうそれは麗しい美味しさ。

肉がこれでもかと入るもので、100円増しだから大したことはないだろうと思うと大間違い。慟哭ものに泣ける美味しさとはこのことで、生玉子のねっとり感がその感動をさらに増幅させた。

汁なしとは言え濃いタレが多めに底に沈んでおり、麺によくそれを絡めればかなり付着するだけに、後半のためにも前半からそれをしっかり絡めよう。

キャベツも時季もあるのかこれまたいつにも増して素敵で、それにしてもこちらの豚の塊チャーシューはかなり泣けるものだった。それだけに、気がつけば完食だった。

いや、途徹もなく猛烈に怒濤の如く激ウマそのもので、肉の表現力もまた凄く素晴らしく、これぞ換骨奪胎の素晴らしさで、美酒佳肴の美味しさと言うしかなかった。

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★ ラーメン二郎 環七一之江店

住所/東京都江戸川区一之江8-3-4  TEL 非公開 定休日/水曜日ほか 営業時間/平日11:00~14:00中休17:30~20:30◆土日祝10:20~14:00中休17:00~19:30
※アクセス
都営新宿線一之江駅A3C出口下車。右手に出て前方の環状七号線を左手の葛西方面に3分ほど歩いた左側にあり。
 

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