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サツキの紅い花々が初夏のそよ風に揺らめいて季節を加速させる陽射しに煌めいていた、爽やかな青空を見上げれば隠れる場所が見つからない小動物のように白い月がじっとしていた五月皐月下旬日曜の二十九日。

今日も仕事が終わって外に出れば、穏やかな初夏の夜風がそよぐ、そんな午後七時過ぎだった。

さて今夜は何処のラーメン店へ訪れるかとなった時にそう言えば本日は29日で、いわゆる肉の日として焼肉店等を中心に肉がお得に愉しめる企画を用意する外食店が少なくないことに気づいた。

ラーメンを提供する幾つかの専門店でも肉の日などとして、そうしたイベントで集客力を高める企画を用意している店がある。

そんな中でいつもその訪問を考えながらも、地元松戸に本店がありながらもその入店を果たしていなかった、そんなこちらが直ぐに脳裏に浮かぶところとなった。

日本一ごはんが進むラーメン元祖肉玉そばをウリにするこちらで、この数年で様々なイベントで数々の栄冠に輝くこちらとして気になっていたラーメン店だった。

自宅最寄り駅周辺にも系列店が営業しているが勤務先周辺の高円寺にもその系列店があるとして、今回そんなこちらへ仕事帰り立ち寄って見るかとなった次第だった。

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そんなわけでまたしても高円寺で途中下車して、南口周辺の高円寺パル商店街の中ほどで営業しているその店頭へやって来た。

ご飯が無料でお替わりも自由らしく、そうした案内に「セット割50円お得!!」と言う案内が目立っていた店先で、それ以上に目立っていたのがやたら画数の多い店名となっている漢字だった。

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それらの派手な案内を横目にして入店して行くと、最新鋭のタッチパネル式券売機が待ち受けていた。

その券売機の画面にはイベント実績とテレビでのランキング結果が紹介されており、入口の店頭や店内などにも案内されているものだった。

その一つは大つけ麺博プレゼンツつけ麺VSラーメン本当に美味いのはどちだ決定戦 で、その大つけ麺博出場作品である極★肉玉そばが優勝を果たしたことを紹介するもの。

そしてもう一つは、新大食いなでしこが行く!全国仰天のデカうま料理食べまくりSP全国ごはんが進むおかず選手権 で、極・肉玉そばを食したもえのあずきさんとドロンズ石本さんのおとどチームが優勝したことを紹介していた。

そうした一連の案内の中で、こちら一押しメニューが極★肉玉そばであることを理解してそれを選ぶことにした。

そしてこちらでもまたサイドメニューも行くかとなって、全国どんぶりチャンピオン肉汁祭全国1位を獲得したとされていたミニスタ丼のボタンを連打することに。

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チケットを手にして奥へ進むと満員の店内で席が空くまでしばし右手壁面前の椅子で待つよう案内されて、そこで待っているとそうしない内に先客が帰って行きその空いた奥寄りのカウンター席に促されて腰掛けた。

毎月29日は肉玉そば系麺類の焼肉をチケットを手渡す時に希望すれば1.5倍に盛ってくれるこちらで、さりげなくそれを希望すると手渡したチケットにそのことを書き記していた。

肉玉そば系は中太平打ち麺で、肉玉ライト系と塩肉玉そば系は細麺らしく、希望すれば違う仕様の麺に変更することも可能のようだったが細麺気分でもなかったのでそのまま中太平打ち麺にすることにした。

それにしても様々な案内が店内や店頭にあるこちらで、お願いランキングの大つけ麺博注目店ランキングでも堂々1位に選ばれていた。

信州のカリスマ店主塚田兼司氏 の下で厳しい修業を積んで来た越智雄一氏が店主のこちらだそう。

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村山有志氏が代表を務める株式会社プロジェクトM が運営するこちらのようで、今回のレポートを仕上げて行く内に気がついたが、話題店居酒屋革命酔っ手羽もこちらが手掛けているようだった。

龍が左右に二つの上にもう一つ龍がありその左右と上に雲を置いた漢字でおとどと読む店名で、その字はだいととも読むそうで総画数が八十四画と言う国内で苗字で用いたとされる漢字であるらしい。

本店となる北松戸店が2010年6月30日にオープンして、その後に亀有店が2012年6月3日に、高円寺店のこちらが2013年4月24日に、新小岩店が2015年3月1日にそれぞれ開業して来たようだ。

篠崎店が2010年11月25日から営業して来たが昨年の2015年5月12日に火事が起きてしまったようで、やむなく休業の末に閉店してその代替店として葛西店が2015年10月10日にオープンしたようだ。程なく到着。

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それではと行かせて貰えば、それはもう実にたまらない味わいに手が加速して行くしかなかった。

豚バラ肉は満開に咲き誇る季節の花々のように盛られており、口にすればジューシーな肉汁がほとばしる風情がまた実に良かった。

世界三大ハムの一つであるパルマハムの原料にもなっているホエー豚を、惜し気もなく豚バラ焼肉に使われている極肉玉そばだそう。

それだけでなく国産豚骨・国産鶏ガラ・国産牛骨の三獣スープに、カネジン食品謹製らしき北海道小麦春よ恋使用の希少小麦の麺だそう。

そこに京都伝統の九条ねぎと、株式会社セーラーの日本一こだわり卵を使用しているそうで、その豊かな味わいに至福のひとときに酔いしれるしかなかった。

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ミニスタ丼もプリプリした甘辛い豚バラ焼肉が素敵で、それだけに気がつけば完食となった。

いや、かなり猛攻で猛烈な風情の良さに、猛然と猛追するしかない美味しさで、猛勢で猛爆の風合いに只々泣けたその素晴らしさだった。

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★ 肉玉そばおとど 高円寺店

※公式サイト~http://otodo.jp/
※公式ツィッター~https://twitter.com/otodo5858
住所/東京都杉並区高円寺南4-25-4 第8東京ビル1階 TEL03-3316-5858 定休日/年中無休 営業時間/11:30~翌3:00
※アクセス
JR中央線高円寺駅南口下車。ガード下を阿佐ヶ谷方面へ進んで、横断歩道を渡った先にある高円寺パル商店街へ入り、100mほど進んだ左側にあり。
          
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