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モクモクとした雲が、青空を半分塞ぐほどに広がるものの充分なほどの夏の陽射しが街角へ注いで、時折りまた降雨も見られる予報が出ていた八月葉月三日の水曜日。

今日も仕事が終わって外に出れば、雨の憶測は周辺では見られなかったようで、アスファルトは濡れた後さえなくそれだけに爽やかな夜風がそよぐそんな午後七時過ぎだった。

豚骨らーめんを提供する新進気鋭の人気店だったこちらが、今や唯一無二の煮干そばを提供する人気ラーメン店の地位を不動のものにしてもう随分時間が経ったものだ。

それだけに都内を中心に数多くの系列店が営業しているが、それもチャレンジ精神旺盛な店主だからこそそうなったと言えそう。

そんなこちらがまた新たなる模索を始めたようで、そんなメニューを提供する店舗が先月半ば頃の2016年7月17日からプレオープンしたらしい。

そんな施策メニューもそろそろ落ち着いた頃だろうと考えて、今夜こそ仕事帰り立ち寄って見るかとなった次第だった。

新宿ゴールデン街で現在の系列店とは違う場所の建物で、2004年9月11日から火曜日限定の仮店舗として間借りしてスタートしたこちらだ。

そこは2006年3月まで営業して、2006年6月初路面店の渋谷店が開業し、その快進撃が始まった。

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そんなわけでまた通勤電車を新宿で途中下車し、西口改札を抜けて新宿大ガードの交差点の横断歩道を渡ってこちらへ向かった。

そこからそう遠くない同店の西新宿七丁目店の斜向いに位置で営業するその店頭へやって来た。これまでに何度かイベント会場として営業していたことがある場所のようだ。

建物入口右手には煮干研究所と言う表記があり、これまでのこの場所の役割が見えて来るものと言えそう。

そのまま見ればラボラトリー的な位置付けが出来そうだが、実際のところ大局的に見れば、今回店舗として利用する等あらゆる色々な利用を試みて行く場所となり得るのだろう。閑話休題。

入口左寄りの店頭には券売機が設けられており、そこでローストポークチャーシューと角煮が一つずつ付く角煮温麺を選んで、追加トッピングするかと味玉らしき煮蛋も選んで、ラストにオジヤするかと小ごはんのボタンもさらに連打した。

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そのチケットを手にして入店して行くと、手前にテーブル席が4卓あって、奥の厨房の前にカウンター席が用意されているフロアが広がっていた。ふと見上げるとミラーボールが、往年のディスコをイメージさせるように天井で回っていた。

店内は比較的空いていて、入口周辺に案内ボードがあったこともあって、その傍のテーブル席に座らせて貰うことにした。すると店舗スタッフの方が、麺のサンプルを乗せた大皿が映る大きく引き伸ばしたフォトを手にして来られた。

そこにはかなり幅広の紐皮麺に手もみ麺と平打麺、そして店主が中国で出会った麺を参考にして作り上げたらしい幅広いビャンビャン麺が大皿に横たわっていた。

さらに本日は特別限定らしい、三層構造のようなスリット入りの平打角切り麺を作って見たそうで、それが皿に乗って来ていてそれも選べるとのこと。

悩んだ末に麺は本日特別提供のスリット入りにすることにした。そして味噌と醤油はやはり味噌にして、200gから500gの間で選べる麺量は400gを希望。

なおチケットは温麺にして購入していたが、先客がオーダーしたつけ麺を見ている内に、それがいたく美味そうに見えただけにつけ温麺にして貰うことにした。

なお傍にある提供メニュー名は中国風の漢字ばかりで、思わず多彩な麺を用意するなど、何処か渋谷から恵比寿に移転した中華そばすずらんを彷彿とさせた。

そう言えば渋谷の店舗はお互い近い距離に当時あり、慣れ親しんだ間柄なのかも知れない。ちなみに店内などの案内を見ると、店名の魚露とは魚醤の別名であることが記述されていた。

案内の中に今月いっぱいがソフトオープンと言う記述がなされており、すると月明けは休業だったようなので、昨日の2016月8月2日が本オープンとなるらしかった。程なく到着。

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それではと行かせて貰えば、そこはさすがと言える風情が実にたまらないもの。インパクトは予想を超えるもので、号泣極まる満足感に終始した。真空低温調理の肩ロースチャーシューと子供の拳大サイズの角煮は、それにしても絶大に素晴らしかった。

煮干しはカタクチだけでなくアゴ・アジ・エソなど20種類以上入っているらしく、味噌も赤味噌や白味噌を多彩に使用しているようだった。

さりげなくタイミングを見計らってお聞きすると、やはり店名の冠にもなっている魚醤もスープに入っているそうで、それが煮干しと味噌ダレから来るありがちな面持ちとは違う風合いにさせているところなのだろう。

後半になってから卓上にあった煮干し酢とミル容器に入った黒粒胡椒を味変として利用したがまた良かったし、スープ割りも素敵だった。

ラストにライスをそこに入れてオジヤとして愉しみそれもやはり美味しく堪能出来て、それだけに気がつけば完食だった。

いや、かなりとんでもなく絶大に果てしなく、清絶高妙・心満意足・威風凜凜・光彩陸離の素晴らしさと言うしかなかった。

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★ 魚露温麺 凪 (ギョロオンメンナギ)

住所/東京都新宿区西新宿7-19-2 TEL03-3366-2140 定休日/無休 営業時間/11:00~23:00
※アクセス
JR山手線新宿駅西口下車。大久保方面へ進み、新宿大ガード西の交差点を青梅街道へ進んで行き、200mほど先の歩道橋先の右路地を入る。そして50mほど先の左路地を曲がりその先の十字路を右折。40mほど歩いた左側にあり。
     
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