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夏の陽射しが気温を上げさせて見上げれば積雲が次第に層積雲になって行った、路線バスのコンディショナーの風切り音が耳につくのが既に当たり前となっていた八月葉月四日の木曜日。

今日も仕事が終わって外に出れば、穏やかな夜風がネオンさえも夏をイメージさせていたそんな午後七時過ぎだった。

2012年1月29日に開業した元力士の方が厨房に立つ、上野駅からほど近い場所で営業しているこちらのようだ。シドニーの人気豚骨ラーメン店である亮亭で修業経験もあるようだ。

佐渡ヶ嶽部屋から元大関の琴風が五人の内弟子と共に分家独立して1987年に創設した相撲部屋である、尾車部屋で光風勤勝と言う四股名で角界におられた森下店主らしい。

今年の2016年3月17日にリニューアルオープンを果たしたらしく、それを機にして全粒粉率が70%にもなると言う切刃14番手の平打ち太ストレートの黒全粒粉麺を利用するようになったと言う。

これまで土曜日限定で濃厚煮干系メニューを提供していたようだが、さらなる施策として2016年7月8日から金曜日は店名を日の丸さんじとして鴨つけそばを提供するようになったそうだ。

そんな新ブランド店オープンをきっかけにして、こちらのここ最近の動向を知るところとなって、とりあえず通常ブランド営業日の方を訪れて見たいと少し前から考えていた。

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そんなわけで今夜こそ仕事帰り立ち寄って見るかとなって、秋葉原で通勤電車を下りて上野に足を伸ばしその店頭へやって来た。

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さっそく入店して行くと、先客が数人のフロアが広がっていた。券売機が入口の傍に設けられていて、様々な提供メニューのボタンにさてどれにするかとなってしまった。

厨房におられた店主に相談して見ると、五月下旬頃から提供が開始された限定らしき昆布水つけそばがお奨めとのこと。

素直にそのご案内に従ってそのボタンを選んだ。麺量を確認させて頂くと、並盛は180gで大盛だと260gだそう。

それならば麺量は大盛で行こうとなって、特製仕様のトッピングが出来るかさらにお聞きすると、200円支払えば対応してくれる案内に、チケットにその金額を添えてカウンタトップに置いた。

今月は10日から16日までお盆休みであることが記載されていた。またパイウォーターを使用している案内も見受けられた。程なく到着。

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なるほど麺はかなり黒くこれが浅草開化楼謹製の黒全粒粉麺かと目を見張った。千切りされた昆布が、麺に絡まるように入っていたスープは鶏がらダシに昆布ダシを効かせたものらしい。

それではと行かせて貰えば、怒涛の感動に襲われるその風情に、心しみじみとしてそれはもう実にたまらないもの。これは何と言う素晴らしい限定つけそばなのかと思うしかなかった。昆布はがごめ昆布を利用してるのだそう。

主に函館東海岸周辺で見られる籠の目のような凹凸紋様があることからそう名付けられた大変珍しい昆布の一種らしい。強いネバネバした食物繊維が付着していて、それは水溶性多糖類で臓器修復効果などがあるとされているそうだ。

低温調理の豚ロースチャーシューと鶏チャーシューも猛烈に泣ける風合いで、ひたすらその感動が食し終えるまで変わることはなかった。それだけに、気がつけば完食だった。

ドンブリの底には、えげつなぁ~の文字が笑顔の男性と共に刻まれていて、おそらく喜劇俳優・岡八郎師匠のギャグを真似たものなのだろう。

いや、かなりとんでもなく絶大に果てしなく、これぞ大号泣ものの感慨無量・意気軒昴・気宇壮大・虚心坦懐・少壮気鋭・緊褌一番の素晴らしきつけそば以外の何物でもなかった。

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★ 上野 さんじ

※公式ツィッター~https://twitter.com/sanji_kinchan?lang=ja
住所/東京都台東区東上野3-25-12 池田工芸本社ビル1階 TEL03-5812-8023 金曜(日の丸さんじ営業日)・日曜 営業時間/11:00~15:00中休18:00~21:30 ※土祝は昼営業のみ
※アクセス
JR上野駅正面玄関口側スカイウォーク奥のエスカレーターを下りて行き、500mほど歩いて行った十字路左側手前にあり。
      
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