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青空へ覆い被さるように灰色のうす雲が広がり陽射しがその分だけ淡くなって、湿気をたっぷり含んだ大気が気温以上の暑さを感じさせた八月葉月後半十八日の木曜日。

今日も仕事が終わって外に出れば、都内は大雨と落雷が見られ大気が乱れた一日だったようだが、それも落ち着いて一段落し小康状態となっていたそんな午後七時過ぎだった。

門前仲町駅周辺にも気になる新店が、今月上旬の2016年8月2日にオープンしていて、今夜こそ仕事帰りに立ち寄って見るかとなった。

定評ある人気店でその運営に携わったこともある方らしく、そこで提供される中華そばは、かなりこだわり抜いた無化調スープだそう。

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そんなわけで勤務地の吉祥寺から中央線快速ならぬ地下鉄東西線電車に乗車。門前仲町だけに、乗り換えることなくやって来た。

出口1から外に出て永代通りを東陽町方面へ進んで行き、富岡八幡宮を越えて駅から400mほど歩いた頃だろうか、左側にその店名看板が掲げられた建物の入口に到着した。

建物の中へ入ると鉄筋コンクリートの建物ながらエレベーターは無く階段のみで、そこを上がって行くとその3階にこちらが営業していてさりげなくここかと入店して行った。

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目の前に厨房があり店主と目が合ったので軽く会釈すると左手に客席フロアが広がっており、そこを進むと小型券売機が待ち受けていて、その前に立って決めかねていたオーダーの最終判断に迫られた。

やや悩んでから醤油味の特製ラーメンにするかとなって、こちらの特製は肉ワンタン3個とチャーシュー2枚だったので、追加トッピングで味玉のボタンを連打することにした。

そしてご飯ものサイドメニューがなかったので久しぶり麺大盛にするかとなって、その麺量を確認させて頂くと並盛150gに対して大盛は225gだそうで、それをお聞きしてから大盛のボタンも押してチケット全てを横に来られた店舗スタッフの方に手渡した。

するとお好きな席にどうぞと案内されたので、一番奥の左端が落ち着けそうだったので、そのテーブル席に腰掛けさせて貰った。

意外なほど広いフロアに思わず見渡してしまった。グラフィックアートがフレームに入って、白い壁面に飾られていた。

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店主は東京都出身の東京育ちで、そうは言っておられなかったが、チャキチャキの江戸っ子だそう。店名は店主のお名前だそうで、静岡県掛川市に多い榛葉姓らしい。程なく到着。

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それではと行かせて貰えば、穏やかな持ち味の中に、力強い風情が実にたまらないもの。それは無化調スープらしからなぬ、しみじみとした味わいと言うしかなかった。

和だし魚介スープと動物系スープをそれぞれ炊いて直前に合わせるいわゆる無化調Wスープのこちらのようで、和だし魚介スープはアゴ煮干し・鮪節・秋刀魚節・宗田節・真昆布・帆立貝紐の魚介食材を利用したものらしい。

そして動物系スープは秋田比内地鶏の丸鶏・モミジ・ガラと、新潟産和豚もちぶたのゲンコツ・豚足に牛のテール部を、6種類の野菜と共に7時間以上炊いたものだそう。

そこに広島の岡本醤油醸造場の特吟さいしこみ醤油をベースにしたカエシだそうで、この支那そばの醤油味は肉系スープのコクを引き出すよう考慮して仕上げたものらしい。

ちなみに白だしそばは愛知日東醸造しろたまり醤油を軸にしたカエシだそうで、そちらは和系スープに合うように調整しているそうだ。

肩ロース肉とバラ肉の豚チャーシューは和豚もちぶたを使用し、その脂の旨味を損なわないよう控え目の味付けにしている案内がなされており、まさしくその通りで素晴らしかった。

三河屋製麺謹製の国産小麦ブレンド粉使用の中細ストレート麺も相性良く、八角や桂皮等が入る五香粉を忍ばせた肉ワンタンもなるほどとても素敵だった。

メンマは乾燥メンマを意図的に比較的浅い4日で戻して、そこに風味づけして昔ながらの風合いをイメージして提供しているものだそう。

またサポニンに含有量が圧倒的に多く健康に良いとされている、高麗人参を漬けたお酢が各々の卓上に置かれて異彩を放っていた。思わず後半になってから入れて見たが、お酢が持つ相乗効果が良い方向性を造作していて実に良かった。それだけに、気がつけば完食だった。

いや、かなりとんでもなく絶大に素晴らしく、進取果敢・雲心月性・真実一路・質実剛健・剛毅果断・謹厳実直・外柔内剛から生じたなかなかの支那そばだった。

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★ 支那そば しんば

麺量/並盛150g・大盛225g
住所/東京都江東区富岡1-22-26 杉田ビル3階 TEL03-5639-2511 定休日/月曜日 営業時間/11:00~15:30中休17:00~22:30
※アクセス
東京メトロ東西線門前仲町駅出口1下車。永代通りを東陽町方面へ進んで行き、富岡八幡宮を越えて駅から400mほど歩いた左側にあり。
     
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