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台風10号は東北の太平洋沖を北へ向かい、悪天候が懸念されていた関東地方は緩やかなやや強い風がそよぐ程度で、暗い灰色の雲が広がるものの正午前後は陽射しが時折り煌めくように街角を照らしていた八月葉月三十日の休日火曜日だった。

広島魚介濃厚系元祖店で2003年4月創業であるらーめんふじもとの暖簾分け店として開業した地元人気店永斗麺の東京進出店が、つい数日前の2016年8月26日に渋谷ファイヤー通り沿いにオープンしたとして気になっていた。

2013年2月6日に紙屋町本店がオープンして、2015年2月26日に2号店となる段原店も営業を始めた広島市内の人気ラーメン店の永斗麺だ。

どうやら2015年11月に株式会社コンプリート・サークル なる企業が、そのラーメン店の営業権を取得したようで、今回その関連店舗が多く営業している渋谷にその直営店をオープンさせたようだ。

同社はわずか6坪の小さなバーを広島市内で1996年から始めたその八丁堀地区に本社を置く企業で、今や東京と広島と九州エリアに人気カフェSUZU CAFE など32店舗の系列店を営業して多くの人気店を持つ成長企業らしい。

渋谷ならばいつもの様に午後のひとときをパンケーキで愉しみたいこともあって、休日を利用して平日のランチタイムに訪ねることにした。

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そんなわけで黄色い総武緩行線電車で代々木まで出て、山手線内回り電車に乗り換えてまた渋谷へやって来た。

ハチ公改札から外に出て山手線左手側の公園通り一番街を原宿方面へずっと進んで行き、タワーレコード先のガードを潜らず直前の東電電力館前交差点からファイヤー通りへ。

東京消防庁渋谷消防署があることに由来する通りの名前だが、その信号交差点から80mほど歩いたちょうどその周辺に位置する右側建物の2階に店名が大きく案内されていてあそこかとなった。

そのビルの1階に在るアパレル系ショップも、事業部こそ違え同じ運営企業の店舗だそう。

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さっそく階段を上がって行くと、つつましく描かれた抽象化したような一匹の秋刀魚が出迎えてくれた。その入口に券売機が待ち受けていて、エビらーめんやホタテらーめんにあぶら麺などが気になりながらもサンマらーめんを選択した。

サイドメニューも行くかと様々なラインナップの中から、ネギ塩豚丼のボタンを連打することに。

振り返ると店舗スタッフの明るい挨拶にチケットを手渡した。すると好きな席へどうぞとなって、それを受けて傍にある島型対面スタイルのカウンターの隅席に腰を降ろした。

店内は今風のコンクリ打ちっぱなしのフロアで、奥の壁面はまるで城の石垣のようになっており、思わず武者返しかと思うしかなかった。

何処でも見られるようになった透明樹脂製の冷水ボトルにコップが積み重ねられて手元に用意されていたが、冷水は麦茶仕様になって重ねられたコツプのトップには埃が入らないよう蓋がさりげなく置かれて素晴らしかった。

店名の由来をお聞きして見ると、ベテランスタッフの方が教えてくれた。数字の8を横にするとインフィニティとなって、無限大や永久的と言う意味合いになって、そこから創業店主がその店名漢字を思いついたそうだ。

誰からも愛される忘れられない店名にしたいところから、往年の人気アニメのエイトマン に掛けてその店名となったそうだ。

紙屋町本店のスタッフが渋谷店のこちらへ来て、万全の対応で臨んでいるそう。広島2店舗のラーメンを東京のトレンドに合わせて、少しだけ味などのシフトを変えて提供されていると言う。

思わず具体的にどう違うのかお聞きして見ると、麺のコシを強めにして幾分カタメで茹で上げて、スープの持ち味も少しだけ濃厚気味に調整しているそうだ。程なく到着。

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素茹でされたモヤシに青ネギが散らされて、醤油スープからは細ストレートの麺が顔を出していて、如何にも広島風の中華そばらしかったが、その醤油スープは濁って魚粉らしきものが浮いていた。

それではと行かせて貰えば、なるほど秋刀魚節をこれでもかと効かせた持ち味が実にたまらないもの。

こちらは大量の良質な国産ゲンコツを一気に炊き込む独自製法の豚骨ダシに、秋刀魚節などから抽出した旨味エキスを合わせた無化調スープだそう。

最後に追い鰹ならぬ追い秋刀魚節をして提供するらしく、これにより秋刀魚節の旨味がたっぷりのサンマらーめんとなるそうだ。

秋刀魚を効かせたラーメンと言うと、焼きサンマをミキサーに掛けて入れた創新麺庵生粋 の正油そばがあるが、こちらの風流な持ち味はまた違ったスタイルと言えてその独自性が実に素敵だった。

卓上には一味唐辛子や胡椒に胡麻が用意されていて、さらに刻み玉ネギが容器に多めに用意されていて、ラーメンの中に入れるとこれまた愉しい風合いとなって良かった。

豚バラ肉チャーシューがまたなんとも美味しく、まさしくクセがないのにクセになる、そんな広島のエッセンスが利いた秋刀魚節中華そばと言えた。

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サイドメニューのネギ塩豚丼も実に泣ける風合いで、玉ねぎもしこたま入れて愉しみそれだけに気がつけば完食だった。

いや、かなりとんでもなく絶大に果てしなく、恐懼感激・恩沢洪大・恐悦至極・祖先崇拝・遠慮会釈の素晴らしき一杯と言うしかなかった。

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★ サンマらーめん あぶら麺 永斗麺 EIGHT MEN 神南店

※企業サイト~http://www.completecircle.co.jp/
住所/東京都渋谷区神南1-9-5 グリーンビルⅡ 2階 定休日/無休 営業時間/11:00~22:00
※アクセス
JR渋谷駅ハチ公改札下車。山手線左手側の公園通り一番街を原宿方面へずっと進んで行き、タワーレコード先のガードを潜らず直前の東電電力館前交差点からファイヤー通りへ入り、その信号交差点から80mほど歩いた右側建物の2階にあり。
 
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