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二重構造で出来た魔法瓶のように高層雲と層積雲が青空と陽射しを閉ざし涼風(すずかぜ)が行く季節の表情を映して、駅構内の観光ポスターは既に紅葉に染まっていた九月長月中旬十四日の水曜日。

今日も仕事が終わって外に出れば、穏やかな夜風がそよいで夜のネオンさえも何処か秋めくそんな午後七時過ぎだった。

JR亀戸駅周辺の京葉道路沿いに、先月の2016年8月17日から仮営業を始めたラーメン店がオープンしたようだ。

横浜家系ラーメンのくれ家が営業していた店舗らしいが店名にホンマが入るだけに、ハッスルラーメンホンマさんの関連店ではないかと推測したりしてそこは気になるしかなかった。

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そんなわけで仕事帰りに、さっそく立ち寄って見るかとなった。と言うことで、いつもの通勤電車を亀戸で途中下車。

北口改札口左手の明治通りを左手に進んで行き、程ない京葉道路に出たら歩道橋を利用してその大通りの右手左側の歩道に下りて行く。

その道すがらに以前訪れたことがある豚゙竜さんが残念ながら閉店していた。そこを通り過ぎて程なく通り沿いの左側にこちらが営業していた。

テナントとして入る鉄筋コンクリート構造の建物が、外装修繕工事中のようで足場が組まれており、至る所にビニールシートが張られていて、いかにも仮営業中であるこちらの雰囲気を高めていた。

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さりげなく入店して行くと、右手に券売機が設けられていた。ボタンを見ると、塩とんこつラーメン、醤油とんこつラーメン、味噌とんこつラーメン、辛味噌とんこつラーメンと言うラインナップ。

どれもが500円前後の廉価な価格設定となっていた。厨房におられた方にどれが良いか相談すると、味噌とんこつが良さそうだったのでそれを選ぶことに。価格は仮営業中の特別価格だそう。

サイドメニューも行くかとなって、バツ印ばかりが目立つ券売機のボタンの中で、夜限定と添え書きされていた叉焼丼が押せるようになっていたことに気づいてそのボタンを連打した。

先客ゼロの店内かと思いきや一番奥に人が一人居て、先客かと思えば同じ建物の何処かの店の方らしく、奥に進むとその方はその傍にあった出口から出て通路の奥の方へ消えて行った。

厨房の方と何も話さなければ、よく有りがちな横浜家系ラーメンチェーンのリニューアル店の様相のこちらで、ラーメン自体もそんな感じだけに誰もそれを疑わない所だろう。

しかしながらそこは厨房の方と、いつもながらのように世間話しに花を咲かせる私だけに、こちらのことが全て判り、なるほどそうだったのかとなった。

厨房におられた方は店主で、替玉2玉無料で知られる博多風龍の渋谷本店に、4年ほどスタッフとしておられた中国山東省蓬莱市出身の孫(ソン)氏と言う方だった。

共同運営者の方が就労ビザの関係で中国に帰っている間ながら、先月のお盆明けからテナント賃料が勿体ないこともあって、店舗営業に慣れるためにも先行仮オープンすることにしたのだそう。程なく到着。

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仮営業中は大成食品の麺を利用したラーメンを提供して行き、問題なく予定通りに行けば10月1日から本オープンさせるそうだ。

それを機にして店舗看板のビジュアルにもあるように、馬賊のような中国式の手延べ麺を提供して行く店舗となるそうだ。なお、ハッスルラーメンとは関係ないそう。

店主の田舎である地元では、80年の歴史がある手延べ麺を提供する店舗が営業していると言う。なお店内の至る所に見受けられる家系店インフォは、全て以前に営業していた店舗のものだそう。

卓上調味料の中に自家製らしきラー油が置いてあったのでそれについてお聞きすると、以前北京赤坂店に勤めていた地元の先輩からそのラー油の作り方を教えて貰ったそうだ。

北京と言えば昨秋その新宿店に訪れた中華店で、そこでは中国手延べ麺が提供されていたものだ。なるほど。

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白髪ネギのビジュアルも鮮やかな味噌とんこつラーメンがやって来た。スープは豚骨と香味野菜のみを臭みが出ないよう注意しながら長時間炊き込んだものだそう。

無化調とは言い切れないが、化学調味料は入れてないスープらしい。またチャーシューと味噌ダレは手作りの自家製だそう。

それではと行かせて貰えば、味の素が入らない穏やかな面持ちが実にたまらないもの。チャーシューも、なるほど良かった。

大成食品謹製の中太縮れ麺の風情がまた素晴らしく、味噌の味わいが独特ながらその風合いに合っていて実にとてもなかなかだった。

そんな味噌ダレは越後赤粒味噌と江戸甘味噌に、三年熟成八丁味噌と米味噌を独自ブレンドしたものだそう。背脂が良い風情を倍加させており、これまた絶妙で実に泣けた。ちなみに塩ダレの方も自家製らしく、今後は醤油のカエシも自家製化して行く予定だそう。

替玉1玉無料だそうで、それならば味噌スープだけに本来は同じ中太縮れ麺をお願いするところだが、そこは細麺も愉しんでみたいだけにそちらを希望することに。

そこで自家製ラー油等をたっぷり投入して行かせて貰えば、これが大正解な攻め方で実に素敵な風情のラー油と言うしかなかった。チャーシュー丼もマヨネーズを和えたものでこれまた実に良かった。それだけに、気がつけば完食だった。

いや、今後が楽しみなダイヤの原石系と言えるなかなかの美味しさで、少壮気鋭・誠心誠意・猛攻怒涛・意気軒昴・気宇壮大・品行方正な素晴らしさだった。

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★ 本馬麺屋(ほんまめんや)

住所/東京都江東区亀戸1-39-1 ハピーハイツ1階 TEL非公開 定休日/当分の間無休 営業時間/11:30~15:00中休17:00~翌2:00頃※スープ終了まで 
※アクセス
JR総武線亀戸駅北口下車。改札口左手の明治通りを左手に進んで行き、程ない京葉道路に出たら歩道橋を利用してその大通りの右手左側の歩道に下りて、そこを50mほど歩いた通り沿いの左側にあり。
 
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