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朝方まで降っていた雨も止んで濡れたアスファルトが乾かされて行くものの、層積雲がまた青空と陽射しを隠していた一雨毎に秋へ向かう九月長月も半ば十五日の木曜日。

今日も仕事が終わって外に出れば穏やかな夜風がそよいで、高層雲がゆったりと流れ月が隠れては現れていた、そんな朧月夜の午後七時過ぎだった。

こちらもまた大いなる宿題店の一軒で、実は数年前に一度店頭に立つもフラれてしまいそのままになっていたが、本日考えていた幾つかの訪問予定案の中から生じたこともあって今夜こそとなり立ち寄ることにした。

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そんなわけで通勤最寄り駅から総武緩行線電車に乗って大久保で下車。北口改札を通り抜けて、前方の大久保通りを横断歩道を渡ってから右手へ。

線路脇の次の左路地を入って道なりに歩いて行く。400m程度先のローソンがある通りに出たら右手に60mほど進んだ頃だろうか右側に風情も良くこちらが佇んでいた。

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さっそく入店して行くと閉店間際の時間もあってか、先客2名のもの静かなフロアが広がっていた。中ほどのカウンター席に腰掛けてから徐にメニューを眺めて、店内に漂う甲殻類の香ばしいダシの香りもあって魚介味噌ラーメンをお願いすることに。

麺量を確認させて頂くと並盛は170g程になるらしく、1.5倍盛にすると225gになるそうでやや多く感じる量ながら、多加水系だろうしとその1.5倍盛でお願いした。

10年以上フランス料理に携わってフランスにも1年程修業して来られた、そんなフレンチ出身店主の室井慎二氏が2010年1月26日にオープンさせたこちらだそう。

知人がラーメン店を開業するとして手伝っている内に、感化したのが起因だったらしい。フランス料理のノウハウを活かしたラーメンを、独学で作り上げて提供しているそうだ。

提供メニューはオーダーした魚介味噌ラーメンに魚介醤油ラーメンや豚骨醤油ラーメンに豚骨和出汁醤油ラーメンがあり、そのつけ麺バージョンで魚介醤油つけ麺と豚骨和出汁つけ麺もあった。

ちなみに今月22日の祭日となる秋分の日は、普段ラインナップしていない濃厚魚介みそつけ麺のみを当日限定として提供する予定だそう。また10月1日は臨時休業の予定らしかった。程なく到着。

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それではと行かせて貰えば、猛攻怒涛の味わいが猛烈な勢いとなっていて、それはもう実にたまらないもの。甲殻類の蟹と海老をローストして鯛などの魚介を贅沢に使用した南仏スープに、濃厚な特製の味噌ダレが入るものだそう。

そこに泳ぐ麺は中華麺とフィットチーネときしめんとの融合新種麺と紹介されていたこだわりの平打ち麺らしく、個性的なスープに個性的な麺がぶつかり合うそんな素敵なラーメンだった。

ちなみにマジトン出汁と形容する豚骨スープの麺も、同様に個性を出したもので麺生地を多層構造にした中太麺だそう。

それにしても素敵な面持ちがあるスープで、南仏料理と言うとプロヴァンス地方の代表的な海鮮料理と言えるブイヤベースが思い浮かぶもの。

オリーブオイルで炒めてから魚貝類を香味野菜と煮込む料理だが、こちらでも香味油やラードならぬ植物油の菜種油を精製した白絞油を利用しているそう。

動物出汁は殆ど使用していないものの、隠し味程度に豚骨スープをレンゲ一杯程度入れているそうだ。それ以上に感じたのは、味噌ダレ調理時に使用している豚挽き肉の所為らしかった。

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瞬く間に麺が消えて、残るスープに思わず半ライスをオーダー。丼にそれを入れて、オジヤにしてそのスープを愉しんだ。気がつけば完食。

いや、かなりとんでもなく絶大に怒涛の如く途轍もなく、恐悦至極・感慨無量・英華発外・気韻生動・謹厳実直・錦心繍口の素晴らしさと言うしかなかった。

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★ 麺屋 優創 YUSAKU

公式ツィッター~https://twitter.com/menyayusaku2010
住所/東京都新宿区百人町2-19-11 サニーコープエトナ1階 TEL03-5937-4898 定休日/水曜日 営業時間/11:30~20:00LO
※アクセス
JR大久保駅北口下車。前方の大久保通りを横断歩道を渡ってから右手に進み、線路脇の次の左路地を入って道なりに歩いて行く。400m程度先のローソンがある通りに出たら右手に60mほど進んだ右側にあり。
 
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