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層積雲がまた青空と陽射しを隠して、疎らに浮遊する乱層雲が時折り微量の雨粒を滴らせていた、そんな九月長月も後半となって来た秋めく十六日の休日金曜日だった。

このところ多くの宿題店にも手を付けるようになって、そんな折り以前からご覧頂いているサイト来訪者様から、こちらに是非と言うお話しを頂いてそう言えばまだ訪れてなかったことにある意味愕然とした。

思えばこのサイトを始めた初期の頃から頭の片隅に絶えずあった人気取材拒否店で、何度となくその訪問を考えては何故かしら何かの理由で出掛けていなかったこちらだった。

取材拒否店だけにラーメン本やTV番組に登場することはないそんなこちらで、そんなこともあってかきっかけを失っては忘却の彼方になってしまう事が度々続いていたからかも知れない。

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そんなわけでもう今回こそは出掛けなければとなって、気になっている都内新店が幾つかある中でこちらへ出掛けることにした本日だった。

と言うことで総武緩行線電車で亀戸に出て、そこから東武亀戸線で終点の曳舟まで行き、東武スカイツリーラインの電車に乗り換えて鐘ヶ淵へやって来た。

電車を降りて改札口へ向かうと、日光へ往復する特急スペーシアが、徐行運転しながら横を通り過ぎていた。その向こうの空の彼方には、東京スカイツリーが空を突き刺すように直立していた。

改札口を出ると界隈は曇り空が広がり、傘が要らないほどのごく微量の雨が、落ちては止んでを繰り返していた。

前方の西口広場前に立つと斜め前方に進む道路があり、そこに入って行くと梅若商栄会と記されたポールが左右に見受けられた。とは言え商店街にしては淋しいその道路だった。

信号交差点をさらに直進して行くと、大きなマンションが前方にある墨堤通りに出た。そこを左折して100mほど歩いた頃だろうか、その通り沿いの左側に風情も良くこちらが営業していた。

以前は墨田区堤通2-3-15で営業していたこちらだが、現在の場所より白鬚橋寄りの同じ墨堤通り沿いだけに、少し動いた程度の移転に留まったようだ。

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さっそくその敷地に入って行くと屋根のある庭になっていて、そこにあったテーブルで数人の先客がラーメンを口にしていた。その奥に店舗建物があり引き戸を開けて入れば、さすが人気店のこちらだけに盛況な店内が待っていた。

厨房前奥寄り手前側のカウンター席に促されたので、その指示に従いその席に腰を下ろした。ネットで見つけた醤油半パーコー半チャーシューを、手元にあったメニューリストや壁面のメニューを見てもなかったので厨房の方にお聞きして見た。

すると常連さん向けの裏メニューなのだろうか、記述されていないものの対応してくれるそうで、それならばとそれを餃子と共にお願いすることにした。

2008年9月に現在の場所に移転したこちらだが、創業店舗でいつ頃から営業を始めたのか、そこは気になるものだ。

そこでさりげなく厨房スタッフの方にそこら辺をお聞きして見ると、創業29年になるこちらだそうで、すると1987年の昭和62年頃に開業されたところだろう。

国鉄が消滅してJRグループが発足し、悲しくも俳優の石原裕次郎氏が他界して、銀座の土地が1坪1億円を突破し国内では財テクブームの現象が起きた年だ。程なく到着。

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醤油の半パーコー半チャーシューでオーダーが通っていたが、半チャーシューはそれなりの量ながら、半パーコーは通常の倍近い量で、良い意味ですでにおそるべし。

それではと行かせて貰えば、怒涛・猛攻・猛烈の素敵な味わいが、もうとんでもなくそれは実にたまらないもの。パーコーにチャーシューも、それは絶大なる美味しさ。

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鶏ガラベースの香味野菜も入れてしっかり炊いた感じの清湯醤油スープは風情も豊かな持ち味があるもの。これだけで3回は号泣出来るのではないか?

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たっぷり入る香味油らしきオイルは定かでないが、胡麻油のような植物油風の持ち味でサラっとしており、このしつこくない風合いがまたこのラーメンの風情の良さを押し上げていた。

そこに泳ぐ細ストレート麺が気持ち低加水気味で、それでいて適度にモチモチしておりこれでさらにもう2回は号泣出来そうだった。

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焼き餃子に醤油やラー油を掛けて頬張ればこれまた絶妙可憐な美味しさで、ムチムチした皮を噛み千切るとジュワッと肉汁が出てニンニクの風合いが実に素敵だった。

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これまでこんな感じの満足感に浸れた時があったろうか?と自問自答するしかなかった。それもあって、思わずまたラストにスープへご飯を入れてオジヤにするかとなって、小ライスを追加オーダー。

オジヤの予想通りの風合いの良さに、スープ一滴残さず飲み干し、それはもう気がつけば完食だった。

いや、かなりとんでもなく絶大に果てしなく、感慨無量、恐悦至極、余韻嫋嫋、文質彬彬、終始一貫、絢爛華麗、そして気韻生動の素晴らしさと言うしかなかった。

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★ ラーメン珉珉(ミンミン)@鐘ヶ淵

※公式フェイスブックは、こちらになります
住所/東京都墨田区墨田2-5-4 TEL03-3614-1943 定休日/火曜日及び第2第3水曜日 営業時間/11:30~14:00中休18:00~24:00
※アクセス
東武スカイツリーライン鐘ヶ淵駅下車。西口広場前の斜め前方に進む道路を歩いて行き、信号交差点を直進してさらに直進。大通りに出たら左折して100mほど歩いたその墨堤通り沿いの左側にあり。
    
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