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黄葉する枯葉を落とすのに充分なほどの大粒の冷たい雨が、暗い天空の灰色の空から落ちていたそんな十一月霜月後半十九日の週末土曜日。

今日も仕事が終わって外に出れば、雨は日暮れ前には止んだようで、穏やかな夜風が心地良くそよぐ午後七時過ぎだった。

四ツ谷周辺につい先日しばらく前から告知していた某新店がオープンして、今夜辺りならと店頭に立てばこれが午後八時前ながら既にスープ切れだそう。

それならば致し方ないとなって、そこは四ツ谷ならば名店のこちらとなるもので、そこからそう遠くない新宿通りと三栄通りの狭間で営業しているその店頭へ歩いてやって来た。

この周辺に2010年10月12日オープンさせた徒歩徒歩亭へ少し前に訪れたものだが、そちらの屋号は1961年に創業店主の原澤宏也氏が屋台で始めた時の屋号で、その後こちらの屋号である支那そば屋こうやを1983年に開業させたようだ。

以前は新宿区三栄町8で営業していたこちらで、そこへ随分前に訪れているが移転してからは訪ねていなかった。徒歩徒歩亭を開業した時にこちらの屋号は実弟に譲られたらしく、そして2011年8月1日にこの地へ移転を果たして今日に至っているようだ。

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そんなわけでさっそく入店して行くと、さすが人気店だけに今夜も盛況なフロアが奥まで続いていた。

中ほどのカウンター席に促されて、そこへ腰掛けつつもメニューになかったものの叉焼雲呑麺が対応可能かお聞きすると大丈夫だそうで、それならばとお願いすることに。

そしてチャーシュー丼のようなサイドメニューの無いこちらながら、何気なくメニューリストを見ると鶏手羽煮付1本100円の文字が。それならばとその味付け手羽先を2本、ライスと共にお願いすることにした。

以前訪れた時にも提供していた牛もつそばが、それにしても気になるしかなかった。そしてよく見ると角煮青菜麺と言うのも見つけ、あらためてこちらの提供メニューの多さに驚いた。

ふと見ると背中の壁面には、意味ありげな空の大きな一文字が記されていた。程なく到着。

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それではと行かせて貰えば、その大号泣出来る味わいに、只々無心になって喰らうしかないもの。もう何たる旨さなことか。これだからラーメン食べ歩きは、やはり筋書きの無いドラマと言うしかなかった。

スープは豚骨・鶏ガラ・玉ねぎベースのこちらで、独特な面持ちながら王道一直線の絶妙極まる味わい。そこに泳ぐ中細麺は新宿五丁目で製麺業を営む、株式会社吉田食品謹製のもので多加水気味の風情でこれまた良かった。

定評あるワンタン同様に、チャーシューもそれだけで二晩は泣ける素晴らしさだった。

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ライスに前半は甘辛いタレが染み込んだ鶏手羽煮付を置いてしっかり味わいながら愉しみ、後半はチャーシューとワンタンを乗せてからスープをたっぷり注いで喰らいしみじみした。

それだけに、気がつけば完食。いや、拍手喝采・猛烈号泣・完全無欠・恐悦至極の感動の嵐に包まれつつも、英華発外・一往深情・観感興起・驚心動魄・気炎万丈の素晴らしさに酔いしれるしかなかった。

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★ 支那そば屋 こうや

住所/東京都新宿区四谷1-23 上野KGビル1階 TEL03-3351-1756 定休日/日曜・祝日 営業時間/11:30~22:30
※アクセス
JR中央線四ツ谷駅下車。四ツ谷・麹町口下車。改札口を左手に出て前方大通りの横断歩道を渡り、駅前しんみち通りを入って行きその通りのさらに直進した程ない右側にあり。


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