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夜半から降り出した冷たい雨が朝方も降り続いていて、乱層雲が街を墨色に染めていた寒さひとしおの冬めくそんな十二月師走初日の木曜日。

今日も仕事が終わって外に出れば、そんな雨も正午前には上がったようで、乾いたアスファルトに穏やかな夜風がそよいで、12月らしく冷え込む午後七時過ぎだった。

麺屋けくぅ、ら~めん孝と営業して来た秋葉原エリアと言える場所に、また新たなラーメン店がオープンしたと知り、そこはやはり気になるところとなって仕事帰り立ち寄ることにした。

青森四大ご当地ラーメンと言えば、津軽煮干しラーメン、青森味噌カレー牛乳ラーメン、八戸ラーメン、そして十三湖しじみラーメンと言うことらしい。

そんな一つである十三湖の大和シジミが入るラーメンを提供する、青森市本町で2003年7月1日に開業した、市内人気ラーメン店の東京初進出店だそう。

津軽半島北西部に位置する十三湖は、岩木川と日本海に接する淡水に海水が侵入するいわゆる汽水湖で、日本有数の大和シジミの産地として知られているそうだ。

そんな十三湖産の大和シジミは、他の国内産シジミと較べてアラニンやグルタミンが豊富に含まれているらしく、それはアルコール分解酵素を活性化させる働きがあるそうだ。

ちなみに十三湖しじみラーメンの元祖店は、五所川原市十三湖沿いで営業する、1974年創業の食事処和歌山と言うドライブインであるらしい。

公式フェイスブックによれば、昨日2016年11月30日の夜営業から、プレオープンにて営業が開始されたこちらのようだ。

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そんなわけで通勤電車をまた秋葉原で途中下車して、万世橋を渡り靖国通りの横断歩道を渡ってから左手に歩いて行くと、中央線ガード高架下の直ぐ手前の右手にこちらが営業していた。

ふと見るとシジミはボケや老化の防止など、それはかなりの様々な効能もあるらしく、店頭にそのことが紹介されていた。

そう言えば今春訪ねた新宿の青森居酒屋がるがるでも青森十三湖のシジミらーめんを提供していたものだ。その店内には勇壮なねぶた祭りで見る、ねぶたの山車をイメージさせる装飾がなされていた。

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こちらも店先からそんな迫力あるねぶたがあり、入店して行くとフロアも同じような山車をイメージさせる装飾があった。

思わず脳裏にラッセラーの掛け声が広がるほどにそれはもう青森一色に染まる入口と店内だった。ともあれ左手の券売機の前に立って、コク塩味ラーメンとチャーシュー丼(小)のチケットを購入。

おつりを手にしようとする頃、後続客が来られたのでそそくさとしながらも顔を上げると、何処かで見た御仁と思えば、そこには何と東京希望軒@人形町でお会いしたばかりの大御所ブロガーいけ麺さんがおられた。

テーブル席で行きますかとなって、そこに二人して腰掛けて注文した品物が着くまで、こちらでもまたラーメン談義に花が咲くフロアとなった。

こちらで使用するシジミは、青森十三湖で収穫される大和シジミの中でも、比較的小ぶりの18mm以上の中粒サイズを利用しているそうだ。

青森本店直営の2号店となる、東京初進出店のこちらだそう。なお東京秋葉原店夜提供数量限定メニューで、今後美白なる豆乳ベースのラーメンも始める予定があるようだ。

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あとで気がついたが、奥のねぶたの男のあご髭部分が、ぶつかり易い位置になっていて、注意喚起を促す案内が貼られていた。

時に先月の始め八王子市内に開業した、うこっけいらーめんはなとりを訪れたものだが、そこでもシジミらーめんも提供していた。

店主の出身地が青森脇野沢で、うこっけいらーめんの中にお麩が入っていて、青森のラーメンにお麩は欠かせない具材であることを教えて頂いたものだ。程なく到着。

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こちらのラーメンにも同じようにお麩が入っていて、はなとりでのそんなやり取りが思わず交錯するしかなかった。

それではと行かせて貰えば、シジミだけにしみじみと来るその風合いが実にたまらないもの。シジミ しみじみ ジミ・ヘンドリックス、と言うしかなかった。

鶏ガラスープにたっぷりのシジミが貝殻ごと入っていて、スープを口にすればシジミ特有の滋味深い味わいがそれにしても素晴らしかった。

中細の縮れの強い麺も風情良く、体が喜ぶ成分が多い所為なのか、やたら美味しく感じられた十三湖しじみラーメンだった。

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いけ麺さんのあっさりのスープを少し飲ませて頂いたが、神奈川淡麗系にも似た瑞々しい風合いが実に良かった。

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あっさり塩味は鶏ガラと野菜にたっぷりのシジミを利用した仕様らしく、コクしお味はそこへさらにタマネギの香味油などを追加して一段とコクのある味わいに仕上げたものらしい。

店頭に青森県むつ市の大東製麺と青森市の加福製麺所二つの製麺所から開店祝いが飾られていたが、あっさりとコクしおで使い分けているのかも知れない。

チャーシュー丼も実に美味しく、ラストに残ったスープを投入して口にすれば、大号泣出来るその美味しさだった。それだけに、気がつけば完食。

いや、有頂天外・歓天喜地・欣喜雀躍・手舞足踏の風情で、品行方正・余韻嫋嫋・軽妙洒脱・猛烈号泣の風合いに、拍手喝采・恐悦至極・感慨無量・猛攻怒涛の素晴らしさだった。

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★ 青森十三湖本家しじみらーめん 東京秋葉原店

公式facebookはこちら
住所/東京都千代田区神田須田町1-18-2 神田須田町パークビル1階 TEL03-3255-0156 定休日/未定 ※年内無休予定 営業時間(暫定)/11:00~14:30(14:00LO)中休18:00~22:00頃 ※休業日や営業時間は、公式facebookで随時発信するそうです。
※アクセス
JR秋葉原駅電気街口下車。中央通りに出て神田駅方面に進み、靖国通りの横断歩道を渡ってから左折し、40mほど歩いた中央線ガードの直ぐ手前の右側にあり。


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