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朝方から霧雨が降っては止んでを繰り返して、見上げた暗い灰色の空はブルーミストグレーに染まって、若干だけ冷え込むそんな三月弥生中旬十四日の休日火曜日だった。

千葉ラーメン拉通ra2の2号店が、ついに2017年3月8日オープンしたようだ。そのウリは本店の限定で提供していたこれまでも進化して来た、房総式ラーメンをブラッシュアップさせたものらしい。

千葉稲毛海岸で千葉拉麺倶楽部拉通ra2として2003年5月31日プレオープンし、その翌日から本開業して土日のみ営業していたラーメン店に端を発するこちらだ。

店主は川崎隆一氏で以前触れたようにはるばるメキシコへ料理修業のために出掛け、帰国後メキシコ料理店をオープンさせたり、千葉勝浦市内で南房総とんこつらーめん研究所旨勝1号を営んでいた方だ。

そしてその仕掛人は現在フードジャーナリストであり、最近はかき氷評論家でもあるらしいラーメン評論家で知られる山路力也氏で、 千葉拉麺通信 代表でもある氏によるプロデュースにより、その後に路面店の千葉ラーメン拉通ra2を八千代市内国道16号沿いに2007年3月22日プレ営業しその月明けから本始動させた。

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そんなわけで京成八幡で京成電車に乗って京成津田沼で乗り換えつつ久しぶり京成大久保にやって来た。津田沼寄り出口から外に出たら右手へ進んで行き、横断歩道を渡ってさらに直進。

アーチを潜りその学園おおくぼ商店街ゆうろーどを400mほど進んだ頃だろうか、その通り沿いの左手にある瀟洒な白亜の洋館建物であるプラザグレミオ1階内一番奥の右寄りにこちらが営業していた。

山勝角ふじ京成大久保店にらーめん処まるは本店(現在休業中)がテナントとして入る建物で入口に多くの案内が見受けられたので直ぐここかと判った。

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さっそく入店して行くと開店まもない時間もあってか先客のいない静かなフロアだった。やはり本店は店長さんに任せて新店舗におられた川崎店主で、幾つかの会合でお会いしているだけに、世間話しに花が咲く店内となった。

房総式ラーメンとは、竹岡式と勝浦式タンタンメンを融合させたもので、ご当地融合インテリジェンス系とも言えるもの。そのオーダーはステップ毎に選択して行くものとなっていた。

カレー・醤油・味噌からまずスープを選択。そして麺量を半盛75g・普通盛150g・中盛225g・大盛300gから、辛味を辛味ヌキ・小辛(基本)・中辛・大辛から、おじやをおじやなし・玉子おじや・チーズおじやから。

さらに豊富な追加トッピングが用意されていて、生にんにく・刻み玉ネギ・ほうれん草・味玉・チャーシュー・もやし・生キャベツ・のり・チーズ・Wチャーシューから。

オリジナルに調合したスパイスと自家製のラー油を存分に愉しみたいのであればカレー味を選択すれば良いとのことだったので、カレー味・中盛225g・小辛・チーズおじや・味玉・チャーシューでお願いすることにした。

店舗ロゴをデザインしたのは工業デザイナーの肩書きも持つ、やまらぁ@人形町の初代店主が手掛けたものだそう。

その人力船はいわゆるガレー船と呼ばれるタイプのもので、その昔の香辛料貿易に広く用いられたスタイルのものだけにメキシコ料理にも必須の香辛料が厨房前に並ぶこちらにぴったりのものと言えそう。程なく到着。

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豚チャーシューと鶏チャーシューに、生キャベツ・刻みタマネギ・糸とうがらしがビジュアル良くあしらわれていた。それではと行かせて貰えば、絶妙極まる持ち味が実にたまらないもの。

豚骨・鶏ガラ・モミジ・昆布・煮干し・香味野菜等を利用したスープだそうで、その鶏食材は銘柄鶏の錦爽どりを使用し、しかもなんと清湯スープと白湯スープをそれぞれ炊いて合わせているものだそう。    
   
豚チャーシューはしばらくすると脂が溶けだし良い風味の後押しをする美味しさ。炙られた鶏チャーシューは手頃で口にし易いサイズで、しかもたっぷり200gも入るもので、カレースープもあってタンドリーチキンを連想させて素敵だった。 

浅草開化楼特注麺のチーメンは、平打ち角切り太ストレート仕様のものでこれまた良かった。

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来店時は先客のいない静かなフロアだったが、そうしない内に後続客が続いた。するとそのお一人の方がご挨拶されて来たので振り向くと、過日訪れた新店でいけ麺さんから紹介して頂いたしらけんさんで、思わずご挨拶しつつ店主にご紹介させて頂くことに。

するとそのお二人の会話により、以前店主が運営されていたラーメン店を知るところとなった。

そこはマンモスラーメンポクポクポクチン!!!@日吉なるラーメン店で、2005年6月6日に開業させ2007年4月7日に閉店させたそうで、後でネットで調べるとそこでは骨付き肉が乗る二郎系ラーメンを提供していたようだった。

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チーズおじやをお願いすると、グツグツと煮えたぎったものがやって来た。しばらくすれば落ち着いて食べ易いようになり、大号泣出来るおいしさ。それだけに、気がつけば完食だった。

幾つかのネットサイトでこちらの店名由来が紹介されていたが、それを目にして店主からもその由来をお聞きしたが、ふと中島みゆき作詞作曲の宙船(そらふね)の歌が脳裏に浮かんだ。

地平の果て、水平の果て、そこが船の離陸地点と。旅立ちの船出は何処かいつも厳かで静かにスタートするが、その力強い歌声が店の針路を讃えるようにさえ聞こえた。

いや、一網打尽・悩殺昇天・万夫不当・活火激発、絢爛華麗・面向不背・猛攻怒涛・神出鬼没、美味怒涛・激旨秀麗・誠心誠意・群雄割拠、千古不磨・名実一体・典麗風雅・清淑優婉。

堅守速攻・百拳百捷・明鏡止水・泰然自若、気韻生動・英華発外・一心不乱・終始一貫、謹厳実直・質実剛健・気炎万丈・意志堅固、崇高冷厳・感慨多端・絶妙可憐・清絶高妙。

空前絶後・激泣喝采・当代無双・至大至高、新進気鋭・前途洋々・最上無二・英明果敢、仁者無敵・至純至高・優婉閑雅・外柔内剛、旭日昇天・無我夢中・拍手喝采・恐悦至極、以下省略と言うしかなかった。

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★ 房総式ラーメン JINRIKISEN(人力船)

※公式ツィッター~https://twitter.com/jinrikisen1
住所/千葉県習志野市大久保1-16-18プラザグレミオ1階内 TEL047-489-5436 定休日/日曜日 営業時間/11:00~15:00中休17:00~21:00
※アクセス
京成本線京成大久保駅下車。津田沼寄り出口から外に出たら右手に進んで行き、横断歩道を渡ってさらに直進してアーチを潜りその学園おおくぼ商店街ゆうろーどを400mほど進んだその通り沿いの左手にあるプラザグレミオ1階内一番奥の右寄りにあり。


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