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息が白くなり手がかじかむほどの冷たい雨が滴り、空を見上げればどんよりとした灰色の雨雲はホワイトマウスグレイに染まっていた、また季節が後退する冬めく三月弥生下旬二十七日の月曜日。

今日も仕事が終わって外に出れば、夕方前には雨が止んだものの冷え込みは続いていた、そんな午後七時過ぎだった。

JR神田駅周辺の中央通り沿いに2017年3月7日オープンしたこちらで、その厨房に立つ料理長は新宿人気つけ麺店に携わっていたことがあるらしい。

その後活躍する舞台をオーストラリアに変えて、そこで運営していたシドニーのラーメン店は豪最大級新聞社モーニングヘラルド紙において、最高評価の三ツ星・ベストヌードル賞を受賞したと言う。

また、一風堂オーストラリアのセントラルキッチン責任者の経歴も持つ方のようで、それらを知ってまず思ったことは新宿人気つけ麺店とはいったい何処のことだろうかだった。ちなみにその運営企業は外資系らしく、オクトパスジャパンなる会社だそう。

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そんなわけで気になるところとなって、今夜こそと訪ねて見るかと仕事帰り立ち寄ることにした。通勤電車の中央線快速でまた神田まで出て、そこで下車して北口改札を抜けて、中央通りを左手に進み神田駅北口交差点を渡って行った。

そこから10mほどだけ歩いた頃だろうか工事中により高い塀で覆われていて、店頭がそれにより狭くなっていて立ち止まることさえおぼつかない状況の店先だった。

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やむなく外観撮影もそこそこにして入店すると、右手に券売機が待ち受けていてその前へ。新宿人気つけ麺店に携わっていた方と言うことで、そこは予定通り提供メニューの一つである豚骨つけ麺を選んで、大盛400gとなるようそのチケットを購入。

この際だからと焼き豚4枚のボタンを連打すると海老ワンタンを奨められたので、お聞きしたいことがあっただけにその潤滑材になればとそのボタンも押すことに。

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振り返ると雨が上がったものの、冷え込んだ夜もあってか先客ゼロの店内が広がっていた。チケットを直ぐに手渡して、中ほどのカウンター席に腰を降ろした。

店名の由来は運営企業名がオクトパスでタコが八本足から、滝沢馬琴著作の南総里見八犬伝で登場する、神犬の八房にあやかって名付けたものだそう。

オクトパスジャパンと言う運営企業についてお聞きすると、1997年に国内で倒産したヤオハンを買い取った企業で、現在それにより中国でスーパーマーケット事業もやっていることを教えてくれた。

そしてさりげなく新宿人気つけ麺店がどちらかお聞きすると、それは自家製麺CONCEPT(コンセプト)@滝野川として開業し、移転してonesones(ワンズワンズ)@大久保となったお店であることが判った。

そこは店主のワンさんが、店舗をお父さんに任せたものの、長続きせず閉店してしまったそうだ。その閉店を残念に思った一人だが、そんな理由で閉店したことを聞いてそうだったのかと思った。

現在ワンさんはこちらの料理長が少し前までおられた、先述した受賞店であるオーストラリアのシドニー人気ラーメン店ZUNDOにおられるそうだ。

また提供メニューの話しになって、八房らーめんは鶏ガラ清湯らーめんで、熟成豚骨はゲンコツを長時間強火で炊き出したらーめんだそう。

そしてオーダーした豚骨つけ麺は、ワンズワンズのつけ麺をベースにしたものらしく、豚骨スープに鯖節・鰹節・ウルメなどの魚介を効かせ、そこにジャガイモ等の野菜を投入した魚介ベジポタ豚骨つけ麺だそう。

その事実を到着直前に教えて頂き、俄然それは期待の度合いが増すばかりだった。なお提供メニューは、どれもが無化調だそうで、お子さんでも安心して愉しめるそうだ。程なく到着。

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それではと行かせて貰えば、絶大なる素敵な味わいに、思わず持つ手の速度が早まるばかりだった。もうなにこの美味さは?と言うしかなかった。

軽い辛みが小気味よくブリックス度が高く、瀞み豊かな風情がそれにしても素晴らしい美味しさ。三河屋製麺謹製らしい、国内小麦粉使用太ストレート麺がまた良かった。

期待に応える美味しさで、その感動の度合いは、その期待に応えながらもその上を行く味わい深さで、只々大号泣しながらもその格別の味わいに酔いしれるものだった。

肩ロースの低温調理チャーシューに豚バラ肉チャーシュー、どちらも素晴らしい持ち味でこれまた良かった。瀞み強い分つけ汁は道半ばで無くなりそのおかわりを頂くことに。希望すれば直ぐに用意してくれるそうだ。一味唐辛子と黒粗粒胡椒を小皿で頂き、違う風合いで愉しんだ。

味付き海老ワンタンも美味しく、ラストの鶏清湯を入れるスープ割りもこれまた泣けるもので、それだけに気がつけば完食だった。

いや、風味絶佳・百様玲瓏・一網打尽・悩殺昇天、滋味招来・絶賛感銘・鮮麗妙味・精良博識、最上無二・英明果敢・空前絶後・激泣喝采、絶品美味・格別風味・感動品質・感服妙味の持ち味。

さらに、当代無双・至大至高・美妙巧緻・鮮美透涼、感謝感激・感涙号泣・剛毅果断・意気衝天、雲外蒼天・換骨奪胎・旭日昇天・無我夢、美味怒涛・激旨秀麗・明鏡止水・泰然自若中の絶大さ。

そして、軽車熟路・確固不抜・優婉閑雅・外柔内剛、天下逸品・極上品質・軽妙洒脱・英姿颯爽、錦心繍口・山紫水明・秀色神采・風光明媚、優美高妙・大慶至極・冠前絶後・永遠偉大と言うしかなかった。

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★ らーめん 八房 (やつふさ) 神田本店

住所/東京都千代田区神田鍛冶町3-3-2 神田小鍛冶ビル1階 TEL03-3525-8098 定休日/日曜・祝日 営業時間/11:00~21:30LO ※土曜~20:30LO
※アクセス
JR神田駅下車。秋葉原寄りの北口側から外に出て中央通りを左手に進み神田駅北口交差点を渡ってそこから10mほど歩いた左側にあり。


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