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路線バスのコンディショナーの音が静かな車内にこだまして、車窓から見上げた上空は高気圧に覆われた快晴の青空が広がって、陽射しが煌めく分だけ気温がまた上昇していた、青い表層はブルーイッシュペールに染まるそんな六月水無月二日の休日金曜日だった。

しばらく前から気になっていたこちらで、その店主は麺屋こうじグループ店で修業後に、そのグループ店の仕事仲間と二人でラーメン店を開業させたこともある今川匠氏なる方らしかった。

当初は2017年5月29日にグランドオープンさせる予定だったが、厨房機器トラブルにより延期を余儀なくされてしまったようだ。

それも既に解消したらしく晴れて本日の2017年6月2日より、本開業する旨のツィッターに告知が成されて、幸い休日だけにそれならばと出掛けることにした。なお2017年5月24日の一日だけプレ営業による試食会を催して、招待客に塩ラーメンを振る舞ったようだった。

2011年1月28日に開業して2016年3月21日閉店して行った、今はなき麺屋こうじグループ店の神勝軒@横浜長沼本店で3年程の修業を経た方だそう。ちなみに神勝軒の下永谷店は、現在も営業しているようだ。

その神勝軒を離れた後に程なくして東十条ほん田出身の川久保氏と共同運営で、中野野方に二人の氏名を合わせた店名の麺処今川なるらーめん店を2014年4月24日開業させたようだ。

しかし諸般の事情により程なくして、今川店主のみの単独営業となってしまったようで、さぞかしかなり大変な事となったろう。それもあってかそのラーメン店は、残念ながら2014年11月20日を以て閉店して行った。

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そんなわけで総武緩行線電車で御茶ノ水に出て、そこから中央線快速電車で新宿まで行き、さらに中央緩行線電車へ乗り継いで東中野へやって来た。

新宿寄りの東口改札口を抜けて右手の南側に出て、奥寄り右手の道路を道なりに歩いて行き、200mほど進んだ頃だろうかその通り沿いの左側にまだシャッターが半開き状態の開業直前のこちらを見つけた。

店頭に到着すると開店15分前ながら開業順延もあってか入店を待つ方は誰一人おらず、なんと一番乗りで新店開業初日のいわゆるポールポジションは確か初めて。

そうしない内に後続する方々が私の後ろに外列が出来て行き、ほぼ開店時間に店主が出て来られて、暖簾を掛け終えると店内入店の案内を受けてそれではと中へ入って行った。

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するとすぐ右側に券売機が設けられていて、その前に立ち一段目の左端が醤油ラーメンを抑えて塩ラーメンになっており、こうなると塩がイチ押しかと理解出来るもの。その二つが主力メニューのようで、それならばと塩ラーメンを選ぶことに。

そして、味玉、チャーシュー、黄味子のTKGを選択するお昼のご飯と記されたボタンを連打して行った。ご挨拶するとツィッターのフォロワー同士もあって思わず会話が弾み、ご多忙の中ついつい色々とお聞きして教えて頂いた。

こちらの店名は開業させた店舗が営業する場所の旧地名に由来するそうで、最寄り駅の東中野もまた甲武鉄道の途中駅として1906年6月14日に開業した時は柏木停車場と命名されている。

1917年1月1日に東中野に改称されて今日まで来ているが、その地名は今でも周辺に根付いたものであり、そうした店名の命名経緯こそ本来のそうした命名にこだわる際の一番大切な要素ではなかったかと気づかせてくれた店主と言えた。

ふと店内に据えられた液晶TV見るとニューヨークダウが過去最高値を更新して、その米株高を好感して東京市場が1年半ぶりに2万円台を回復したことをニュースキャスターが伝えていた。程なく到着。

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それではと行かせて貰えばその風情風合は、猛烈練磨の感動坩堝に只々打ちひしがれて、その美味淘汰に号泣称賛し光彩奪目に恍恍惚惚となるしかなかった。

その豚骨ベースらしい清湯塩スープは、まるで底に財宝が眠るかの如く目映ゆいばかりに黄金に輝いて見惚れるばかりだった。

アサリと昆布を効かせた豚清湯スープへ煮干しに鯖等の節も若干利用したものだそうで、塩ラーメンに使用する塩カエシはなんと豚白湯スープもそれ用に作り上げそこに厳選を重ねて行き着いた1種類の天然塩だけを使用しているそう。

麗しいばかりの中細ストレート麺は、店頭開店祝い通りの京都老舗製麺所麺屋棣鄂謹製だそうで、ムチッと来る弾力感にその喉越しも実に申し分ないものと言えた。

豚肩ロース肉と豚バラ肉の低温調理チャーシューがまた号泣もので、穂先メンマと刻み青ネギも実に良かった。追加トッピングのWレアチャーシューと半熟煮玉子は別皿で来て、中盤になってからドンブリに投入して愉しんだ。

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黄味子のTKGなるサイドメニューは、長崎島原産のブランド卵らしい黄味子を弓削田の吟醸生しょうゆで愉しむものだそう。

その卵は自然由来の漢方配合飼糧を与え、有機農法で育て上げた若鶏から生まれた自然卵で、その黄身はツマめるほど新鮮らしい。このTKGがこれまた、暴風絶賛なほどの素晴らしさ。

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こうなればTKGを堪能した後ながら、そこは替玉も愉しんで、本日はここだけにするかとなるしかなかった。替玉は券売機に行かずとも対応可能だそうで、立席せずに百円を支払い、それを希望することに。

カウンターテーブルにはブラックペッパーと共に置いてある卓上調味料類は、塩ラーメン替玉用追加塩ダレと醤油ラーメン替玉用追加醤油ダレらしかった。

替玉投入後その塩ダレを入れて、さらに満足感を増大させて行った。それにしてもチャーシューが美味しく味玉も素敵で、それだけに気がつけば完食だった。

いや、一網打尽・悩殺昇天・天下逸品・極上品質、滋味招来・絶賛感銘・軽妙洒脱・英姿颯爽、錦心繍口・山紫水明・秀色神采・風光明媚、星河一天・絢爛華麗・風味絶佳・百様玲瓏の感動風情。

そして、優美高妙・大慶至極・鮮麗妙味・精良博識、金剛不壊・志操堅固・冠前絶後・永遠偉大、高潔無比・清廉恪勤・絶品美味・格別風味、感動品質・感服妙味・激震佳肴・絶妙風韻の無尽歓喜。

と来れば、幽趣佳境・静寂閑雅・万里一空・慎始敬終、熟達品格・壮麗威風・往古来今・一意奮闘、崇高可憐・切磋琢磨・秀抜刹那・闘魂奥義、猛攻沁沁・絶妙均整・猛烈感動・華麗創味の猛烈怒涛。

さらにはもう、威風旋風・絶品妙味・絢爛華麗・面向不背、深謀遠慮・理路整然・高論卓越・和而不同、明鏡止水・泰然自若・先祖伝来・祖先崇拝、美味怒涛・激旨秀麗・堅守速攻・百拳百捷の素晴らしさ。

となればもう、典麗風雅・清淑優婉・誠心誠意・群雄割拠、十日一水・五日一石・勇気凜々・威風凜々、最上無二・英明果敢・当代無双・至大至高、崇高冷厳・感慨多端・拍手喝采・恐悦至極と言うしかなかった。

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★ かしわぎ@東中野

※公式ツィッター~https://twitter.com/tnkt20
住所/東京都中野区東中野1-36-7 古島ビル1階 TEL03-6874-2536 定休日/火曜日 営業時間/11:30~15:00中休18:00~21:00 ※日曜・月曜は昼営業のみ (2017.10.18現在)
※アクセス
JR中央緩行線東中野駅下車。東口改札口を抜けて右手の南側に出て、奥寄り右手の道路を道なりに歩いて行き、200mほど進んだその通り沿いの左側にあり。


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