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種まきを意味する芒種を過ぎると西日本の梅雨入りも間近い頃と言われ、それを象徴するかのように九州地方が梅雨入りし青空が見えるものの不安定な空模様が広がっていた。

それだけに上空を見上げれば青い表層はウルトラマリンペールブルーに彩られながらも、フォギーブルーグレイの暗い雲浮く、そんな朝方だった六月水無月上旬六日の休日火曜日だった。

系列店を周辺に二店舗オープンさせた灯花の創業1号店が、今月始めからその店名を変え提供メニューも一新させたとして気になっていた。

ラーメントライアウト出場経験がある店主の川瀬裕也氏が、2012年6月30日に塩つけ麺灯花と命名して開業させたことに端を発するこちらで、そちらでは野菜不使用の丸鶏魚介出汁をウリにして営業していた。

その後に2015年4月27日から鯛塩そば灯花を開業させて、そちらでは動物出汁不使用の宇和島産真鯛スープをウリにした。さらに2016年11月17日から京紫灯花繚乱を開業させ、京都の醤油や山椒をウリにした中華そばと濃厚担々麺を提供している。

そして今度は濃厚煮干らぁ麺専門店として2017年6月1日にこちらをオープンさせた。国内全ての煮干しの中から選び抜いた、そんな厳選を重ねた煮干しを一杯辺り100gも利用したものだそう。

ただし2017年6月15日まではプレ営業期間で、翌日の2017年6月16日グランドオープン後は、営業時間を短縮させ日々の煮干し配合や麺形状の仕様を変更させて行くそうだ。

紅猿とは京劇にでも出て来そうな名前だが、何かしらの由来でもあるのだろうか。なお2017年5月30日を以て一時休業となった、冒頭でも触れた創業店名ブランドとなる塩つけ麺灯花は、現在移転先を探している最中だそう。

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そんなわけで自宅を出た頃は雨でも降りそうな気配だったものの、自宅最寄り駅から乗車した都営新宿線電車を曙橋で下車し外に出た頃には、暗い雲も消えて爽やかな青空から目映ゆい陽射しが燦々と振り注ぐばかりだった。

A1出口横の新坂と名付けられた比較的傾斜のある昇り坂を上がって行き、2号店となる鯛塩そば灯花を通り過ぎて大通りが見えた頃、以前は紺色だった庇しビニールシートが紅い色に変わっていたこちらの店舗が見えてあそこかとなった。

信号が変わってから横断歩道を渡って右手の券売機の前に立ち、少し悩んでから丸得とある特製煮干らぁ麺と肉盛り炙り焼肉丼を選んでそのボタンを連打することに。

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チケットを手にして先ほどまで四人ほど並んでいた外列に近づくと、すでに三人が入店して行き一人が用意された椅子に座っていて、程なくして一人が出て行きその方も店内へ。

次かと思って外の椅子で待とうとすると、よく見れば店内の左端のカウンター席が空席になっており、体格のいい方には無理そうな席だったからか空いていたようで、それならばと店長さんらしき厨房スタッフに確認してその席へ。

店内BGMはずっと週末ヒロインと呼ばれるももいろクローバーZで、お聞きすればどうやら店長さんがファンらしく、オーナー店主の川瀬裕也氏もファンであることを教えてくれた。程なく到着。

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鯛塩そば灯花同様に出汁は動物系食材不使用だそうで、ここ最近流行りのアニマルオフスープらしく、そこにびっしりと背脂がたっぷり浮いて岩海苔と刻み玉葱が添えられ燕三条系背脂煮干しらーめんを彷彿とするものだった。

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それではと行かせて貰えば畳み掛けるような猛烈な大量背脂に、猛攻怒涛の濃厚な煮干しの嵐が吹き荒れるもののえぐ味は殆どなく良かった。

以前から利用する三河屋製麺だろうか定かでないが、やや太めの中太麺は加水高めで角切平打ち形状の手揉みで軽く縮れさせた面持ちでこれまた泣けた。

厚みある豚バラ肉チャーシューは炙られ肉汁したたる美しいビジュアルで口にしても大号泣もので、味玉・メンマに小口切りされた青葱も実に美味しく、もうどんな大魔神の形相をした来店客でも恵比寿顔となって帰って行くことだろう。

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肉盛り炙り焼肉丼も青葱の下に温泉玉子が入って、これまた大号泣ものの素晴らしさで、ラストに背脂たっぷりの煮干しスープを投入して炙り肉と共に喰らえばさらなる桃源郷に歓喜の嵐が吹き荒れた。それだけに、気がつけば完食。

いや、一網打尽・悩殺昇天・天下逸品・極上品質、鮮麗妙味・精良博識・軽妙洒脱・英姿颯爽、星河一天・絢爛華麗・滋味招来・絶賛感銘、錦心繍口・山紫水明・風味絶佳・百様玲瓏の無尽歓喜。

そして、優美高妙・大慶至極・一心不乱・終始一貫、冠前絶後・永遠偉大・気韻生動・英華発外、絶品美味・格別風味・恍恍惚惚・光彩奪目、激震佳肴・絶妙風韻・崇高冷厳・感慨多端の猛烈怒涛。

となれば、欣喜雀躍・手舞足踏・感動品質・感服妙味、感謝感激・感涙号泣・熟達品格・壮麗威風、絶妙可憐・清絶高妙・万里一空・慎始敬終、有頂天外・歓天喜地・秀抜刹那・闘魂奥義の感動風情。

さらには、空前絶後・激泣喝采・美味怒涛・激旨秀麗、最上無二・英明果敢・猛烈感動・華麗創味、妙麺餠餠・激背脂汁・当代無双・至大至高、猛攻沁沁・絶妙均整・拍手喝采・恐悦至極と言うしかなかった。

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★ 吟醸煮干 灯花紅猿

※店主公式ブログ~http://ameblo.jp/sio-toka/
※公式ツィッター~https://twitter.com/siotoka?ref_src=twsrc%5Etfw
住所/東京都新宿区荒木町8-3 プチ藤ビル1階 TEL03-5379-0241 定休日/未定 営業時間/11:00~21:00 ※2017年6月16日以降変更予定
※アクセス
都営地下鉄新宿線曙橋駅A1出口下車。外に出たら直ぐ左手の路地を入り、2号店の鯛塩そば灯花が営業している坂道を歩いて行き、杉大門通りに出たら前方の荒木町・舟町交差点の横断歩道を渡ったその目の前にあり。


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