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生暖かい風に軽く揺れる紫陽花が梅雨時らしい止めどもなく降る雨に濡れて、カラスの鳴き声がこだまする灰色の表層はシェルグレイに染まっていた六月水無月二十五日の日曜日。

今日も仕事が終わって外に出れば都内は不安定な天候ながら、雨雲は太平洋沖だけとなって雨はすでに止んで、アスファルトは半乾きとなっていたそんな午後七時過ぎだった。

現在は製麺工場らしい2007年7月29日に開業した北赤羽店に端を発する株式会社エゴイプセが運営する東池袋大勝軒系のラーメン店だ。

2009年7月28日にオープンした新宿店のこちらは、幾度となく店頭を通り過ぎているものの6年前に一度訪ねたきりで、それだけに仕事帰りまた立ち寄ることにした。

現在も営業しているその他の系列店は、2008年3月29日に赤羽駅前店、2008年11月2日に大宮店、2011年3月20日に新宿東南口店、2016年6月に海外の中国香港店、2016年7月1日に新大久保店がぞれぞれ開業して来た。

20010年8月31日開業の六本木店は2013年4月に、2009年11月6日開業の川口店は2013年10月に、2016年3月1日開業の渋谷店は2017年1月に残念ながらそれぞれ閉店してしまった。

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そんなわけで通勤電車の中央線快速を新宿で途中下車。大久保寄り駅構内通路に1960年前後に撮影された新宿周辺のフォトが貼られていた。

そんな良き昭和の新宿を横目にして東口改札を出て、またしても新宿アルタ裏手から外に出てそこから程ない雑居ビルの地下一階で営業しているこちらへやって来た。

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さっそく入店して行き、入口直ぐ右手の券売機の前に立つ。煮干し醤油ラーメンに塩レモン味かき氷がセットで付いて来る黒と白なる夏季限定メニューが気になるところだ。

その他の満艦飾なメニューインフォに圧倒されつつも、そこは濃厚豚骨魚介つけ麺気分だっただけに、特製つけ麺を選んでチャーシューマヨネーズ丼も連打することに。

日曜日の夜遅くでも営業していて新宿駅東口から数分で辿り着ける、そんな東池袋大勝軒系だけに実にありがたいこちらで、たまたまだろうか今夜はそこそこに盛況な店内だった。

以前と変わらずに「人生ので試練に打ち勝て」と記された故山岸マスターの書に、惜しくも2007年3月閉店した旧東池袋大勝軒総本山に在ったカウンターテーブルが壁面に今夜も飾られていた。

ただし入口に在った店名看板は、店内の白い大きな提灯の傍に移動していた。その入口には平日の15時まで大盛が無料になることが謳われてあった。程なく到着。

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それではと行かせて貰えば、それは素敵な持ち味が、実にたまらない味わいと言えるもの。焼き目が入るチャーシューは特筆ものの美味しさ。

豚骨・鶏ガラ・野菜に、煮干しとサバ節を効かせた濃厚魚介スープに、玉子をふんだんに利用した多加水ストレート麺だそうで、麺が柔めの分だけ風味を閉じ込める良さが感じられた。

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チャーシューマヨネーズ丼がやはりこれまた素敵で、卓上調味料を入れても愉しめるもので、それだけに気がつけば完食だった。

いや、肉厚叉焼・絶妙焼目・玉子利用・多加水麺、一網打尽・悩殺昇天・一心不乱・終始一貫、旭日昇天・無我夢中・崇高冷厳・感慨多端、闘志満々・意気軒昴・仁者無敵・至純至高の素晴らしさ。

そして、風味絶佳・百様玲瓏・気韻生動・英華発外、恐懼感激・感恩戴徳・心満意足・余韻嫋嫋、威風旋風・絶品妙味・上下一心・品行方正、当代無双・至大至高・絶妙可憐・清絶高妙と言うしかなかった。

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★ 大勝軒まるいち 新宿店

※公式サイト~http://www.tk-01.jp/
住所/東京都新宿区新宿3-23-12 新宿パンドラビルB1階 TEL03-3356-0132 定休日/無休 営業時間/10:00~23:00
※アクセス
JR新宿駅東口下車。新宿アルタ裏手等から外に出て、靖国通り沿い大ガード寄りのビル地下1階にあり。


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