hopekenhonpo501

爽やかな南寄りの風が開花したばかりの白い花を軽く揺らし、見上げれば天空は晴れ渡るものの白い雲が多く浮遊していた、青い表層はアズレンブルーに色づくまた真夏日が予測された七月文月十日の月曜日。

今日も仕事が終わって外に出れば、今夜もまた昨夜と変わらない湿度の高く感じるそんな午後八時近くだった。若干の残業に久しぶりこれまで4度訪ねたこちらと言う気分になって、それならばと仕事帰り立ち寄ることにした。

創業者難波二三夫氏が1934年に屋台で開業させた貧乏軒に端を発し、1938年に店舗開業をさせた創業者の長男継承店となるこちらだ。成華公司@阿佐ヶ谷、ホームラン軒と店名を変えて来たことで知られている。

元千駄木喫茶店主の情報に寄れば、かつて吉祥寺駅北口ロータリーの場所に存在した、吉祥寺コバルト商店街に1955年前後頃から1965年まで10年ほど営業していたホームラン軒らしい。

そして吉祥寺から一度撤退したものの、どうやら1978年に再び戻って来て、店名をホープ軒本舗と変えこちらの営業が始まったようだ。系列店として大塚店と杉並店が営業しており、かつては高円寺店も存在していたらしい。

ちなみに阿佐ヶ谷駅周辺で営業している阿佐ヶ谷ホープ軒は、創業者の末娘の方が1979年頃に開業させた店で吉祥寺店とは経営が違う店舗だ。

hopekenhonpo502

hopekenhonpo503

hopekenhonpo504

そんなわけで通勤電車に乗り込む前にその店頭へやって来た。黄色ともオレンジ色とも言えない独特な色合いのネオンカラーが、何処か夏の佇まいに馴染んでいるように感じられた。

hopekenhonpo505

hopekenhonpo514

さっそく入店して行くと、たまたま空いている時間帯で、数人の先客しか居ないフロアが広がっていた。その中ほどのカウンター席に腰掛けて、チャーシューメンをオーダーして、さらに生玉子もお願いすることにした。50円する玉子は、味付玉子・ゆで玉子・生玉子とあり、その中から選べる。

オープンカウンターの店内はグツグツと煮えたぎるズンドウが見えて、自家炊きであることが判るものだ。こうしたカウンター席を据えたスタイルを、ラーメン店に持ち込んだ店こそこちらなのだそう。

先払い方式のこちらで、直ぐに精算を済ませた。するとまもなく後続客が数人続いて、にわかに活気づく店内となって行った。その内の一人が大盛を希望すると厨房スタッフが、こちらでは並盛で充分な量のため大盛はやっていないことを告げていた。程なく到着。

hopekenhonpo506

hopekenhonpo507

hopekenhonpo508

hopekenhonpo509

hopekenhonpo510

hopekenhonpo511

それではと行かせて貰えば、縦横無尽に絶大なる味わいが実にたまらないもの。風情も豊かな豚骨醤油に、手に持つ箸の速度が加速して行く。無造作に置いているようで緻密に計算して重ねられた、そんなチャーシューがそれしても実に美味しくとても良かった。

後半になってから特選香辛料と謳う唐華とブラックペッパーを、入れ過ぎないよう注意しながら投入すれば、これまた号泣出来る素晴らしさだった。それだけに、気がつけば完食。

いや、絶妙可憐・清絶高妙・剛毅果断・意気衝天、旭日昇天・無我夢中・完全無欠・猛烈号泣、驚心動魄・感慨無量・心満意足・余韻嫋嫋、風味絶佳・百様玲瓏・鮮麗妙味・精良博識の感動風情。

そして、美味共鳴・芳醇風情・荘厳美麗・美味佳肴、天下逸品・極上品質・格調高雅・絶巧寛雅、一網打尽・悩殺昇天・滋味招来・絶賛感銘、優美高妙・大慶至極・冠前絶後・永遠偉大の無尽歓喜。

と来れば、謹厳実直・質実剛健・一心不乱・終始一貫、崇高冷厳・感慨多端・感謝感激・感涙号泣、百花繚乱・光彩陸離・艶麗繊巧・秀麗皎潔、仁者無敵・至純至高・拍手喝采・恐悦至極の猛烈怒涛と言うしかなかった。

hopekenhonpo512

hopekenhonpo513


★ ホープ軒本舗 吉祥寺店

住所/東京都武蔵野市本町1-14-12 TEL042-220-0530 定休日/無休 営業時間/11:30~翌3:00 ※日祝~翌2:00
※アクセス
JR中央線吉祥寺駅北口下車。ロータリー左手先のサンロード商店街アーケードを入って行き、一つ目の右路地を曲がって10mほど先の左側にあり。


☝1クリック頂けると大変嬉しいです。