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真夏の高気圧が蝉の喧騒を強めさせ街角をまたヒートアップさせて、そして白雲が白い分だけ青空を青くさせ陽射しを目映ゆくさせていた、そんな青い表層はペリウィンクルブルーに色づく七月文月二十八日の休日金曜日だった。

札幌に総本店を置いて都内にも系列店が営業しているスープカレーショップが手掛ける企業が、2017年7月13日にこちらをひっそりとプレオープンさせ2017年7月18日本開業したとして気になっていただけに本日こそと出掛けることにした。

2007年3月28日札幌御園に開業した今は無き路地裏カリィ侍.御園店に端を発するこちらで、創業店主の川端昌志氏が代表を務める株式会社ソウルフラワーが運営する企業店舗らしい。

メインブランドのスープカレーショップ路地裏カリィ侍.は、札幌市内に平岸総本店・西野店・さくら店・北22条店、道南地方に函館店、中国地方に北広島店。そして都内に下北沢店・神楽坂店・吉祥寺店、神奈川に鎌倉店が営業している。また札幌厚岸には、侍.カフェなる系列店も。

ちなみにスープカリーで知られる侍だが、創業1号店の御園店はそのブランド名を2014年2月22日に、「三日月カリィ侍.原点」と変え唯一のルゥカレー店として営業していたが残念ながらしばらく前に閉店してしまったようだ。

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そんなわけでJR中央線で新宿に出て、そこから小田急線各駅停車に揺られ、またしても下北沢へやって来た。構内工事中の下北沢駅で仮南口から外へ出て前方道路を右手へ進んで行く。

その下北沢南口商店街を150mほど歩いた頃だろうか、その通り沿いのダイソー手前に在る左路地を入った奥右手建物の2階にこちらが営業していた。

店舗の入口ドアには丸窓が付いていて、その所為か大型客船の通路にいるような錯覚に陥る感じになった。どうやら店舗のトレードマークを象ったものらしく、こだわりに満ちていたウィンドウだった。

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さっそく入店して行くと比較的広い客席フロアで、そこそこに盛況な店内が広がっていた。券売機の無いこちらでスタッフの方に案内され奥へ進むと、ちょうどカウンター席の先客が食事を終え帰って行くところで、テーブル席側をやめそちら側に腰を降ろさせて貰った。

メニューが立て掛けてあり、それを手に取りまぜそばが気になりながらも、スパイス厚切りチャーシューメンをチャーシュー別皿で注文。数日前の公式店主ブログに、試作チャーシュー丼が紹介されていたが、まだ完成していなかったようだったので、ともあれ半ライスを追加オーダーすることに。

メニューリストを裏返すと店主のヒトリゴトと見出しが付いた文章が紹介されていて、ラーメンと言う名前が付いているものの全く異なる料理になっていることなどの店主の熱い想いがそこに綴られていた。

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店名の由来についてお聞きして見ると、全ての系列店の店名にピリオドマークの点が付くこちらだそうで、その点と点が線のようになって行く願いをこめて名付けたものだそう。

点と線と言えば1957年より1年ほど雑誌旅に連載された松本清長の長編推理小説で、1958年には東映により映画化もされている。

東京駅13番線ホームから15番線ホームが見えるのは、1日の中でわずか4分間しか無いことに刑事が気がつき、容疑者を追い詰めて行くストーリー展開はあまりにも有名。よく見れば鉢植えが天井から吊るされて、厨房内に本棚が据え付けられ数冊の本と観葉植物が。すでにおそるべし。程なく到着。

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素揚げ牛蒡が異彩を放つようにして横たわり、半熟卵半裁や刻みキクラゲとプルプルのキクラゲ数個に食用菊が散りばめられていた。思わずこちらの運営企業名が、株式会社ソウルフラワーだったことが脳裏に甦る。

さらにナッツとカイワレに、数色の色鮮やかなパプリカ・青菜・紫玉葱を切り刻んだものが添えられ、中央に糸唐辛子があしらわれカットレモンが彩りを華やかにしていた。

それではと行かせて貰えば、なんともかなりの絶妙可憐な持ち味が実にたまらないもの。様々な旨味が猛攻怒涛の如く多種のスパイシーな香辛料と融合して来て、麻生製麺謹製のやや太めの中太ちぢれ麺がその管理や扱い方にも精通しており完成されたスープだけにまたやたら良かった。

普段のカリースープ同様に豚骨や鶏ガラも利用しスパイスを決め手にしたラーメンだそうだが、スパイスを引き立たせる為、路地裏カリィ侍.のスープカレーほど、豚骨や鶏は使用していないそうだ。

オリジナルにこだわる川端店主らしい手法で、ラーメンスープのちょうどいい濃度に仕上げていることが伺えた。これはもうカレーラーメンの最高峰と言っても、過言ではないほどの素晴らしさと言えた。

さすが食材王国北海道に本部がある企業が手掛けるもので、雄大な大地と静かに佇む海原が同時に目前に広がるような美味しさが実にたまらないもので、細部まで考え尽くされたビジュアルと食感に心打たれた。

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別皿にして貰った厚切りチャーシューはラーメンに入れることなく半ライスの上に置いて、麺が無くなったスープの全てをその上からレンゲを利用して垂れ流して喰らえば、もう感動の坩堝はとどまることのない素晴らしさだった。それだけに、気がつけば完食。

いや、格調高雅・絶巧寛雅・美味共鳴・芳醇風情、敬服佳味・驚嘆風趣・感激称美・非凡優美、荘厳美麗・美味佳肴・百花繚乱・光彩陸離、天下逸品・極上品質・軽妙洒脱・英姿颯爽の感動風情。

そして、天上無二・超越猛攻・群抜美味・怒涛風味、星河一天・絢爛華麗・十全十美・尽善尽美秀色神采・風光明媚・錦心繍口・山紫水明、驚愕感動・賛嘆情趣・艶麗繊巧・秀麗皎潔の猛烈怒涛。

となれば、一網打尽・悩殺昇天・風味絶佳・百様玲瓏、滋味招来・絶賛感銘・鮮麗妙味・精良博識、優美高妙・大慶至極・冠前絶後・永遠偉大、絶品美味・格別風味・感動品質・感服妙味の無尽歓喜。

と来れば、誠心誠意・群雄割拠・猛烈感動・華麗創味、熟達品格・壮麗威風・往古来今・一意奮闘、崇高可憐・切磋琢磨・絢爛華麗・面向不背、流麗閑雅・優美端麗・千古不磨・名実一体の美味怒涛。

さらには、旭日昇天・無我夢中・恍恍惚惚・光彩奪目、絶妙可憐・極上清楚・当代無双・至大至高、剛毅果断・意気衝天・心満意足・余韻嫋嫋、完全無欠・猛烈号泣・拍手喝采・恐悦至極の激旨秀麗と言うしかなかった。

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★ スパイスラーメン 点と線.

※企業公式サイト~http://samurai-curry.com/
住所/東京都世田谷区北沢2-14-5 イスズビル2階 TEL非公開 定休日/無休 営業時間/11:30~15:00LO中休17:30~22:00LO
※アクセス
小田急線下北沢駅下車。仮南口から外へ出て前方道路を右手へ進んで行き、その下北沢南口商店街を150mほど歩いた通り沿いのダイソー手前に在る左路地を入った奥右手建物の2階にあり。※駅構内工事完成時に出口が変わる予定あり。


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