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関東縦断が懸念された遅い台風5号は日本海側に抜け、周辺はやや強い南寄りの風が木葉を軽く揺らす程度で、見上げた青い表層はシークインスブルーに色づいて今年もまた甲子園の夏が始まった八月葉月八日の休日火曜日だった。

しらけんさんのレポートでこちらの営業を知り、純製法の竹岡式ラーメンを提供するそんな竹岡式ラーメン専門店の新店開業にそこは気になるしかなかった。

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そんなわけでそれならばと、休日を利用して出掛けることにした。都営新宿線電車で神保町に出て、東急田園都市線直通半蔵門線電車に乗り換え久しぶり三軒茶屋へやって来た。

改札口を出て上へ上がり世田谷通りの左側歩道を歩いて行き、300mほど歩いた頃だろうかそこにあった門井不動産脇の左路地を入る。

前方の五差路を左折して行くと、程ない左側に風情もよくこちらが営業していた。あっさり醤油味、自家製メンマ、手作りチャーシュー、と言うことらしい。

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軽く店頭撮影を済ませてから入店して行くと、店長さんが一人おられ平日正午前もあってか先客ゼロのフロアが広がっていた。ネットで知り気になって来たことを告げると、歓迎してくれ嬉しいばかりだった。店長さんの前に腰掛けてさて何にするかとなった。

オープン当初からのメニューは、竹岡式ラーメン、岩のりラーメン、チャーシューメンらしかった。その他にも、新名物やみつき黒コショウラーメン、豚キムチラーメン、ワカメと胡麻のラーメンなるメニューが。

さらには、10食限定の塊チャーシューラーメンや、本日から始めたらしいアサリとキムチのまぜそばなるものも。

そのメニューのほとんどが、竹岡式のスープと麺だそうで、それであればチャーシューメンを選んで、追加トッピングでやくみ玉ねぎをお願いすることに。希望すれば味濃いめに対応する案内に、それならばとそれでお願いすることにした。

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2002年6月10日にオープンして今年で16周年を迎えた、斜向かいのラブルダイニングの姉妹店になるこちらだそう。2006年5月1日にその2号店として開業させた酔処ラブルを、今春の2017年5月7日に竹岡式ラーメン専門店としてオープンさせたこちらだそう。

野方ホープさんやらーめん潤@蒲田で修業経験がある手塚店長さんだそうで、2013年6月21日に開業して1年ほど営業していた、らーめんがばとら@蒲田の店主をされていた方だった。

以前やっていたバンドでジョニーと名乗っていたそうで、それでそのお名前が店内に見受けられた。こちらのオーナーとは、そんな縁から知り合ったそうだ。オーナーが命名された本店同様のラブルは、名古屋のライブハウス・ラブリーに因んで名付けたものだそう。

現在はラーメン店とは全然関係ない、そうしたお仕事を掛け持ちでこちらを営業しているそう。その関係で日月火曜のみの営業だそう。しかしながら来月からはラーメン店営業一本に絞れるそうで、そのため2017年9月7日からは水曜定休の週6営業となるそうだ。

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梅乃家@竹岡のラーメンとして知られる竹岡式ラーメンは、一般的な中華そばと違って特異的な特徴を持っており、それが広く知られている千葉県富津市のご当地ラーメンだ。

スープは動物のガラを使わずチャーシューの煮汁だけを利用したスープで、そのカエシに利用する醤油は創業天保五年の宮醤油店が作る本醸造醤油で非常に濃い味わいの醤油。

そこに泳がせる麺は生麺ならぬ、即席麺でよく見掛ける乾麺。ただしその乾麺は日本最初の屈曲麺製法による、発祥店同様に創業昭和五年都一株式会社のインスタント麺とは違うコシのいいこだわり乾麺。

そして醤油味の強い良質の柔らかい豚肉が大量にラーメンへ横たわり、さらにそこへヤクミと呼ばれる玉葱の大粒の微塵切りが添えられるものだ。

なぜ乾麺なのかと言えば生麺が保冷できない冷蔵庫がまだ普及していない頃に漁港の街で生まれたそのラーメンだからで、人工的温度管理のない本当の天然醸造方式を今も続けている地元醤油醸造所もあって誰もが一度口にすればその虜になる魅力を持っている。

しかしながら同じ地元のラーメン店でも濃いめ醤油スープに美味しいチャーシューが乗るものの、その多くのラーメンは動物ガラを使用して麺も人気製麺所が作る生麺である場合ばかり。

先述したように、そんな純製法の竹岡式ラーメンに、期待は高まるばかり。店長さんと会話をしていても、誠実でひたむきなお人柄に、もはや口にする前から間違いないことが伺えた。程なく到着。

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それではと行かせて貰えば、なんたる素晴らしい竹岡式ラーメンなことか。絶妙可憐で猛攻怒涛のその味わい深さに、もう大号泣したくなるほど。

目をつむれば国道127号の熱く妬けたアスファルトの先に陽炎が立ち昇り、竹岡海岸の波のざわめきが何処からともなく聴こえて来た。

そして遠くからJR内房線電車が周辺を通過する音が聞こえ、真夏の陽射しにのせて潮風の香りが漂ってくるそんな錯覚に陥りそうなほどの素晴らしさ。

チャーシューもメンマもカエシも手作り感が満載で、もはや箸の往復速度は加速するばかり。それにしても、チャーシューが良かった。

コシのいい素敵な都一乾麺だが、そこはいい意味で両親が共働きのため、子供の頃昼食等でインスタント麺をよく口にしていた時代がふと浮かんだ。

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残ったスープとチャーシューとヤクミに、思わず半ライスを追加オーダーし、それをご飯に乗せながら喰らえばこれまた素敵この上なかった。それだけに、気がつけば完食。

いや、美味共鳴・芳醇風情・感激称美・非凡優美、敬服佳味・驚嘆風趣・百花繚乱・光彩陸離、天下逸品・極上品質・十全十美・尽善尽美、驚愕感動・賛嘆情趣・軽妙洒脱・英姿颯爽の感動風情。

そして、一網打尽・悩殺昇天・風味絶佳・百様玲瓏、滋味招来・絶賛感銘・鮮麗妙味・精良博識、誠心誠意・群雄割拠・熟達品格・壮麗威風、優美高妙・大慶至極・千古不磨・名実一体の無尽歓喜。

となれば、絶妙可憐・極上清楚・前代未聞・大胆不敵、流麗閑雅・優美端麗・感動品質・感服妙味、謹厳実直・質実剛健・旭日昇天・無我夢中、敢為邁往・聡明剛毅・拍手喝采・恐悦至極の猛烈怒涛と言うしかなかった。

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★ 竹岡式ラーメン ラブル LOVEL

※公式フェイスブック~https://ja-jp.facebook.com/loveldining.jp/
住所/東京都世田谷区三軒茶屋2-16-6 浪貝ビル103 TEL03-3414-8452 定休日/水~土曜 ※2017.9.7より水曜のみ 営業時間/10:00~21:00 ※中休みなし
※アクセス
東急田園都市線三軒茶屋駅下車。世田谷通り口から外へ出て世田谷通り左側歩道を歩いて行き、300m先の門井不動産脇の左路地を入る。前方の五差路を左折して、程ない左側にあり。


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