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生ぬるい南寄りの風が雨雲を運んで止とめどもなく頭上から雨を滴らせて、気温が高い分だけ湿度を感じさせ見上げれば灰色の表層はパステルメタルグレイに染まるそんな九月長月十二日の休日火曜日だった。

2017年9月3日京成線青砥駅の界隈に、こちらがオープンしたとしてそこは気になっていた。はっきりしない営業時間に、それならばと休日を利用して今回出掛けることにした。

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そんなわけで路線バスを途中停留所の京成八幡駅で降車して、久しぶり青砥の改札口を出て右手へ進み階段下の通りを右手に進んで行く。

その北ウィング青戸商店会通りを歩いて行くと程なく青戸サンロード商店会で、さらに進めば青戸ミナミ通り商店会となりそのエリアにこちらが営業しているようだった。

そんな通りを道なりに400mほど歩いた頃だろうか、その道路沿いの右側に風情も良く営業していた。以前は麺屋和香なるラーメン店が営業していて、その跡地店舗にオープンしたようだ。

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さっそく入店して行くと、ランチタイムのいい時間あってか、それは盛況なフロアが広がっていた。

右手に券売機が据えられていたので、その前に立ち予定通り塩味玉らーめんを選んで、またサイドメニューも行くかとちゃーしゅー丼ミニのボタンを連打した。

一番奥のカウンター席が空いていたので、チケットを手渡してからそこへ座らせて貰うことに。後で気づいたが厨房の入口寄りに、三河屋製麺の木製麺箱が置かれていた。店内小物からして女性スタッフは、店主の奥さまだろう。程なく到着。

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味玉の他に豚チャーシューに鶏チャーシューが横たわり、そしてその傍に柚子皮・刻み白ねぎ・三つ葉・標準サイズの海苔2枚があしらわれていた。

どこかで見たビジュアルだなと思いつつもそれではと行かせて貰えば、穏やかで優しい風合いのスープが、それはなかなかと言えて実にたまらない味わいのもの。

黄金色に佇む半濁塩清湯は豚骨主体で鶏ガラも若干入る魚介も効かせた仕様だそうで、基本的に国産食材と無化調スープにこだわって作り上げだラーメンだそう。

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豚鶏それぞれのチャーシューと味玉も素敵で、三河屋製麺の中細ストレート麺も流石の一言で、ちゃーしゅー丼もこれまた号泣的な美味しさで良かった。

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8年ほど都内を中心にチェーン系や個人経営のラーメン店を、渡り歩いて修業されて来た小野店主さんだそう。その頃になると後続客が続かず、世間話しに花を咲かせることが出来た。

そこでさりげなくお聞きすると以前の営業店舗とは全く関係ないそうで、ムジャキフーズの流れを汲むラーメン店に3年ほどおられたり、松戸とみ田心の味食品工場にも居た時期もあったそうだ。

それをお聞きしてそう言えばムジャキフーズ系の人気店で提供される、塩らーめんにどこか盛り付けが似ていることに気づいた。スープの炊き出し方や利用する麺の仕様は、そうした複数の修業先とは、また違うようにしているそうだ。

見ると壁面にとり団子めしの案内があり、先客のそれがなかなか美味しそうだったが、先程の券売機にそのボタンは見当たらず、そこで思わず確認させて頂くと雑炊用ごはんのことだそう。

スープはまだ残っているもののちゃーしゅー丼も平らげた後で、さらに雑炊ごはんは厳しく、追加トッピングでとり団子も提供していないなら諦めるしかなかった。すると鶏団子を、対応して頂けることに。

残したライスとスープに、そのとり団子を入れて口にすれば、スープもあって新たな至福感と言う名の桃源郷が目前に広がり、その尋常でない粗挽き肉による手作り感に胸がいっぱいになるしかなかった。それだけに、気がつけば完食。

帰宅してからそう言えば店名由来をお聞きするのを忘れたことに気づいた。そこでそこは妄想して見ることに。駅名は青砥で周辺の地名は青戸と書く界隈で、そもそもの地名は青砥藤綱に由来すると言われている。

青砥藤綱は井原西鶴の浮世草子である武家義理物語にも登場する人物であり、その物語の中で「松風ばかりや残るらん脇差」と松風なる登場人物が出て来て、それは能楽作品としても語り継がれいて定かではないがそこから青戸にちなんだ店名としてそれにされたと言うところだろうか。

いや、優無化調・極中細麺・誠心誠意・群雄割拠、絶妙可憐・極上清楚・猛攻沁沁・絶妙均整、感激称美・非凡優美・軽妙洒脱・英姿颯爽、荘厳美麗・美味佳肴・百花繚乱・光彩陸離の感動風情。

そして、天下逸品・極上品質・艶麗繊巧・秀麗皎潔、風味絶佳・百様玲瓏・鮮麗妙味・精良博識、敬服佳味・驚嘆風趣・格調高雅・絶巧寛雅、完全無欠・猛烈号泣・感動品質・感服妙味の無尽歓喜。

と来れば旭日昇天・無我夢中・恍恍惚惚・光彩奪目、気韻生動・英華発外・大悟徹底・気宇壮大、滋味招来・絶賛感銘・金剛不壊・志操堅固、恐懼感激・感恩戴徳・往古来今・一意奮闘の絶品美味。

とすれば、愛情燦々・人情滔滔・崇高冷厳・感慨多端、美味怒涛・激旨秀麗・優婉閑雅・外柔内剛、心満意足・余韻嫋嫋・敢為邁往・聡明剛毅、仁者無敵・至純至高・拍手喝采・恐悦至極の猛烈怒涛と言うしかなかった。

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★ らーめん松風@青砥

住所/東京都葛飾区青戸5-4-2 TEL非公開 定休日/日曜日 営業時間/11:30~15:00中休18:00~21:00
※アクセス
京成本線青砥駅下車。改札口を右手へ進んで、階段下の通りを右手に進んで行く。その北ウィング青戸商店会通りを、道なりに400mほど歩いた右側にあり。


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