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強い陽射しが街を照らすものの夏色を失い欠けた青空が広がって、朝方の北風が午後から南風となって日中は夏日となる予報に見上げれば、青い表層はシアーブルーに彩られた九月長月二十五日の月曜日。

今日も仕事が終わって外に出れば、穏やかな夜風に乗って秋虫の囁きが何処からともなく聴こえて来て、風流な三日月が浮かぶそんな午後七時過ぎだった。

麺屋こうじ系列店の新たなるブランド店が西武新宿線の野方駅界隈に2017年9月4日オープンしたとして気になっていた。

幾つかのブランドの変遷がある店舗のようで、かしわぎ@東中野の今川店主が以前運営させていた麺処今川もここで営業していたようだ。

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そんなわけで今夜こそとなって仕事帰り立ち寄ることにした。と言うわけでまたしても、中野から路線バスを利用して、終点に到着して降り立った。

午後九時以降まで営業する体制のこちらながら何故か先日の時はやっていなかったが、今夜は風情のいい白い暖簾が垂れ下がりそのバスロータリー内で営業していた。

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さっそく入店して行くと一人厨房に立つ、店主の快活な掛け声に迎えられた。右手寄りに券売機が据えられていて、その前に立ち財布を出すと五千円札しかなかった。

なるべく注意しているが毎日のことだけに、どうしてもついうっかりやってしまうもの。すると券売機右側に両替機があり、さすが麺屋こうじグループ店と言うしかなかった。

予定通り特製醤油らぁめんを選んで、今夜もまたサイドメニューするかとなって、鶏飯しなるボタンを見つけそのボタンを連打することに。

鶏飯しと券売機に表記されていて店主にお聞きしなかったが、飯しとは飯するの連用形らしく意図的にそうした記述をしたところだろう。

直ぐ傍のカウンター席に腰掛け、店主にチケットを手渡す。そうしない内に何人も居た先客が帰って行き、これ幸いと奥寄りの店主の前のカウンター席に移動して世間話しが出来た。

和歌山県田辺市ご出身の津葉井店主で、以前は先述したかしわぎ@東中野今川店主と同様に、麺屋こうじグループ店の横浜にあるつけ麺神勝軒におられたそうだ。先日こちらの店頭に立った日は、たまたま臨時休業だったそう。

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スープに利用する鶏食材や鶏チャーシューは、県内地元周辺で平飼いで飼育される銘柄鶏で、コンテストで最優秀賞を収めた実績もある紀州うめどりを使用しているそうだ。

古来より地元で続いて来た飼育技術をより発展させ、梅酢エキス等を混ぜた飼糧を与えることにより、臭みが少なく歯ごたえが良く柔らかく美味しい鶏になったと言う。

利用する醤油も地元醤油メーカーのものだそうで、1915年創業の天王醸造株式会社が製造する本醸造再仕込醤油「つけ・かけ醤油 昔づくり」であることを教えて頂いた。

熊野名水に天日塩を使用し、大量生産することなく品質本位を貫く姿勢で、力強い風味が特長の醤油と関係ページに紹介されていた。

店主から言われて気づいたが千葉の醤油醸造技術は紀州の醤油醸造技術と似ていて、その味わいも近いものがあるそうでそう言われて見ればなるほどそうかも知れない。

確かに初代濱口儀兵衛が紀州から千葉に渡り、1645年に創業させたのがヤマサ醤油株式会社の始まりで、以前にその工場見学で醤油ソフトクリームを愉しんだ後で見た案内にそうした記述が成されていたものだ。

ちなみに千葉の醤油は銚子の豪農第三代田中玄蕃が1616年に始めた醤油醸造所に端を発するヒゲタ醤油と、先述したヤマサ醤油の二つの醤油醸造所によって発展して行ったと言われている。

ふと見ると、中華蕎麦とみ田製麺所と言える、心の味食品の木製麺箱が置かれていた。厨房内だけに周囲を外す条件で、特別に許可を頂いて撮影。程なく到着。

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何たる神々しいビジュアルなことか。思わず拝みたくなるほどだった。これはかなり原価率が高そう。もう口にする前から、その旨さが理解できた。

それではと行かせて貰えば、そのまさしくな力強い風味を感じる本醸造再仕込醤油の際立ち感と、地鶏を越えたと言っても過言ではなさそうな銘柄鶏うめどりの持ち味がもう実にたまらないもの。

それはもう猛攻怒涛の如く絶妙可憐な風合いとなって、これは凄い素晴らしいラーメン以外の何物でもなかった。低温調理らしき鶏チャーシューと豚ロース肉チャーシューに、味玉もこれまた大絶賛な素晴らしさ。

心の味食品謹製の中細ストレート麺がまた感銘的で感動出来る表現力のあるもので、思わず久々に箸で宙に浮く麺を穴が開きそうなほど見つめてしまった。麺の持ち味さが、それは素敵な風合いだった。

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マヨネーズを和えた細切れされた鶏チャーシューに、鶏そぼろ肉がご飯の上に敷き詰められた鶏飯しも、やはりとんでもなく美味しいもの。

ラストに残ったライスに鶏清湯醤油スープを入れて、おじやを愉しめばこれまた大号泣出来て、それだけに気がつけば完食。さすが麺屋こうじ系と言える、淡麗濃口醤油鶏中華だった。ほぼ無化調だそう。

いや、格調高雅・絶巧寛雅・天上無二・超越猛攻、驚愕感動・賛嘆情趣・敬服佳味・驚嘆風趣、美味共鳴・芳醇風情・艶麗繊巧・秀麗皎潔、天下逸品・極上品質・軽妙洒脱・英姿颯爽の感動風情。

そして、群抜美味・怒涛風味・感激称美・非凡優美、荘厳美麗・美味佳肴・百花繚乱・光彩陸離、一網打尽・悩殺昇天・十全十美・尽善尽美、錦心繍口・山紫水明・滋味招来・絶賛感銘の無尽歓喜。

となれば、風味絶佳・百様玲瓏・鮮麗妙味・精良博識、優美高妙・大慶至極・冠前絶後・永遠偉大、絶品美味・格別風味・金剛不壊・志操堅固、激震佳肴・絶妙風韻・感動品質・感服妙味の猛烈怒涛。

とすれば、熟達品格・壮麗威風・万里一空・慎始敬終、往古来今・一意奮闘・崇高可憐・切磋琢磨、猛烈感動・華麗創味・高潔無比・清廉恪勤、威風旋風・絶品妙味・猛攻沁沁・絶妙均整の心満意足。

と来れば、高論卓越・和而不同・深謀遠慮・理路整然、誠心誠意・群雄割拠・流麗閑雅・優美端麗、絶妙可憐・極上清楚・崇高冷厳・感慨多端、先祖伝来・祖先崇拝・美味怒涛・激旨秀麗の恐懼感激。

こうなればもう、気韻生動・英華発外・一心不乱・終始一貫、新進気鋭・前途洋々・最上無二・英明果敢、完全無欠・猛烈号泣・旭日昇天・無我夢中、仁者無敵・至純至高・拍手喝采・恐悦至極の余韻嫋嫋と言うしかなかった。

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★ 本格中華蕎麦 ゆるぎ

住所/東京都中野区野方5-25-3 TEL03-3337-6588 定休日/水曜日 営業時間/11:30~15:00中休17:030~23:00
※アクセス
西武新宿線野方駅下車。出口前の道路を左手に進み一つ目の十字路を左折して、50mほど歩いたバス停ロータリー内の左側にあり。


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