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真夏の面影を捜したくなるほどに涼やか北寄りの風が街角へそよいで、見上げれば蒼灰色の表層はエコーブルーグレイに染まり、夕暮れ頃から天候が崩れて行く予報が出ていた十月神無月六日の休日金曜日だった。

また本日も千葉市内所用でその周辺でラーメンするかとなって、ネットで色々探している内に西千葉で営業するこちらのことを知り、これは是非とも行かねばと帰結した。

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西千葉はこの数年で多くのラーメン店が開業しており、こちらの場所も稲毛人気店屋台拉麺一's系列店のGAKUSHOKUいちずが、昨年暮れまで営業していたそんな店舗跡地らしかった。

2017年4月に「居酒屋じんじん」として開業したこちらのようで、今夏の2017年8月15日から「呑みやら食事やら北じんじん」と改称し新装リニューアルオープンを果たしたそうだ。

その時点からラーメンも提供するようになったらしく、なんと北海道ラーメンがフルラインナップするこちらだそう。札幌味噌らーめん、旭川醤油らーめん、函館塩らーめんだけでなく、なんと更にカレーらーめんも提供しているそう。

公式ツィッターにはこのカレーらーめんが、人気であることが案内されていた。その公式ツィッターには、店長さんが以前にホテルニュー王子で、シェフの経験もあることが紹介されていた。

苫小牧一のアーバンリゾートホテルとして定評あるグランドホテルニュー王子のことで、道内でカレーラーメンと言えば室蘭か苫小牧でありそう言うことなのかと気づいた。

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以前に北海道でカレーラーメンと言えば室蘭と言われたが、その人気元祖店である1967年に岩見沢で創業させた味の大王創業者高橋一郎氏は、1965年に苫小牧市大町で開業させた大衆食堂で初めてそのカレーラーメンを提供していたらしく、するとその元祖店は苫小牧だったことになる。

そこでそうした情報を深追いして見ると、道内には多くのカレーラーメン元祖店となる味の大王系列店が営業しているが、珍来や大勝軒のように同じ店名ながら二つの系統に枝分かれしていることが判った。

一つは1965年開業の創業者実子の高橋浩一氏が代表を務める味の大王苫小牧総本店系で、そしてもう一つは岩見沢駅前店で修業した小柳浩氏が1972年に開業させた味の大王室蘭本店系だそう。

なお千葉県内でカレーラーメンと言えば1953年開業の実之和食堂の小見川カレーラーメンだが、国内には独自性のあるこうしたご当地カレーラーメンが散見している。これは是非ともそのカレーラーメンを食して見たいとなった次第だった。

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そんなわけで千葉市内所用を終えた後に、総武線緩行電車に一駅だけ乗車して、またしても西千葉に降り立った。今回は北口側に出てロータリー右手寄りにある、西千葉駅北口交差点から延伸するゆりの木通りを歩いて行った。

その通りを200mほど進んだ頃だろうか、右側にこちらが看板メニューなどを案内するボードを置いて風情も良く営業していた。後で気づいたが、サッポロ西山ラーメンの黄色いノボリが、店頭の道路際ではためいていた。

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ここがそうかと店先に立つと丁度タイミング良くお店の方が出迎えてくれて、お聞きすると店長さんだそうで思わずご挨拶してさっそくながら世間話しに花咲く店頭となった。

店舗オーナーはメイクアップアーティストをされている方らしく、店長さんの親戚筋になる方のようで、それでこちらの店長をするお話しを頂いて上京されて来られたそうだ。

店長の西浦氏はやはり苫小牧出身だそうで、つい最近まで北海道におられたそうだ。先述したグランドホテルニュー王子のレストランで、8年間ほどシェフを務めていた方だそう。

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王子と言うとハンカチ王子とか思い出す所だが、新千歳空港にアクセスの良い苫小牧に1963年オープンした、王子製紙関連企業が運営する由緒正しいグランドホテルニュー王子だ。ハンカチ王子と言えば北海道日本ハムファイターズの斎藤佑樹選手だが、甲子園でライバル関係だったのが田中将大選手だ。

現在ニューヨークヤンキースで活躍するマー君の愛称で親しまれている田中将大選手で、駒澤大学附属苫小牧高等学校時代の活躍が認められ東北楽天イーグルスにプロ入りし、2014年ヤンキースと契約しメジャーリーグ入りを果たした。

ちなみになぜ関西出身の田中将大選手が苫小牧の高校に入学したかと言えば、智辧学園入学の話しが直前になって立ち消えしてしまい、そんな中で当時の周囲関係者と相談した中で駒澤大学附属がベストとなったようだ。閑話休題。

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入店して行くと国立千葉大生のバイトの方と、店長さんの二人がおられるこちらだった。ラーメンはもちろん、カレーらーめんでお願いすることに。

メニューリストにカレーらーめんを室蘭発祥と記述しており、先述しているように実は苫小牧に元祖店があったことを、西浦店長さんにお話しすると驚いておられた。

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基本は居酒屋らしくおつまみメニューにアルコールも色々用意されていて、それだけにランチタイムは豊富な定食セットメニューも用意されていた。夜限定メニューとして北海道食材による多国籍料理をアレンジしたものや、イタリアンテイストなどの提供メニューも用意していると言う。

そしてラーメンと共にウリの丼メニューが更にラインナップしていて、そのとろふあ親子丼・ジンギスカン丼・帯広の名物豚丼・カツとじ丼・熟成甘ダレか四川ピリ辛ダレが選べるかつめし重・フライ物を積み上げたメガ盛りびっくり丼が目をひくものだった。

そこでミニチャーシュー丼がサイドメニューで用意されていたものの実は子羊の生ラム肉が多めに入るジンギスカン丼に既に魅了されていて、つい何気なくそのハーフサイズはないですよねと言うと快くそのメニュー対応を承諾して頂くことに。

ちなみに追加トッピングにはポテトサラダも、ラインナップされていたそんなこちらだった。ランチタイムはソフトドリンクがサービスだそうで、それならばとアイス烏龍茶を頂くことに。程なく到着。

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それではと行かせて貰えば、香ばしいカレーの風味が優しくも鮮烈な余韻を残す、そんな持ち味があるものでそれはもう実にたまらないもの。

道内のカレーラーメンらしい鶏がらベースだそうで、国産の鶏ガラと豚足を沸騰しないよう注意を払いながら8時間掛けて炊き上げた鶏清湯スープだそう。

そこにこちらオリジナルの手法でカレー粉を炒めてから利用するスタイルを取り入れた我流のカレーらーめんだそう。なるほどその炒めの行程によって、何とも言えない風情の良さが光るものだった。

西山製麺の中太ちぢれ麺がさすがの風合いで、自家製らしいチャーシューもこれまた素敵だった。煎りゴマがたっぷり浮かぶカレーラーメンで、お麩が地方のラーメンらしさに色を添えていた。

ラーメン店の看板を掲げても良さそうなほど素敵な味わいで、近年多くの居酒屋で行われているランチタイム時だけラーメン店らしいブランドで営業してもいいのではないだろうか。

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特別にハーフ仕様にして貰ったジンギスカン丼も、柔らかな肉がたっぷり入ってこれまた大号泣ものの美味しさ。

リンゴをたっぷり入れた特製醤油ダレに漬け込んだラム肉を、モヤシと共にその甘辛ダレで炒めたものだそうで、ピーマンの輪切りしたものが添えられてそれにしても良かった。それだけに、気がつけば完食。

いや、天下逸品・極上品質・美味共鳴・芳醇風情、群抜美味・怒涛風味・感激称美・非凡優美、艶麗繊巧・秀麗皎潔・敬服佳味・驚嘆風趣、十全十美・尽善尽美・百花繚乱・光彩陸離の感動風情。

そして、一網打尽・悩殺昇天・滋味招来・絶賛感銘、風味絶佳・百様玲瓏・鮮麗妙味・精良博識、優美高妙・大慶至極・冠前絶後・永遠偉大、金剛不壊・志操堅固・絶品美味・格別風味の無尽歓喜。

と来れば、感動品質・感服妙味・熟達品格・壮麗威風、絶品美味・格別風味・往古来今・一意奮闘、崇高可憐・切磋琢磨・威風旋風・絶品妙味、猛攻沁沁・絶妙均整・絢爛華麗・面向不背の猛烈怒涛。

となれば、美味怒涛・激旨秀麗・誠心誠意・群雄割拠、、驚心動魄・感慨無量・旭日昇天・無我夢中、崇高冷厳・感慨多端・絶妙可憐・極上清楚、恍恍惚惚・光彩奪目・拍手喝采・恐悦至極の余韻嫋嫋と言うしかなかった。

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★ 呑みやら食事やら 北じんじん

※公式ツィッター~https://twitter.com/k_jinjin3
住所/千葉県千葉市中央区松波2-19-5 鎌滝ビル1階 TEL043-305-4784 定休日/火曜日 営業時間/11:30~15:00中休17:00~23:00
※アクセス
JR総武緩行線西千葉駅下車。北口側ロータリー右手の西千葉駅北口交差点から延伸するゆりの木通りを200mほど歩いた右側にあり。


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