ohzoratei01

わずかながら陽射しと青空を臨めるもののすっきりしない曇りがちの大空が広がり、見上げた蒼白色の表層はプレイシングブルーグレイに染まるそんな十月神無月二十四日の休日火曜日だった。

ネットで新店を追っている内にこちらの醤油らーめんのビジュアルを目の当たりにするところとなって、それもあってまた遠出モードにスイッチが入りそれならばと出掛けることにした。

ohzoratei02

ohzoratei03

ohzoratei04

そんなわけで市川から横須賀線直通総武線快速電車に乗車して、戸塚で東海道線普通電車に乗り換え、久しぶりに湘南エリアの平塚へやって来た。

20分程度歩けば着く徒歩圏内のこちらであったが、やや遠方だし幾つもの系統の路線バスが頻繁に走る通り沿いで営業していることをネットで知ってそれで向かうことにした。

と言うことで北口側に出てロータリー右手奥の路線バス10番乗り場より、神奈川中央交通平26・29系統の高村団地行きに乗車し五つ目の柳町停留所で降車。

ふと見ると向い側歩道の昇り停留所の右側に、間もなく開店するこちらの店舗がありあそこかとなった。

ohzoratei05

今夏七夕の2017年7月7日に開業したばかりのまだ新店と言えるこちらで、開店まであと数分と言う時間にしばし待っていると、程なく店主が出て来られ暖簾を入口に掛けるなど店先の開店準備をされていた。

千葉からネットでこちらを知り、それで来たことを告げると、笑顔でその来店を喜んでくれた。券売機のない後精算方式のこちらで、さっそく気になっていた醤油らーめん並盛をお願いすると、細縮れ麺か太縮れ麺が選べるようでそれならと太縮れ麺で希望することに。

こちら目当てに来たと言うと変なプレッシャーを与えても恐縮なだけに、老郷(ラオシャン)と一緒に訪れる中でこちらを見つけて来たと告げて世間話しに花が咲く店内となった。

よく考えればメインのお店は最初に訪問するものだし、ともあれ後続客が来店して来なかっただけに色々なお話しをお聞きすることが出来た。

道路の先に見える小高い山は高麗山と言う大磯丘陵の東端に位置する標高168mの山らしく、高麗山公園に春咲く2000本の桜は絶景の眺望が愉しめる名所として知られているそうだ。

大沼店主が運営するこちらで、名字の大とお子さんの名前である空を足して命名された店名であることを教えてくれた。随分前に市内で定食店を、営業していたこともあるそうだ。

ohzoratei06

様々な外食店の経験がある店主らしく、少し前までは独立して居酒屋を営業していたそうで、ラーメン店の修業経験がないかお聞きすると案の定しばらく前に都内某ラーメン店に3年ほどおられたことがあるようだった。

2010年6月12日開業の担々麺屋炎が以前営業していた跡地店舗に開業させたこちらだそうで、そちらは鶏清湯醤油をウリにした麺処まるよしとして、2017年5月3日周辺へ移転してリニューアルオープンを果たしたそうだ。

またその店舗が営業する前には、現在平塚駅周辺で営業している秀膽(ひでたん)がやっていたテナント建物らしく、調べて見るとなるほど2004年1月9日に開業して2009年11月24日に移転して行ったようだ。

地鶏豚骨煮干スープと謳う醤油らーめんのようで、豚のゲンコツと背ガラに大山鶏のガラとモミジも入れるそう。そしてさらに鯖節・鰹節・アジ節・昆布・シイタケと、タマネギ・生姜・ジャガイモ等の野菜も利用するそう。アジ節を見せて貰うと、煮干しのような魚介食材だった。

ohzoratei07

それらの食材を投入するタイミングをオープン当初とはかなり変えたらしく、提供しているスープもそれによりとても進化したそうだ。麺は開業当初から、讃岐の製麺所謹製の特注麺だそう。

また利用するカエシの醤油は、2種類の醤油をブレンドしたものだそうで、低温調理のチャーシューは大ぶりの豚肩ロース肉を利用することもあって18時間掛けて仕上げるそうだ。

切り上げる前のブロック状のチャーシューを見せて貰ったが見てるだけでうっとりさせる風合いに、思わず宝飾品が入るショーケースに飾り改めて鑑賞したくなるばかりだった。

メニューも増やしたそうで魚粉つけ麺や油そばに全部入りらしきてんこ盛り醤油らーめんがあり、サイドメニューもチャーマヨ飯に味玉チャーマヨ飯に牛スジが入る名古屋名物どて飯なるものも。程なく到着。

ohzoratei08

低温調理チャーシューは頬を染めるように仄かに紅く、刻みねぎなどに魚粉が軽く振り掛けられて、穂先メンマと茹でホウレン草が添えられていた。

ohzoratei09

ohzoratei10

ohzoratei11

ohzoratei12

それではと行かせて貰えば味わい深い独学らしき風情が良い方向性で荒々しさが感じられて、ブレンド魚粉にさえ哲学が重んじられているように想えて、予測通りのオーラでそれはもうとんでもなく実にたまらないものだった。

中太ちぢれの麺は中加水かと思いきや多加水だそうで、絶妙可憐で独特なもちもち感がこれまた良かった。低温調理チャーシューも大号泣ものの美味しさでこれまた素敵だった。それだけに、気がつけば完食。そして冒頭辺りで触れた、もう一軒のラーメン店 へ向かった。

いや、天下逸品・極上品質・格調高雅・絶巧寛雅、敬服佳味・驚嘆風趣・天上無二・超越猛攻、荘厳美麗・美味佳肴・軽妙洒脱・英姿颯爽、群抜美味・怒涛風味・百花繚乱・光彩陸離の感動風情。

そして、美味共鳴・芳醇風情・十全十美・尽善尽美、感激称美・非凡優美・艶麗繊巧・秀麗皎潔、驚愕感動・賛嘆情趣・錦心繍口・山紫水明、星河一天・絢爛華麗・秀色神采・風光明媚の無尽歓喜。

と来れば、絶妙可憐・極上清楚・崇高冷厳・感慨多端、感謝感激・感涙号泣・剛毅果断・意気衝天、最上無二・英明果敢・当代無双・至大至高、恐懼感激・感恩戴徳・旭日昇天・無我夢中の猛烈怒涛。

とすれば、気韻生動・英華発外・一心不乱・終始一貫、仁者無敵・至純至高・恍恍惚惚・光彩奪目、驚心動魄・感慨無量・完全無欠・猛烈号泣、流麗閑雅・優美端麗・誠心誠意・群雄割拠の心満意足。

となると、一網打尽・悩殺昇天・滋味招来・絶賛感銘、冠前絶後・永遠偉大・優美高妙・大慶至極、高論卓越・和而不同・深謀遠慮・理路整然、天真爛漫・天衣無縫・拍手喝采・恐悦至極の余韻嫋嫋と言うしかなかった。

ohzoratei13

ohzoratei14

★ らーめん処 大空亭

住所/神奈川県平塚市平塚4-24-13 TEL非公開 定休日/水曜日 営業時間/11:30~15:00中休17:30~21:30 ※金土~22:00
※アクセス
JR東海道線平塚駅下車。北口ロータリー右手奥の路線バス10番乗り場より神奈川中央交通路線バス平26・29系統高村団地行き等に乗車し、五つ目の柳町停留所で降車して少しだけ戻った左側にあり。


☝1クリック頂けると大変嬉しいです