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青空から陽射しが煌めき冷え込む中で南寄りの風が出て、若干だけ気温が上がる予報に上空を見上げれば、青い表層はライトシャモニーブルーに彩られていた十一月霜月二十六日の日曜日。

今日も仕事が終わって外に出れば夜空に三日月が浮かび上がり、それほどの冷え込みもなくただ穏やかな夜風がそよぐそんな午後七時過ぎだった。

つい先日オープンしたばかりの武蔵野アブラ學会吉祥寺店が入る建物に、もう一軒の新店がまもなく開業するとしてそこは気になっていた。

2016年6月に開業しスープ春雨を提供していた麻辣湯専門店天香さんが残念ながら今月上旬頃に閉店してしまい、その店舗跡地にオープンするようでそのラーメンの系統や詳細は全く不明で、しかもいつから営業するのかも不明瞭でとにかくその開業を待つしかなかった。

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そんなわけでそろそろ営業しているのではとその店頭に立てば、なんと開店祝いの花が店頭に飾られていて営業しており、女性スタッフが道行く人々にチラシを配っていた。

そのチラシを受け取ると2017年11月26日の本日より、グランドオープンしたことを教えてくれた。開店祝いの花を見ると、幾つかの企業からのものと共に、旨辛ラーメン表裏の市ヶ谷本店からも来ていた。

思わずそちらの流れを汲む新店だろうかと言う、その想いを胸に小さいチラシを手にしてやや狭い階段を降りて行った。

白鷹ラーメンはコクと旨味がギュッと詰まった美味しい一杯で、赤鷹ラーメンはコク・旨味・辛味の三味一体の辛さが5段階から選べる嬉しい一杯と言うことらしかった。

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階段を降りて左手に進むと、こちらのフロアが広がっていて、右手の方に小柄な券売機が据えられていた。その前に立ち、提供メニューのボタンを確認しながら、さてどうするかとなった。

見ると白鷹と赤鷹のスープに塩と醤油が夫々ラインナップされていて、さらにそこへ魚介風味が各々用意されて、なんともバリエーション豊富な提供メニューのこちらだった。少し悩んでからそれならばと、赤鷹醤油魚介を選んで、替え玉のボタンも連打することに。

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振り返り先ほどの女性スタッフにチケットを手渡すと豚チャーシューか鶏ササミチャーシューどちらが選べるそうでなるほどとそれならば豚チャーシューを選ぶことに。

そしてチラシからオープニング記念期間中と言うことからだろう、味玉・替玉・メンマが無料サービスらしくそれならばと券売機にそのボタンが無かった味玉を希望した。

さらに辛さがレベル1から5のどれにするかとなって、3からとても辛くなるそうでそれならばと怖じけづいて2でお願いすることに。カウンター席の中ほどに腰掛けると、厨房内に店長さんらしき方とスタッフが一人おられた。

さっそく旨辛ラーメン表裏市ヶ谷本店からの開店祝いについてお聞きすると、修業店でも系列店でもないそうで以前から交流があった関係で頂いたものだそう。某ラーメン店で血の滲むような苦労を、三年間続けて晴れてこちらをオープンさせたそうだ。

麻辣湯専門店天香さんとは全く関係ないそうだ。また、なぜゆえに店名を鷹神とされたのか、そこはお聞きして見ることに。すると鷹を神格化したエジプト神話で語り継がれる、天空と太陽の神ホルスに由来するものだそう。

なるほど多くのエジプトの神々の中で最もいにしえの偉大な神様であり、そのマスクは鷹そのもので、エジプト神話と言うと太陽神ラーがこうした食べ歩きをしていると思い浮かぶものだが、やはりラーの息子とされる神様だった。程なく到着。

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ドンブリを受け取りカウンターに自分で置いてそのビジュアルに思わずびっくりするしかなかった。

なぜなら低温調理っぽい色合いの激厚大判の豚肩ロース肉チャーシューがドン!と横たわっていたからだった。思わず既におそるべし。

そのデカチャーシューはラーメンのふたにもなりそうなほどに大きいもので、これは猛攻圧巻サイズ以外の何物でもなかった。そこに希望した無料味玉に、刻みメンマ・白ネギ・水菜が添えられていた。こってりなのにさっぱりしたスープがウリだそう。

なお赤いスープを想像していたがそんなことも無く、そこら辺をお聞きすればやはりレベル3から赤くなるそうだ。黒い粒々が浮いていて、それはニンニクなどを揚げたものらしく、いわゆる鶏白湯にこうしたものを浮かべるとは面白い趣向と言えた。

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それではと行かせて貰えば鶏ベースの白湯スープが、大成食品謹製の特注中細ストレート麺に絶妙な具合に絡んで来てそれはもう実にたまらないもの。なお辛さはそこそこで、レベル2では大した辛さでなかった。

そこに猛攻圧巻サイズの激厚大判豚肩ロース肉チャーシューが、プルプルしてプリプリしたもので一噛みすれば旨味ジュワッと来てこれまた恍惚状態になりそうなほど途轍もなくたまらない美味しさ。

思わず神棚があったら奉って拝みたくなるぐらい神々しいチャーシューと言うしかなかった。それだけに替え玉も素敵に愉しめて、それゆえに気がつけば完食だった。

いや、格調高雅・絶巧寛雅・美味共鳴・芳醇風情、豚肉激厚・豚肉激旨・豚肉超絶・豚肉神棚、天下逸品・極上品質・百花繚乱・光彩陸離、感激称美・非凡優美・敬服佳味・驚嘆風趣の感動風情。

そして、艶麗繊巧・秀麗皎潔・驚愕感動・賛嘆情趣、軽妙洒脱・英姿颯爽・十全十美・尽善尽美、一網打尽・悩殺昇天・滋味招来・絶賛感銘、風味絶佳・百様玲瓏・遠慮会釈・恩沢洪大の無尽歓喜。

と来れば、優美高妙・大慶至極・冠前絶後・永遠偉大、感動品質・感服妙味・高潔無比・清廉恪勤、熟達品格・壮麗威風・秀抜刹那・闘魂奥義、高論卓越・和而不同・深謀遠慮・理路整然の猛烈怒涛。

となれば、美味怒涛・激旨秀麗・誠心誠意・群雄割拠、気韻生動・英華発外・一心不乱・終始一貫、崇高冷厳・感慨多端・絶妙可憐・極上清楚、旭日昇天・無我夢中・拍手喝采・恐悦至極のともあれ豚肉絶賛の一言に尽きた。

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★ 鷹神 TAKASHIN

住所/東京都武蔵野市吉祥寺本町1-13-2 白石ビルB1 TEL非公開 定休日/無休? 営業時間/11:30~23:30(23:00LO)
※アクセス
JR中央線吉祥寺駅下車。北口側に出てロータリー右手の吉祥寺大通りを歩いて行き、ヨドバシカメラ吉祥寺前交差点を左折し本町新道を10mほど歩いた左側建物の地下1階にあり。


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