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冬至前ながら北国では本格的な雪の便りが届いて、爽やかな青空広がるものの北西寄りの風がより冷え込んだ寒気を街角へ送っていた、見上げれば青い表層はパステルミスティブルーに煌めく十二月師走十四日の木曜日。

今日も仕事が終わって外に出ればコートが手放せなくなる程に、今夜も冷え込みが厳しいそんな午後七時過ぎだった。

早稲田駅周辺に昨日の2017年12月13日より、鶏白湯ラーメンをウリにする新店がオープンしたようだ。

そこでいつものようにネットで追って見ると、どうやら創業八十余年になる平塚呉服店絹の柳屋三代目店主 の実弟の方が開業させたラーメン店であることが判った。平塚と言えば、この前遠征で出掛けたばかりだけに、そこは思わず気になるしかなかった。

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そんなわけでそれならばと、仕事帰り立ち寄ることにした。と言うことで就業先の吉祥寺から、東西線直通電車に乗車して、またしても早稲田に降り立った。

高田馬場寄り出口から外に出て、一陽来復守で有名な穴八幡宮を横目にして、早稲田通りを高田馬場方面に歩いて行った。

なだらかな昇り坂を400mほど歩いた頃だろうか、通り沿いの左側に開店まもないこともあって、開店祝いの花に囲まれるようにして営業していた。

札を見ると実家長男の絹の柳屋三代目からも来ていて、何と2002年解散したメジャーロックバンドであるシャムシェイドのメンバーだったNATCHIN(なっちん)さん。さらには吉本興業の人気お笑いトリオである、ジャングルポケットさんからも開店祝いの花が来ていた。

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さっそく入店して行くと、さすが店主の実家が呉服屋だけに、女性スタッフが着物姿でおられた。右手に券売機が据えられていて、その前に立つとまだ塩そばのみの提供で、その塩そばの特製仕様を選択。そして大盛と半ライスの、ボタンを連打することに。

振り返りチケットをその和装スタッフの方へ手渡して、たまたまだろう先客ゼロのフロアだけにカウンター席の中ほどに腰掛けた。

すると明日までの三日間は開店記念として、味玉・メンマ・海苔の何れかをサービスして頂けるそうで、それならば特製をオーダーしているだけにメンマを希望することにした。

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ふと厨房の壁面を見ると87の数字があり、お聞きするとそれは店頭の庇にも表記しているそうで、柳川店主のラッキーナンバーだそう。

その由来についてさらに確認させて貰うと、店主のお名前がヤナガワだけに、ヤナを数字変換すると87になるとのことでなるほどだった。

そこで店名由来もこの際だからとお聞きすれば、以前に銀装飾品加工のお仕事をされていたらしく、また次男であることから語呂のいいこともあって銀次郎と命名されたようだった。

某有名喜多方ラーメンチェーンの川崎店や、幾つかの首都圏内に在るラーメン店でも、修業経験がある柳川店主だそう。

少し前に平塚へラーメン遠征した話題をすると、世間話しに花が咲いた。なんと訪問した大空亭@平塚は、最近になって残念ながら閉店してしまったそうだ。

そのレポートでも登場した秀膽(ひでたん)と、麺処まるよし(元麺屋炎)は、実家長男の絹の柳屋三代目の同級生らしい。また麺屋すみす@青山の店主は、店主の後輩にあたる方のようだ。

明後日からは、醤油そばと赤塩そばも、提供する予定だそう。またスタッフが落ち着けば、午前0時まで営業して行きたいそうだ。そしてお正月は界隈が穴八幡宮の初詣で混み合うらしく、年末年始は営業して行く予定らしかった。程なく到着。

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特製と言うと大抵の場合はやや多めのチャーシューに、味玉がトッピングされるものだが、ラーメンが来て見るとこちらの特製は違っていた。

麺が見えないくらいにそれはこれでもかとチャーシューが並べられてあった。思わず修業先の実名をお聞きした、某有名喜多方ラーメンチェーン店のラーメンが脳裏を過ぎった。

また焼いたスライスネギはムンクの叫びみたいと思いつつ、大判海苔に切り揃えられた水菜と、メンマは穂先仕様でサービス分もあり、そのラーメンの表面は具材がびっしりと埋まっていた。 

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それではと行かせて貰えば独特な面持ちながら、絶大に味わい深い風情ある鶏白湯の持ち味に、思わず大号泣したくなるほどだった。

近年都内だと麺屋武一系が数多く見受けられる鶏白湯ラーメン店だが、外に大きくて細長い提灯も垂れ下がっておらずそちらとはやはり関係ないようだった。

鶏ガラと丸鶏にモミジだけでなく、手羽先も入れて炊き上げた鶏白湯スープだそうで、三河屋製麺謹製らしい中細ストレート麺がまた良かった。それにしても沢山入っている豚バラチャーシューで、自家製の手作りだそうでそれだけにこれまた良かった。

その豚バラチャーシューをラストにオーダーした半ライスへ残った鶏白湯スープを入れて、まだ残っていた豚バラチャーシューも乗せ更なる桃源郷に舌堤みを打った。それだけに、気がつけば完食だった。

そう言えば先述した未訪の秀膽(ひでたん)は鶏白湯ラーメンの人気店だが、ネットに映る同店のラーメンを見るとこちらの鶏白湯スープの色合いと似ていた気がした。なるほど。

いや、格調高雅・絶巧寛雅・百花繚乱・光彩陸離、卓越妙味・絶妙風雅・純情可憐・無垢一途、感激称美・非凡優美・典麗風雅・静淑優椀、完全絶後・永遠偉大・優美高妙・大慶至極の感動風情。

そして、天下逸品・極上品質・誠心誠意・群雄割拠、高論卓越・和而不同・深謀遠慮・理路整然、壮麗美麗・美味桂肴・感謝感激・感涙号泣、敬服桂味・驚嘆風趣・美味共鳴・芳醇風情の無尽歓喜。

と来れば、群抜美味・怒涛風味・絶品美味・格別風味、一網打尽・悩殺昇天・風味絶桂・百様玲瓏、高潔無比・清廉格勤・一意専心・堅忍不抜、激震桂肴・絶妙風韻・慎始敬終・高山流水の猛烈怒涛。

となれば、絶妙均整・猛攻沁々・美味怒涛・激旨秀麗、威風凛々・十日一水・艶麗繊巧・秀麗皎潔、気骨稜稜・温良貞淑・千古不磨・永垂不朽、旭日昇天・無我夢中・拍手喝采・恐悦至極の老巧精妙と言うしかなかった。

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★ 柳屋銀次郎

住所/東京都新宿区西早稲田2-4-25 ハイネス西早稲田103号 TEL03-6265-9967 定休日/未定 営業時間/11:00~22:00(暫定)
※アクセス
東京メトロ東西線早稲田駅下車。高田馬場寄り出口から外に出て、早稲田通りを高田馬場方面に、400mほど歩いた通り沿いの左側にあり。



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