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澄んだ青空から目映い陽射しが煌めくものの真冬の境界線を大きく跨いだ北西寄りの寒風が、吐息を白ませ更なる冷え込みに震えたそんな一月睦月十二日の休日金曜日だった。

霜柱の上を歩けば大地が叫ぶかのようにザクザクと音を立てて、何気なく見上げれば青い表層は遥か先までベイサイドブルーに彩られていた。

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千葉駅周辺にまた所用があり、それならばと以前訪れたこちらへまた訪ねることにした。年末年始は30日から3日がお休みだったようで、4日から年始営業をスタートさせたようだ。

2017年4月に居酒屋じんじんとして、西千葉駅北口側界隈に開業したこちらで、2017年8月15日にリニューアルオープンを果たした。

昼はラーメン&定食メニュー中心の夜は居酒屋メニュー中心となるこちらで、最近はクルマで訪れる方も増えているらしく店舗前の路地を入ると、程なく右手にコインパーキングが二カ所あることをツィッターで案内されていた。

王子製紙グループ企業が運営する苫小牧グランドホテルニュー王子で、シェフを8年勤めておられた西浦店長さんが厨房に立つこちらだ。

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そんなわけで所用を終えた後で、その店頭へ午後一時過ぎ頃にやって来た。さっそく入店して行くとそれは盛況な店内が広がっていて、前回も同じ頃に訪ねたが混雑するその状況に驚くばかりだった。

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奥の厨房内におられた店長さんに、ご挨拶しながらその前のカウンター席に腰掛けると、その来店を笑顔で迎えてくれた。提供されるラーメンは以下の通り。

やはり一番人気は前回食した室蘭発祥!カレーらーめんのようで、国民食とも言われているカレーをスープにしたラーメンだ。室蘭発祥とも言われているが、発祥は新潟三条説と千葉小見川説もあり、多くの地域でも人気スープの一つとなっている。

函館の味!塩らーめんはラーメンのルーツとも言われる塩味スープで、最古のラーメンスープであったとも囁かれるように函館ラーメンは歴史はかなり深い。

旭川の味!醤油らーめんは本来は豚骨ベースの醤油味に煮干しを効かせたものだが、当然ながら全てその仕様は北海道ご出身の店長さんがあらゆる面を考慮して開発したもの。

ちなみに醤油味のラーメンは国内の多くに散見されるザ・スタンダードで、その発祥は浅草の地で尾崎貫一氏が1910年に創業させた来々軒だ。そこで濃口醤油の味にうるさい江戸っ子を唸らせた、そんな支那そばのスープこそ醤油味だった。

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そんな中で今回選んだのは札幌の味!味噌らーめんで、そのルーツは味の三平店主が1954年味噌汁をヒントに開発したものだ。それ以来札幌と言えば味噌となり、昭和後期に関東にその味噌ラーメンチェーンが席巻したのも今では懐かしい昔話しだ。

そこでスタッフをされた等した多くの方が、独立して多くの味噌らーめん店が首都圏内で営業を始めたものだ。今でもピリカなどによる、サッポロラーメンと看板を据えた、味噌ラーメン店を見掛けることが出来る。

自家製チャーシューが1枚90円でバラ売りしていたので、追加トッピングでそれを2枚お願いすることに。前回の時はジンギスカン丼をハーフサイズで対応して頂いたが、その提供メニューや状況によっては厳しいところだろう。

そこでこれならば問題ないだろうかと考慮した上で、帯広名物豚丼をハーフで希望すると、また対応して頂けることに。その場合その対応価格はいくらになるか気になるところだが、後の精算時にレシートを見ると丁度半額となっていた。

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月限定ラーメンも始めたらしく、今月はその名も辛味噌らーめん地獄の一丁目で、その辛さをプラス30円で一丁目ずつ増やせるようだった。

そう言えば以前から定食はおかわり一杯無料でご飯量もチョモランマ盛りの設定もあるこちらで、その飯量は米2合分だそうでそれは炊飯後のグラム数にすると700g程度となる。

人気店立川マシマシのマシライスのマシマシと同じ飯量で、ちなみにマシライスのマシは500gで、それを食したことはあるがそれでも凄い飯量だったものだ。ランチタイムドリンクサービスは、リニューアル記念だったようで、現在は終了したようだった。

夜の居酒屋タイムの提供メニューを何気なく見ると、北海道の唐揚げであるザンギにサーモンフライとじゃがのチーズもっち。さらに海老とホタテの北海道グラタンやホタテのガーリック炒めとこうなると年間営業の北海道物産展と言えるこちらで夜も愉しめそうだった。

サッポロ西山ラーメンのノボリが無くなっていたので、製麺所が変わったのではとお聞きすると、強風で壊れてしまっただけで以前と同様に西山の麺であることを教えてくれた。

まもなくオーダーしたものが到着と言う頃、10人の団体さんが入店して来られ、到着がもう少し後だったら危うい状況となるところだった。程なく到着。

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カレーらーめん同様に煎り胡麻がたっぷり入った、いわゆるところのゴマ味噌ラーメンが目の前に到着した。それではと行かせて貰えば、香ばしいゴマに優しい風合いの味噌スープが、絶妙可憐で得策優雅な持ち味で実にたまらないもの。

さすがリゾートホテルで長年シェフをされていただけに、その味わいにオリジナル性を持たせながらも、そこから感じるイメージに繋がるものをそのスープに抱かせている。

豚チャーシューは肩ロース肉だそうで、これまた柔らかくもそして一体感がある美味しさが実に素敵だった。西山の中太ちぢれ麺もやはり相性良く、哀愁さえ感じさせる風合いがこれまた良かった。

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そして帯広豚丼にも手を伸ばせば、厚みある豚ロース肉を甘辛くフライパンで香ばしくなるまで炒めて仕上げたものでこれも秀逸と言えた。それだけに、気がつけば完食だった。

いや、猛然嗜好・敢然果断・一網打尽・悩殺昇天、聡明叡知・治覧深識・才気換発・首尾一貫、豚肉激旨・味噌滋味・中太縮麺・共感歓喜、感激称美・非凡優美・美味共鳴・芳醇風情の無尽歓喜。

そして、敬服桂味・驚嘆風趣・格調高雅・絶巧寛雅、完全絶後・永遠偉大・優美高妙・大慶至極、卓越妙味・絶妙風雅・誠心誠意・群雄割拠、純情可憐・無垢一途・絶品美味・格別風味の感動風情。

となれば、高論卓越・和而不同・深謀遠慮・理路整然、感謝感激・感涙号泣・百花繚乱・光彩陸離、典麗風雅・静淑優椀・天下逸品・極上品質、一意専心・堅忍不抜・虚心坦懐・一所懸命の圧巻極致。

と来れば、威風堂々・公明桂味・意気軒昴・感慨多端、気骨稜稜・温良貞淑・円熟無礙・威風凛然、崇高清純・切磋琢磨・当代無双・至大至高、旭日昇天・無我夢中・拍手喝采・恐悦至極の老巧精妙と言うしかなかった。

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★ 呑みやら食事やら 北じんじん    

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