kudamatsuitsutsuboshi01

霞みがちな大空は青空を隠し何処かさえない雲に覆われて、ふと見上げればそんな蒼灰色の表層はペールグレイッシュブルーに染まるばかりの四月卯月二十七日の休日金曜日だった。

つい先日の2017年4月24日地下鉄小川町駅周辺に、六十五年以上山口県下松(くだまつ)市で脈々と受け継がれて来た牛骨ラーメンの下松ラーメンを提供する、そんなこちらがオープンしたとして気になっていた。

kudamatsuitsutsuboshi02

下松ラーメンは1952年創業の元祖店である、中華そば紅蘭から地元に根付いて広まって行ったとされる牛骨ラーメンだそうで、ラーメンと共にいなり寿司も愉しむスタイルが定着していると言う。

中華そば紅蘭は下松駅界隈でこれまで二度の周辺移転を経て、代が変わりながら現在も営業しているそうだ。創業店主(現店主の祖母)が、福岡の豚骨ラーメンとは違うスープが出来ないものかと、牛骨をベースとした材料で生み出したラーメンだそう。

奇しくも周辺には昨夏オープンした、牛骨スープの蘭州ラーメンを提供する馬子禄牛肉面が営業している。そう言えば紅蘭の蘭は蘭州を意味しているらしい。

つい最近も六本木に同様の蘭州ラーメン店がオープンしたばかりで、都内はその静かなブームに今後の展望を愉しみに待つ人も少なくない。

そんな矢先、国内牛骨ラーメンの都内進出店がオープンしたものだけに、都内ラーメン文化のさらなる貴重な一店として気になるばかりとなった。

kudamatsuitsutsuboshi03

kudamatsuitsutsuboshi04

kudamatsuitsutsuboshi05

kudamatsuitsutsuboshi06

そんなわけで閉店時間が見えないこちらだけに休日を利用して訪れることにした。自宅最寄り駅の本八幡から都営地下鉄新宿線電車を利用して小川町へまたやって来た。

靖国通りから路地裏に入り、回り込んだ道路沿いでこちらが営業していた。周辺サラリーマンの良きランチタイムのラーメン店として、既に人気店となっていて満員御礼が続くフロアが見える店頭が待っていた。

kudamatsuitsutsuboshi07

kudamatsuitsutsuboshi08

ちょうど店頭で待っていた方が入店して行ったので、その方に続いて入りまもなく券売機の前となり、そこでチャーシュー麺(中)に味玉トッピングのボタンを連打。

サイドメニューも行くかとなって炙りチャーシュー丼が気になりつつも、下松ラーメンならこれかと、いなり(2ケ)のボタンをさらに連打することに。

左手奥のカウンター席に座っていた先客がちょうど帰って行かれ、下げ膳を済ませたスタッフから案内を受けてそこへ腰を下ろした。

山口県下松市に隣接する周南市に本社を置く、そんな企業が手掛けるそのご当地ラーメン店になるこちらだそうで、元祖店の紅蘭とは関係ないそうだ。

ふと見ると卓上には漬け物が入る、小柄な陶器が置かれていた。ツボ漬けにしては色が濃い漬物だなとお聞きすれば、山口特産品の醤油味の大根の塩漬けだそうで、寒漬けと呼ばれるているそうだ。程なく到着。

kudamatsuitsutsuboshi09

薄くスライスされたチャーシューが敷き詰めるように何枚も置かれ、刻み青ネギと茹でモヤシが周辺県の広島のラーメンを連想させた。

kudamatsuitsutsuboshi10

kudamatsuitsutsuboshi11

kudamatsuitsutsuboshi12

kudamatsuitsutsuboshi13

kudamatsuitsutsuboshi14

kudamatsuitsutsuboshi15

kudamatsuitsutsuboshi16

それではと行かせて貰えば、絶妙可憐な持ち味に感動を覚えながらも、その美味しさに箸の往復速度が加速して行った。中細ストレート麺の風合いも素敵で、スライスチャーシューも牛骨スープ同様にこれまた素晴らしかった。

ホクホクしたモヤシや味玉も良く出来ていて、寒漬けをつまみながら食したいなりも美味しく、それだけに気がつけば完食だった。

自治体のホームページを開いても「星ふるまち下松」と紹介されている下松市で、これはとある伝説に由来すると言われている。

それは1400年以上昔の推古天皇時代この地の松の木に北辰星(北極星)が降って来て、七日七晩光り輝いたのち百済の皇子がやって来るお告げがあり実際にその通りになったものらしい。

店名由来が気になるところだが、そんな伝説を知れば自ずと命名の経緯が見えて来るもの。帰り際にさりげなく伝説をお話しつつそこら辺をお聞きすれば、クイズ番組の司会者がそうするように指を指されて正解!と言うご返事が返って来た。

いや、怒涛燦燦・涙腺崩壊・一網打尽・悩殺昇天、格調高雅・絶巧寛雅・百花繚乱・光彩陸離、祖先伝来・祖先崇拝・才気換発・首尾一貫、円熟無礙・威風凛然・仁者無敵・至純至高、の無尽歓喜。

そして、純情可憐・無垢一途・誠心誠意・群雄割拠、劇的滋味・絶妙淡麗・猛然嗜好・敢然果断、美味共鳴・芳醇風情・卓越妙味・絶妙風雅、絶品美味・格別風味・天下逸品・極上品質の感動風情。

となれば、絶品妙味、崇高清純・切磋琢磨・恍恍惚惚・光彩奪目、旭日昇天・無我夢中・完全無欠・猛烈号泣、敬服桂味・驚嘆風趣・典麗風雅・静淑優椀、壮麗美麗・美味桂肴・群抜美味・怒涛風味の余韻嫋々。

とすれば、絶妙至純・極上清楚・威風旋風・気韻生動、桜梅桃李・刮目堪能、英華発外・一心不乱・終始一貫、感謝感激・感涙号泣・感激称美・非凡優美、優美高妙・大慶至極・完全絶後・永遠偉大の心満意足。

と来れば、心身一如・真実一路・美味怒涛・激旨秀麗、空前絶後・激泣喝采・絶妙激旨・決然感銘、千古不磨・永垂不朽・気骨稜稜・温良貞淑、意気軒昴・感慨多端・拍手喝采・恐悦至極の圧巻極致と言うしかなかった。

kudamatsuitsutsuboshi17

kudamatsuitsutsuboshi18

ちなみに帰りがけまた三省堂書店神保町本店2階のカフエコンフォートに立ち寄り、今回は6種の彩り和ッフルをアイスコーヒーと共にまったりすることに。

玄米粉・米粉・豆乳・ヨーグルト・蜂蜜が練り込まれたグルテンフリーの生地による、もっちりサクサクのワッフルがとても美味しく、フルーツはどれもフレッシュで素敵だった。

kudamatsuitsutsuboshi19

★ 下松ラーメン 五ツ星

※公式ツィッター~https://twitter.com/itsutsuboshi_ym
住所/東京都千代田区神田錦町1-14-7 紅雪神田錦町ビル1階 TEL03-6811-0708 定休日/不定休 営業時間/11:00~食材終了次第閉店(14:00~18:00)
※アクセス
都営地下鉄新宿線小川町駅下車。駅上の小川町交差点から靖国通りを神保町方面へ進み、二つ目の左路地を入り二つ目の十字路を左折。20mほど歩いた左側にあり。


☝1クリックして頂けると大変嬉しいです