猛烈な暑さも一段落したようで北寄りの涼やかな風が街を駆け巡っていて、予報気温も軒並み30℃以下に落ち着いていたそんな七月文月二十六日の木曜日。
今日も仕事が終わって外に出れば穏やかな夜風がそよいで、情報端末を開けば週末に近づく台風の警戒を伝えていた午後七時過ぎだった。
こちらが新宿御苑前駅周辺に一昨日の2018年7月24日オープンしたと知り、気になるところとなって仕事帰り立ち寄ることにした。
2013年1月17日に開業した、鶏そば征麺家かぐら屋＠水道橋に関連する、そんな新店のようだ。
以前から機会があれば訪ねてみたい一軒だっただけに、味の流れを汲むであろう今回の新店はちょうど良い機会となりそう。
そんなわけで地下鉄丸ノ内線電車に揺られ、またしても新宿御苑前で下車。出口2から出て前方通りの新宿通りを左手に進んで行き、150ｍ程先の新宿一丁目交差点を左折。
50ｍ程歩いた頃だろうか、右側に開店を祝う花々が佇むそんな店頭のこちらが営業していた。
さっそく入店して行くと右手に券売機が待ち受けていて、その前に立つとスタッフが近づいて来られ鶏白湯そばとつけそばが本日の提供を終えたことを教えてくれた。
すると潮そばと醤油そばのみだが今夜もあっさり塩気分だったので、電車のなかであらかじめ決めていた潮そばの得製仕様を選ぶことに。
鶏そば征麺家かぐら屋におられたイタリアン出身の椎名征一郎氏が、今回完全独立して立ち上げたこちらだそうだ。
オーダーしていないメニューについて触れておくと、醤油そばは群馬県産生醤油をベースに数種類の醤油をブレンドしたカエシに魚醤でコクを加えたものらしい。
鶏白湯そばは旨味を凝縮させるため、鶏と数種の野菜を時間をかけて炊き上げた濃厚ポタージュスープだそう。
つけそばは濃厚な鶏スープを乳化させ、より麺と絡むよう濃度を高め昆布とカツオの旨味を合わせまろやかに仕上げたそうだ。程なく到着。
見た目も鮮やかなビジュアル映えする、まろやかそうな風情が実に素敵な、そんな得製潮そばがやって来た。
それではと行かせて貰えば、絶妙可憐な持ち味がそれはもうたまらないもの。三種類の塩をブレンドして、あっさりしながらもコクのあるものに仕上げたそうだ。
アサリの旨味に柚子の香りをアクセントにした、そんな潮そばで征麺家かぐら屋同様の大成食品謹製の中細ストレート麺がこれまた素晴らしかった。
豚チャーシューに鶏チャーシューとワンタンも可憐なもので、それだけに気がつけば完食だった。
いや、純情可憐・無垢一途・誠心誠意・群雄割拠、怒涛燦燦・涙腺崩壊・一網打尽・悩殺昇天、絶妙至純・極上清楚・絶妙激旨・決然感銘、旭日昇天・無我夢中・崇高清純・切磋琢磨の感動風情。
そして、感激称美・非凡優美・美味共鳴・芳醇風情、猛然嗜好・敢然果断・才気換発・首尾一貫、聡明叡知・治覧深識・絶品美味・格別風味、敬服桂味・驚嘆風趣・百花繚乱・光彩陸離の無尽歓喜。
とすれば、高論卓越・和而不同・深謀遠慮・理路整然、天下逸品・極上品質・格調高雅・絶巧寛雅、感謝感激・感涙号泣・群抜美味・怒涛風味、優美高妙・大慶至極・完全絶後・永遠偉大の猛烈怒涛。
となれば、完全無欠・猛烈号泣・意気軒昴・感慨多端、円熟無礙・威風凛然・一心不乱・終始一貫、気韻生動・英華発外・恐懼感激・感恩徳載、謹厳実直・質実剛健・恍恍惚惚・光彩奪目の余韻嫋々。
と来れば、気骨稜稜・温良貞淑・千古不磨・永垂不朽、一意専心・堅忍不抜・感動品質・感服妙味、不惜身命・烈士徇名・心身一如・真実一路、仁者無敵・至純至高・拍手喝采・恐悦至極の圧巻極致と言うしかなかった。
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★ 鶏そば 麺宿 志いな
住所／東京都新宿区四谷4-30-15 市川ビル1階 TEL03-6875-5594 定休日／日曜日 営業時間／11:00～15:00中休18:00～22:00
※アクセス
東京メトロ丸ノ内線新宿御苑前駅下車。出口2から出て前方通りの新宿通りを左手に進んで行き、150ｍ程先の新宿一丁目交差点を左折。50ｍ程歩いた右側にあり。
