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台風一過のようなすっきりした青空は臨めないものの、もくもくとした雲が迫り出し暑い陽射しがその表情を露にしていた、七月文月二十九日の日曜日。

今日も仕事が終わって外に出れば、やや蒸した夜風が真夏にときめく街角へそよぐ、そんな午後七時過ぎだった。

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ふと今夜はうどんと言う気分になって、そう言えば勤務先が吉祥寺だけに、それならば武蔵野うどんで行くかとなった。

すると周辺では蕎麦屋のこちらが、武蔵野地粉使用のうどんを提供していると言う。かなり歴史のある、老舗蕎麦屋のようだ。

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そんなわけで今夜も通勤電車に乗車する前に、中央線高架ガードの傍で営業するこちらの店頭へやって来た。

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1923年創業の吉祥寺やぶ浅らしく、それまで新宿の地で営業していた新宿やぶ浅が、関東大震災の影響を受けて吉祥寺に移転して来たこちらだそう。現在の店主は、三代目になるそうだ。

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江戸蕎麦御三家と言えば「藪」「更科」「砂場」だが、やぶだけにその流れを汲むところだろう。

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さっそく入店して行くと、そんな老舗蕎麦店らしい佇まいの店内で、常連さんらしい方々でそこそこに盛況なフロアとなっていた。

奥寄りのテーブル席に腰掛けさせて貰い、手元のメニューリストを手に取ると蕎麦屋だけに蕎麦を中心に提供メニューが並んでいた。

うどんのメニューもあるものの武蔵野うどんである記載がなく、そこら辺を確認させて頂くと、うどんメニューは全て武蔵野うどんになることを教えてくれた。

それならばと、かき揚げ天せいろを、うどん冷や盛りでお願いすることに。

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ちなみに蕎麦は特上石臼高級蕎麦粉使用で、麺は全て機械打ちによる自家製麺のこちらだそう。また、鹿児島枕崎産削り節を、使用しているようだ。

肉汁うどんはメニューにラインナップされていなかったが、店内をよく見ると武蔵野商工会議所の銘が入る、オレンジ色した武蔵野地粉うどんの小ノボリがあった。

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その武蔵野地粉とは武蔵野台地で作られた小麦粉のことを指すもので、それが使用されているからこそ武蔵野うどんと呼ばれるものだそう。

そんな手打ち麺はこの吉祥寺界隈や多摩地方周辺だけでなく、埼玉県内にもその人気店が数多く営業していると言う。程なく到着。

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それではと行かせて貰えば、コシの強いやや細身のうどんで、その絶妙可憐の持ち味は、もうとんでもなく実にたまらないもの。

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つややかな麺にあでやかな風合いで、その喉越しもなかなか。

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老舗中華店の中華ざるにも似た感じだが、コシは中華麺よりも強いものでそれが良かった。天ぷらもとても美味しく、それだけに気がつけば完食だった。

いや、純情可憐・無垢一途・誠心誠意・群雄割拠、怒涛燦燦・涙腺崩壊・一網打尽・悩殺昇天、絶妙至純・極上清楚・絶妙激旨・決然感銘、旭日昇天・無我夢中・崇高清純・切磋琢磨の感動風情。

そして、感激称美・非凡優美・美味共鳴・芳醇風情、猛然嗜好・敢然果断・才気換発・首尾一貫、聡明叡知・治覧深識・絶品美味・格別風味、敬服桂味・驚嘆風趣・百花繚乱・光彩陸離の無尽歓喜。

とすれば、高論卓越・和而不同・深謀遠慮・理路整然、天下逸品・極上品質・格調高雅・絶巧寛雅、感謝感激・感涙号泣・群抜美味・怒涛風味、優美高妙・大慶至極・完全絶後・永遠偉大の猛烈怒涛。

となれば、完全無欠・猛烈号泣・意気軒昴・感慨多端、円熟無礙・威風凛然・一心不乱・終始一貫、気韻生動・英華発外・恐懼感激・感恩徳載、謹厳実直・質実剛健・恍恍惚惚・光彩奪目の余韻嫋々。

と来れば、気骨稜稜・温良貞淑・千古不磨・永垂不朽、一意専心・堅忍不抜・感動品質・感服妙味、不惜身命・烈士徇名・心身一如・真実一路、仁者無敵・至純至高・拍手喝采・恐悦至極の圧巻極致と言うしかなかった。


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★ やぶ浅

※公式サイト~https://yabuasa-kichijoji.jimdo.com/
住所/東京都武蔵野市吉祥寺南町2-10-15 TEL0422-43-5508 定休日/水曜日 営業時間/11:30~15:00中休17:00~21:00 ※金土~22:00 ※火曜は昼営業のみ
※アクセス
JR中央線吉祥寺駅下車。西荻窪寄りのアトレ口改札から出て、外に出たら右手に100mほど進んである十字路を右折。50mほど歩いた左側にあり。