爆笑!「機動戦士ガンダム」
笑えるシーンが満載のコメディ?!な漫画です。
真面目に描いているんだけどね!
http://kor-kobo.web.infoseek.co.jp/URA_UHEEI/GUNDAM/GUN_00.html
真面目に描いているんだけどね!
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カスタムカラーのメリット・デメリット
カスタム機のなかで、最も有名なものがシャア専用ザク、
通称「シャアザク」だろう。
これは、アニメ版だけでなく劇場版においても登場する、もっとも頻度の高いカスタム機である。
カスタムカラーは、通常はエース級にしか与えられない栄誉なもので、
この効果としては、他の戦闘員の士気の高揚にも役立ったと言われるが、
当然目立つゆえに敵からも狙われやすかったようだ。
しかし、国力がないジオンにとっては、この効果こそが必要だったに違いない。
かつてのドイツ軍と同じように・・・。
ところで、小説版ガンダムでは、アニメ版にも劇場版にも登場しない設定が
多々見受けられる。
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ガンダムという名前
銃を使うので『ガン』、 少年たちの物語だから『ボーイ』と、 当初仮タイトルは『ガンボーイ』だった。
その後自由を求める戦士という事から『フリーダムファイター』の 『ダム』を取り入れて『ガンダム』となった。
3-sec.弐「最後に何か、言いたいことはある?」
美穂との電話を切った拍子に、いきおい車椅子から転落した。
痛む腹部を庇っていたことの必然だった。
冷たい感触が頬に伝わる。
床面と車椅子の車輪を間近にとらえる。
僕は初めて、泣いた。
その日、生体検査が行われた。
部位である首の左側に、メスを入れる。
有難いことに、局部麻酔だった。
首は、神経が数多く通っている。
その部分にもかかわらず、局部麻酔・・・・
聞いただけでも、ぞっとした。
だが、治るのならやってやろうじゃないか。
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痛む腹部を庇っていたことの必然だった。
冷たい感触が頬に伝わる。
床面と車椅子の車輪を間近にとらえる。
僕は初めて、泣いた。
その日、生体検査が行われた。
部位である首の左側に、メスを入れる。
有難いことに、局部麻酔だった。
首は、神経が数多く通っている。
その部分にもかかわらず、局部麻酔・・・・
聞いただけでも、ぞっとした。
だが、治るのならやってやろうじゃないか。
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3-sec.壱「美穂に支えられて・・・」
「美穂に、電話したい」
母に言った。
きっと駄目だといわれると思ってた。
公衆電話のある部屋まで、歩く体力すらないのだから・・・。
当時、携帯電話なんてなかった。ポケベルだって
メジャーじゃなかった時代だ。
母は、車椅子を準備してくれた。
嬉しい反面、、、
なぜ、そこまでしてくれるの?
僕にとって、最後の晩餐なのか?
そんな思いを振り払い、
母に公衆電話のある部屋まで連れて行ってもらった。
テレホンカードは50度数のものを1枚。
東京と結ぶ時間は、約30分。
声帯が壊れかかった僕に、
どれだけの想いを伝えることができるだろうか・・・。
第16話【憧憬と、逃避と。】
■ 憧憬と、逃避と。
・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・
※前号までのあらすじ
サラの巧妙な罠にかかる、アイナと新藤。
新藤は激しく怒り、アイナを糾弾した。しかし、その糾弾が
新藤自身にも災いを呼び起こしていたのだった・・・
・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・
新藤は、A県の片田舎に生まれた。
母子家庭に生まれ、貧困にあえぎながら育った。
生まれたときには既に父はいなかった。
その父を徹底的に憎む母。
そして、
母が、夫を憎んだために、自分が父を奪われたのだ。
母も憎しみの対象となった。
早く家を出たい。貧乏なんてまっぴら。
医学の道を志した。
高校生になった新藤は、
死に物狂いで勉強、そして学費をかせいだ。
しかし、受験に失敗する。
これ以上、この家に居たくない気持ちが勝ち、
看護婦の道を選んだ。学生寮が魅力だった。
医者になんか負けるものか。
医者になっていれば、今頃きっと・・・
歪んだ思いを仕事のパワーへと変えた。
2-sec.参【気絶したい・・・】
僕が転院してすぐに入った二人部屋は、
仮住まいということだった。
この部屋と、共用トイレとの距離は、
健康な人だったらベッドから10秒で着く。
僕は、
はいずるようにして数分かけて、向かった。
そこまでして・・・と思われる方もいるだろう。
寝ていることが、怖いのだ。
痛みで、とても眠ることなどできない。
このまま、動けなくなるんじゃないか
この痛み、、、逃れたい
思いは揺らめき、結局僕は、トイレという
目標に向かい、歩いていくのだった。
続きを読む仮住まいということだった。
この部屋と、共用トイレとの距離は、
健康な人だったらベッドから10秒で着く。
僕は、
はいずるようにして数分かけて、向かった。
そこまでして・・・と思われる方もいるだろう。
寝ていることが、怖いのだ。
痛みで、とても眠ることなどできない。
このまま、動けなくなるんじゃないか
この痛み、、、逃れたい
思いは揺らめき、結局僕は、トイレという
目標に向かい、歩いていくのだった。
2-sec.弐【生への執着】
「ふざけるな!俺は元気じゃ!ちゃんと学校に行けるし!
「立派な大人が、なんでこんなところで●●せなあかんのじゃ!
絶対に嫌じゃぁ!」
夜の血液内科病棟に、きっと響き渡っていただろう、
僕の叫び。
自分がかつて聞いたことのない不思議な声が
目の前を通り過ぎていった。
かすれている。
ありったけの声をふりしぼったのに、それは
死者が未だ「生」に執着している様を連想させた。
続きを読む「立派な大人が、なんでこんなところで●●せなあかんのじゃ!
絶対に嫌じゃぁ!」
夜の血液内科病棟に、きっと響き渡っていただろう、
僕の叫び。
自分がかつて聞いたことのない不思議な声が
目の前を通り過ぎていった。
かすれている。
ありったけの声をふりしぼったのに、それは
死者が未だ「生」に執着している様を連想させた。
2-sec.壱【確実に僕を追い込んだのは、】
主治医は、
僕の咽喉から手をはなすと、わきの下を触診した。
ぐりゅ、という音が全身から耳朶を侵食する。
内臓を火かき棒でかきまぜられたように、
僕はうめいた。
胃腸の部分が激しく主張する。
主治医にすがる。
刹那、恐怖する。
続きを読む僕の咽喉から手をはなすと、わきの下を触診した。
ぐりゅ、という音が全身から耳朶を侵食する。
内臓を火かき棒でかきまぜられたように、
僕はうめいた。
胃腸の部分が激しく主張する。
主治医にすがる。
刹那、恐怖する。