2009年08月10日
唐突だけど、僕はそこそこ早めに結婚したので、今年の結婚記念日で7周年(銅婚式というらしい。無理やりだよね。)になる。
で、最近になってようやく自分なりに結婚生活をうまく運ぶコツのようなものをようやくつかめてきた気がするので、文章化してみようと思う。
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【フェアであることを目指さない】
今まで他人だった二人が一緒に生活することになる夫婦生活においては、家事や生活費を始めとした様々な負担をどのように分担するかということは、とても重要なテーマだ。
そして、この分担を考えるとき、僕たちは往々にして互いの負担が”フェア”であることを目指してしまう。
例えば、食事は君が作るから、片付けは僕がするよ、みたいにね。
でも、夫婦の分担をフェアなものにすることは、実際にはとても難しい。
というか、不可能と言ってもいいかもしれない。
極端な話、仮に客観的に完全にフェアな役割分担関係が構築できたとしても、夫婦は互いに「自分の方が大変だ。」という思いを胸に抱えることになるからね。だって、人間ってそういうものでしょ。
そして、この「自分の方が大変だ」という感情は、夫婦関係を徐々に、でも確実に蝕んでいく。
だから僕は、いっそのこと、夫婦間の役割分担を考える時には、フェアであろうとする潜在意識を忘れ去ってしまった方がいいと思うに至った。
僕が片付けをするのは、君が食事を作ったからじゃない。
別に理由はないけど、片づけは僕がする、という具合に。
僕が水道光熱費を出すのは、君が食費を出すからじゃない。
別に理由はないけど、水道光熱費は僕が出す、という具合に。
【アンフェアな状態を受け入れる】
フェアであることを目指すのをやめると、自然に夫婦間の分担のバランスは崩れていくことになるかもしれない。
でも、実は客観的な役割分担のアンバランスは、たいした問題じゃない。
意識しなきゃいけないのは、このアンバランスにあなたが不満を感じるかどうかの方だ。
だから、あなたがフェアであることを目指すのをやめる場合、同時にこの不満との付き合い方を身につける必要がある。
でも、付き合い方といってもそんなに大したことじゃなくて、
(1)何か自分が分担をこなしたあと、「●●したよ。」と報告する。
(2)そして、もし感謝の言葉や、うれしいという返事が返ってきたら、「君が喜んでくれると、僕もうれしい」と言う。
という、たったこれだけのことでいい。
簡単でしょ?
でも、たったこれだけのことで、徐々に世界は変わっていく。
うそだと思う人もいるかもしれないけど、そういう人にこそぜひ試してみてほしい。
【あなたが負担を背負い込む必要はない】
フェアであることを目指さないと言っても、当然ながら1から10まで自分が面倒を背負い込む必要なんて全然ない。
「自分がこれだけやってるんだから」のような、「フェアな分担」を前提とする理由に基づかないのであれば、とりあえずパートナーにお願いをしてみよう。
だけど、このとき、絶対にはずしちゃいけない約束事が2つだけある。
それは、つまり、
(1)パートナーはお願いしたことを当然やってくれるものだとは思わないこと
(2)パートナーが(どんな細かいことであっても)お願いを聞いてくれたら、必ず自分が感じた嬉しい気持ちを言葉に出すこと
の2つだ。
これもとっても簡単でしょ?
あなたがフェアであることを目指していなければ、(1)のようなことを思うことはないだろうし、そう思っていなければ、(2)のような感情は自然に湧き出てくるはずなのだから。
【フェアを目指さないことで得られるもの】
で、あなたがこんな努力をして得られるものは何なのかというと、それは「尽くす喜び」だ。
何それ?と思った方は、あなたがパートナーと出会って間もない頃のことを想い出してほしい。
例えば、プレゼントを贈ってあげたり、食材を買い込んで料理を作ってあげたり、傷ついたと聞いたらそばについていてあげたりと、相手に有形無形のさまざまなサービスをしていたんじゃないだろうか。
そして、そのときあなたは、お互いのサービスのレベルが対等かなんて考えもせず、パートナーの喜ぶ顔を得ることで満足していたはずだ。
これが「尽くす喜び」に他ならない。
そして、この「尽くす喜び」は、取り戻すためにちょっとした努力をするに足るだけの価値は、絶対にある。
分担がフェアかどうかなんていう枝葉末節にこだわって、「好きな人の喜ぶ顔を見たい」という、より本質的なことをおろそかにするのはバカバカしい。
昔は誰だって、「自分はこんなに苦労しているのに、あいつはあんなに楽しやがって」じゃなく、「あいつが喜んでる。苦労した甲斐があったな」って思っていたはずなんだからさ。
フェアかどうかなんて忘れちゃって、出会った頃に日々感じていた「尽くす喜び」を取り戻した方がずっと楽しく毎日を送れるよ。
これが、僕が7年弱の結婚生活で学んだ、とても大切なことです。
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・・・おいこら、誰だ、今「真性のドMだな」って言ったやつ。聞こえたぞ。
で、最近になってようやく自分なりに結婚生活をうまく運ぶコツのようなものをようやくつかめてきた気がするので、文章化してみようと思う。
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【フェアであることを目指さない】
今まで他人だった二人が一緒に生活することになる夫婦生活においては、家事や生活費を始めとした様々な負担をどのように分担するかということは、とても重要なテーマだ。
そして、この分担を考えるとき、僕たちは往々にして互いの負担が”フェア”であることを目指してしまう。
例えば、食事は君が作るから、片付けは僕がするよ、みたいにね。
でも、夫婦の分担をフェアなものにすることは、実際にはとても難しい。
というか、不可能と言ってもいいかもしれない。
極端な話、仮に客観的に完全にフェアな役割分担関係が構築できたとしても、夫婦は互いに「自分の方が大変だ。」という思いを胸に抱えることになるからね。だって、人間ってそういうものでしょ。
そして、この「自分の方が大変だ」という感情は、夫婦関係を徐々に、でも確実に蝕んでいく。
だから僕は、いっそのこと、夫婦間の役割分担を考える時には、フェアであろうとする潜在意識を忘れ去ってしまった方がいいと思うに至った。
僕が片付けをするのは、君が食事を作ったからじゃない。
別に理由はないけど、片づけは僕がする、という具合に。
僕が水道光熱費を出すのは、君が食費を出すからじゃない。
別に理由はないけど、水道光熱費は僕が出す、という具合に。
【アンフェアな状態を受け入れる】
フェアであることを目指すのをやめると、自然に夫婦間の分担のバランスは崩れていくことになるかもしれない。
でも、実は客観的な役割分担のアンバランスは、たいした問題じゃない。
意識しなきゃいけないのは、このアンバランスにあなたが不満を感じるかどうかの方だ。
だから、あなたがフェアであることを目指すのをやめる場合、同時にこの不満との付き合い方を身につける必要がある。
でも、付き合い方といってもそんなに大したことじゃなくて、
(1)何か自分が分担をこなしたあと、「●●したよ。」と報告する。
(2)そして、もし感謝の言葉や、うれしいという返事が返ってきたら、「君が喜んでくれると、僕もうれしい」と言う。
という、たったこれだけのことでいい。
簡単でしょ?
でも、たったこれだけのことで、徐々に世界は変わっていく。
うそだと思う人もいるかもしれないけど、そういう人にこそぜひ試してみてほしい。
【あなたが負担を背負い込む必要はない】
フェアであることを目指さないと言っても、当然ながら1から10まで自分が面倒を背負い込む必要なんて全然ない。
「自分がこれだけやってるんだから」のような、「フェアな分担」を前提とする理由に基づかないのであれば、とりあえずパートナーにお願いをしてみよう。
だけど、このとき、絶対にはずしちゃいけない約束事が2つだけある。
それは、つまり、
(1)パートナーはお願いしたことを当然やってくれるものだとは思わないこと
(2)パートナーが(どんな細かいことであっても)お願いを聞いてくれたら、必ず自分が感じた嬉しい気持ちを言葉に出すこと
の2つだ。
これもとっても簡単でしょ?
あなたがフェアであることを目指していなければ、(1)のようなことを思うことはないだろうし、そう思っていなければ、(2)のような感情は自然に湧き出てくるはずなのだから。
【フェアを目指さないことで得られるもの】
で、あなたがこんな努力をして得られるものは何なのかというと、それは「尽くす喜び」だ。
何それ?と思った方は、あなたがパートナーと出会って間もない頃のことを想い出してほしい。
例えば、プレゼントを贈ってあげたり、食材を買い込んで料理を作ってあげたり、傷ついたと聞いたらそばについていてあげたりと、相手に有形無形のさまざまなサービスをしていたんじゃないだろうか。
そして、そのときあなたは、お互いのサービスのレベルが対等かなんて考えもせず、パートナーの喜ぶ顔を得ることで満足していたはずだ。
これが「尽くす喜び」に他ならない。
そして、この「尽くす喜び」は、取り戻すためにちょっとした努力をするに足るだけの価値は、絶対にある。
分担がフェアかどうかなんていう枝葉末節にこだわって、「好きな人の喜ぶ顔を見たい」という、より本質的なことをおろそかにするのはバカバカしい。
昔は誰だって、「自分はこんなに苦労しているのに、あいつはあんなに楽しやがって」じゃなく、「あいつが喜んでる。苦労した甲斐があったな」って思っていたはずなんだからさ。
フェアかどうかなんて忘れちゃって、出会った頃に日々感じていた「尽くす喜び」を取り戻した方がずっと楽しく毎日を送れるよ。
これが、僕が7年弱の結婚生活で学んだ、とても大切なことです。
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・・・おいこら、誰だ、今「真性のドMだな」って言ったやつ。聞こえたぞ。
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トラックバック一覧
1. パートナーを理解するということ [ HPO:機密日誌 ] 2009年08月11日 01:05
そもそも、自分自身だってよくわからないのに、相手を理解しようというのがおこがましいかもしれない。自分という人間を理解したくて、心理学を勉強しに大学にはいってしまった私だが、4年間勉強してもなにもわからなかった。その後、20年間社会人をして、結婚もし、子ど
2. 尽くす喜び [ yamamoto devlog - Thinkmeta ] 2009年08月12日 11:39
これは企業活動にも応用できる考え方ですね。
企業法務について:僕が7年弱の結婚生活で学んだ、とても大切なこと - livedoor Blog(ブログ)
特にソフトウェア制作業は、半分サービス業でもあるので、どうやって相手(お客様)に感動してもらうかを考えることは大事です....
3. ここは酷い2TBの壁ですね [ 障害報告@webry ] 2009年08月12日 15:33
2010年にも2.5TB HDDが登場、「2TBの壁」は問題になるか? - スラッシュドット・ジャパン
http://slashdot.jp/hardware/09/08/11/0442207.shtml
とりあえずパーティション割れ、で解決するので4TB越えまでは問題にならないんじゃないのかと
実は137GBの壁を持つPCってのは...
4. 結婚生活、共同生活がうまくいく思考回路 [ 化粧品企画部日誌 ] 2009年08月28日 11:07
「僕が7年弱の結婚生活で学んだ、とても大切なこと」
http://blog.livedoor.jp/kigyouhoumu/archives/52002635.html
ある方のブログで、見かけました。
とてもよいことが書いてあると思いました。
詳しくは上のリンクを読んでいただければと思いますが、
「フェア」であ...
5. フェアであることを目指さない [ 私的自治の時代 ] 2009年08月31日 06:50
企業法務について:僕が7年弱の結婚生活で学んだ、とても大切なこと - lived...
コメント一覧
1. Posted by suyama 2009年08月11日 09:01
とても共感しました。
私も常々「過剰なフェアネスの危うさ」は感じていて、
結婚に限らず、そのほとんどの妄想のフェアネスを求めて、
不満を募らせるという状況をよく目にする気がします。
我が家はどう考えても私のほうが妻より数倍キャパが大きいので、たとえ私が仕事や家事において8割負担でも「ま、そんなもんだろ」と考えています。
喜んでもらえますしね。
私も常々「過剰なフェアネスの危うさ」は感じていて、
結婚に限らず、そのほとんどの妄想のフェアネスを求めて、
不満を募らせるという状況をよく目にする気がします。
我が家はどう考えても私のほうが妻より数倍キャパが大きいので、たとえ私が仕事や家事において8割負担でも「ま、そんなもんだろ」と考えています。
喜んでもらえますしね。
2. Posted by 774 2009年08月11日 10:04
この話、かなり共感しました。
3. Posted by 久々にデースケドガー思い出した 2009年08月11日 12:44
こういうことを言っていいのは、自分が5割以上分担してると思える人だよね…
自分はせいぜい2割なので、とても言えないです
自分はせいぜい2割なので、とても言えないです
4. Posted by kata 2009年08月11日 14:06
>suyamaさん
喜んでもらえるのが一番だと僕も思います。
家族に限らず、人に何かしてあげるというのは、とても気持ちがいいものですよね。
>774さん
ありがとうございます。
今が一番楽しい時期ですね。
>デースケドガーって懐かしいですね。
5割とか2割とか、そんなこと考えなくていいんですよ。
せっかく好きな人と一緒に暮らしてるんだから、変に自分を押し込めないで楽しみましょう。
喜んでもらえるのが一番だと僕も思います。
家族に限らず、人に何かしてあげるというのは、とても気持ちがいいものですよね。
>774さん
ありがとうございます。
今が一番楽しい時期ですね。
>デースケドガーって懐かしいですね。
5割とか2割とか、そんなこと考えなくていいんですよ。
せっかく好きな人と一緒に暮らしてるんだから、変に自分を押し込めないで楽しみましょう。
5. Posted by 播磨 2009年08月11日 15:43
実際のところ、この記事のようなことは夫婦間の能力差が原因では。馬鹿と結婚すると「尽くす喜び」なんて言ってられません。
6. Posted by 瀬戸際 2009年08月11日 16:42
なるほど、これはとっても重要な話を聞いた気がします。
おしむらくは、1年前に聞いていたら・・・・・
今からでも、遅くはないのかな。とにかく、今日帰宅してからでも、始めてみようと思います。
意識せずに、自然に、"my pleasure!"と言えていたころもあったのだけれど。
おしむらくは、1年前に聞いていたら・・・・・
今からでも、遅くはないのかな。とにかく、今日帰宅してからでも、始めてみようと思います。
意識せずに、自然に、"my pleasure!"と言えていたころもあったのだけれど。
7. Posted by saki 2009年08月11日 16:58
播磨さん、それはなんでそんな「馬鹿」と結婚してるの?って話になりますが…。「馬鹿の喜ぶ顔を見たい」の?
8. Posted by noricyan 2009年08月11日 18:30
これが実行出来るという、人間の資質の問題のような気がします。 出来ない人はこうしろっていっても出来ないでしょ?
9. Posted by nishitos 2009年08月11日 18:45
夫婦生活をうまく行かせるためには、ある程度自分を犠牲にする。そのときの自分へのいい理由をどうするか。といった話しにもとらえられました。結局は、人間ができていないとなかなか自分にはむづかしい課題かなと思います。
10. Posted by ガジェット通信編集部 鬼丸美穂 2009年08月11日 18:51
私どもは、『ガジェット通信』というウェブ媒体を運営しております。
http://getnews.jp/
よろしければ、こちらの記事を「ガジェット通信」に寄稿をいう形で掲載させて
いただけませんでしょうか。
興味を持っていただけましたら、メールにてご連絡いただけますでしょうか。
ご検討のほど、よろしくお願いいたします。
11. Posted by kata 2009年08月11日 20:09
たくさんのコメントありがとうございます。
必要なのは努力でも我慢でもなく、「好きな人を喜ばせたい」という自分の気持ちに正直になることだと思ってます。
幸いなことに、うちの場合は奥さんも基本的には同じ考えでいてくれているようなので、なんとかうまくやっていけているのかもしれません。
必要なのは努力でも我慢でもなく、「好きな人を喜ばせたい」という自分の気持ちに正直になることだと思ってます。
幸いなことに、うちの場合は奥さんも基本的には同じ考えでいてくれているようなので、なんとかうまくやっていけているのかもしれません。
12. Posted by postom 2009年08月12日 05:23
真性の・・・・・
すみません、言いそうになりました。
逆に自分にも言ってください。
「お前モナー」
って!
すみません、言いそうになりました。
逆に自分にも言ってください。
「お前モナー」
って!
13. Posted by 2009年08月12日 08:01
これを忘れないためには寝る前に今日も一日ありがとうって声を掛けたり習慣づければいいと思うんだ
いただきますやごちそうさまもやらなくなると感謝することを全然思い出さなくなるからね
と彼女いない暦20余年男からのアドバイスでした(;_;)
いただきますやごちそうさまもやらなくなると感謝することを全然思い出さなくなるからね
と彼女いない暦20余年男からのアドバイスでした(;_;)
14. Posted by めけお 2009年08月12日 15:17
素晴らしいご意見を聞かせていただき
本当にありがとうございました。
私もたった今この瞬間から実践しようと思いました。
本当にありがとうございました。
私もたった今この瞬間から実践しようと思いました。
15. Posted by あしたか 2009年08月14日 17:14
ガジェ通からきました☆
こんなにすばらしい考えかたをお持ちの
真性ドM野郎を見たのははじめてです。
いつか結婚したときのために心にとどめておきます!
こんなにすばらしい考えかたをお持ちの
真性ドM野郎を見たのははじめてです。
いつか結婚したときのために心にとどめておきます!
16. Posted by YOKO 2009年08月28日 11:22
はじめまして。
記事にとても共感いたしましたので、私のブログでも記事を書きました。トラックバックさせていただきました。
夫にも読んでもらいました。
二人で、深く納得。
普段からなんとなく実践していることを、言葉にしていただいたようなすっきり感を覚えました。
ありがとうございます。
記事にとても共感いたしましたので、私のブログでも記事を書きました。トラックバックさせていただきました。
夫にも読んでもらいました。
二人で、深く納得。
普段からなんとなく実践していることを、言葉にしていただいたようなすっきり感を覚えました。
ありがとうございます。
