ボサノバで踊ろうオススメ盤51

2019年09月16日

記憶にございません、人間失格

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「記憶にございません」、「人間失格」



「記憶にございません」を観て来ました。
“三谷幸喜”監督の最新作。
政治風刺コメディーです。
主人公は総理大臣、投げられた石が頭に当たり、記憶喪失に。
昔の事は覚えているが、総理大臣だった記憶が飛んでしまっている。
そこから起こるコメディー。
国民に嫌われている総理が、記憶が無い事で、一から良い総理としてやり直して行く展開が軸になっています。
コメディーですから、当然細かいギャグが沢山入っていて、クスッと笑えるシーンが多いです。
有名俳優が次々にチョイ役で出てくる所も三谷映画ならではの豪華さ。
大爆笑とまでは行きませんが、面白いです。
普通の脚本家では、中々この手の話を書く事は無理だと思いので、流石です。

「人間失格」を観て来ました。
作家“太宰治”の生きざまを描いている話。
一応、史実に忠実に描いている箇所も多いと思うのですが、詳しい事は知りません。
ファンなら、より一層楽しめると思います。
奥さんが居るにも関わらず、二人の愛人と関係を持ってしまう主人公の生活がメインストーリー。
愛人二人とのベットシーンも描かれていて、二人の内の一人”二階堂ふみ”さんは熱演でした。
観客の殆どが若い女性でした。
この人達が観ると、違った印象なのかも知れませんが、私は退屈で退屈で、辛かった。
監督は、”蜷川実花”さん。
今回も、原色を使ったセット、照明、そしてお決まりの花を使った演出、やってます。
“蜷川”さんには是非ホラー映画を撮って欲しいです。
きっとホラーには、あの映像美との相性がバッチリでしょう。
“アルジェント”みたいな作品を撮れるはず。

kiichiro45 at 18:46│Comments(0)映画 

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