禅定日記

あんどんカブでキャンプにでかけてます

自分にとってのカブとは


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60年代から70年代のカブに恋い焦がれて、ようやく手に入れた76年製のカブ。
数年乗るうちにその時々の自分の乗り方に応じてモディファイしてきた。

カスタムのためのカスタムではなく、必要に応じてのモディファイ。
今後も少しずつ熟成していくことだろう。

エンジンがどうしようもなくなったらエンジンは乗せ換えることになるだろうし、フレームがどうしようもなくなったら、フレームを交換することになるだろう。

ただ、今のこのカブのDNAはずっと継承するような乗り方をしていきたい。

モノの管理がとても私は下手なので、複数台のカブを所有することは不可能。
だから、この一台に全ての愛情を注ごうと思う。

それが私のカブの愉しみ方。



タイヤブロック化

週末は友人とキャンプに行く予定だったが、梅雨時で天気が読みにくく中止に。

で、前から友人宅でカブのタイヤ交換をするつもりだったので、やることに。

タイヤは前後ともまだ使える状態だったのだけど、長らく欠品していたブロックタイヤが入荷したことを知り、手に入るうちに一度ぐらいはブロック化をしてもいいかな、と考えていた。
以前に友人にその事を話したら「今履いてるタイヤをくれるなら、ブロックタイヤに交換するのを手伝ってあげるで」と提案してきたので、二つ返事で乗ることにしたのだ。

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ささやかな差し入れを携えて友人宅へ。

さすがに前後とも友人にさせるのは申し訳ないので、片方ぐらいは自分も交換するつもりだったのだが、気がついたら、前後とも友人がやってくれた。
友人は汗だくになっていた。
どーもです。

タイヤ交換をしたあと、近場でデイキャンプをする予定だったのだが、話の流れ?でプレスモーターサイクルさんへ行くことに。

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右のブルーのカブは売り物。
値段は張るけど、それ相応の値打ちがあるし、超綺麗。
ボロいカブが好きな私だが、このカブには心を奪われた。
もちろん経年美化も楽しめる一台。

夕方、いつもの国道をのんびりと帰る。
先日はいくつかの国々からの権力者の集まりが大阪であり、京阪神間はどことなく落ち着かない雰囲気だった。
しかし、この日は通常モードのノンビリとしたものに戻っていた。
平和だ安定だとか言うものは常民がつくるものであって、権力者がうたうものではない。
我々がちゃんと生活していれば何の問題もないのだ。
常民の乗り物であるカブを走らせながら、そんなことをボンヤリと考えていました。



自転車に乗りながらいつも思うのだ

久しぶりにサイクリング。
淀川沿いを走る。
チェアリングしたくなる場所がたくさんある。
椅子に座って一人で川の流れを見ながらのんびり缶ビールを飲んだら最高に違いない。

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京都に戻り、ヨドバシなどでキャンプグッズや自転車パーツを物色。
近ごろのキャンプグッズの種類の豊富さには、驚きを通り越し呆れさえ感じる。
そんなに快適に過ごしたいのなら家に閉じこもっていた方がいいのでは、と思ってしまう。

あるいは家でも使えばいいのかもしれないが。

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友人の自転車をオーバーホールすることになったのだが、自分の自転車の方がはるかに傷みがはげしいので、勢いで自分の分もやらねばならない。

それにしても、現行の自転車パーツをネットで見ていると、どうにもクロモリフレームに合うパーツが少ない。
某大手のメーカーのあの一辺倒なデザインはなんとかならないものか。
グレードの種類が多いのはいいとして、もう少しデザインもバリエーションがあればと思う。
黒とねずみ色の二色展開ではあまりに寂しい。

速さや軽さももちろん重要だが、質感も大切だと思う。
パーツの種類にもっと多様性がほしい。

これまで何度も書いたことだけども、今の自転車業界はちょい乗り仕様かスポーツ性ばかりを重視した両極端なものになっている。
ちょい乗り仕様は要するにママチャリのことだが、あれはメンテナンスのことをほとんど考えてないし、乗る人は使い捨て感覚でしか乗っていないことが問題だ。
しかしちゃんと整備されたママチャリは日常の移動手段としては実は秀逸である。
安全な自転車専用レーンさえあれば10kmぐらいの移動は誰だってできる乗り物だ。
走行音はないし、排ガスも出さないので街は静かで空気も綺麗になる。
ごく軽い運動にもなるので健康にもなるし、自転車本体の値段も高くはないので経済的である。
もう少し快適に乗りたいのであれば5万円の台湾製のクロスバイクにすればいい。

しかし最初に述べたように日本には安全な自転車専用レーンがまだまだ少ない。
行政は自転車インフラを整えることにぼちぼち本腰を入れるべきだろう。
経済や政治はいまだにバブルの頃を基準に物事を考えがちで、そんなことだからいつまでたってもヨーロッパの文化水準に達っせないのだ。
もちろん白い巨塔的な事情は山積だろうし、車による物流を急激に妨げると社会の対応も追い付くのが大変だろうけど、個々人の意識が変わるだけで、話は一気に進むような気がするのだけどな。

あとはまあシティサイクル乗りのマナーの悪さもなんとかせんとなー。
自転車ルールの曖昧さが原因のことが多いから、むずかしいところでもあるけども。

シマノのような大勝ちの一流メーカーは、自転車はスポーツとして捉えるだけでなく、文化として構築していくべき段階であることを考えはじめてほしい。
モノを売って終わり、だけではなくて、行政に自転車専用レーンをつくることへの働きかけをするとか。
スポーツイベントだけでは文化にまではなかなか浸透しないと思う。
それでもスポーツ系のパーツはいくらでも売れるのだろうなぁ。
売れたらなんだっていい。それが今の経済至上主義の世の中だからね。

スポーツを否定するわけではないけど、サイクリングロードを走っている人たちを見ていると、なんとなく趣味の世界にまで勝ち負けを持ってきすぎていると感じる。
スピードを追求した乗りかたでは、たとえ他人と比べなかったとしても、過去の自分と比べてしまう。
年々落ちるスピードを楽しめる人は少数派だろう。
そうなっては「引退」するしかない。

私個人は趣味ぐらいは速い遅いや高い安いなど、相対的な他人との比較ではなくて、自分の価値観で楽しみたいと思う。
「昔はワシも速かった」と拡張された過去の武勇伝を語るだけの老害にはなりたくない。
かといって高級パーツで組んだ成金自転車を床の間で眺めるおじさんにもなりたくないが。

何歳になっても身の丈に合ったパーツチョイスで自分のペースで走り続けるのが理想だ。

にしても日本の道路って走りにくいよなー。

三重県へツーリング



先日の三重県へのツーリングの様子の動画です。
久々に雨にやられたツーリングでしたが、それはそれで楽しい思い出。

三重県はツーリングをするにはとても走りやすく、関西圏のライダーにはおすすめです。
三重県にはNAGIという素晴らしいご当地雑誌があるのですが、それを読んでから訪問することをオススメします。

ヴィンテージストーブを手に入れた

先日のキャンプで仲間のY氏が古いシングルストーブを持ってきていた。
前から漠然とヴィンテージなストーブには惹かれてはいたのだが、古いカブ同様、古いストーブは手入れがメンドーそうだ、という理由で見て見ぬフリをしていた。
しかもガソリンということもあって、点火もひと手間必要になる。

ガソリンストーブは点火する前にポンピングやプレヒートと言われるガソリンを気化しやすいようにタンクを温めてやる「儀式」が必要だ。
イマドキの優秀なガスストーブのように真冬でもワンプッシュで一発点火というわけにはいかないが、その手間は便利な世の中においては味わいとなる。

そして古いストーブは材質は真鍮で、使い込むと風合いが増す。
もちろん磨けば輝きを取り戻すことも可能。

今まで古いストーブは雑誌などの写真でしか見たことがなかったので、ホンモノを目の前にした時はその質感と、燃焼音に興奮を隠すことができなかった。

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ちなみにオプティマスの123Rは今でも新品で買うことができる。
驚いたことに100年以上前からほとんど構造は変わっていないらしい。
それが今でも新品で手に入るってすばらしい。

どんなモノでもそうだが、メーカーは常に新しいモノを生み出すことも大切なのはわかるが、昔ながらの商品もテクノロジーとしてひとつの完成形である場合、ファンがいる限りは少量でもいいので生産を続けてほしい。
それはメーカーがブランド化するには必要不可欠ではないかと考える。
日本のメーカーはジャンルは問わずとも一流メーカーは数多く存在するが、ブランドがほとんど存在しないのは、新製品を出すたびに旧製品をすぐに絶版化していることが理由としてあるのではないかと思う。
ブランドとは必ずしも性能の良し悪しだけではなく、歴史の重みも含まれると思っている。

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ヴィンテージストーブ。
耽美な響きである。

Y氏によると、旧ソ連製だったか旧東ドイツ製だったかの8R(かつてオプティマスが製造していた名ストーブ)を模した軍用のヴィンテージストーブが火力も強くオススメだと言っていたので、家に帰ってヤフオクで探してみた。

ジャンク品から未使用品まで色々な銘柄のヴィンテージストーブが出品されていて、当然値段もピンキリだ。

僕は完全な素人なので、個人が出品している妖しい品は避けて、店舗が出品している信頼性の高そうな品を中心に物色していた。
教えてもらった旧ソ連軍のものらしきストーブも出品されていた。
しかし同じページに掲載されていた古いプリムスのものが気になった。

プリムスは昔の探検本を読んでいると必ず出てくると言っても過言ではないストーブブランドだ。
人類が一度も足を踏み入れたことのない地理的な空白がまだまだ存在していた頃から活躍するストーブ。
そんなブランドに惹かれて、最新のガスストーブはプリムスを買うことに、前から決めていたのだが、今目の前にヴィンテージストーブが出品されており、クリックすればそれが手に入る状況を前に、僕はフリーズしていた。

旧ソ連や旧東ドイツのような共産圏の軍が使用していた道具に、怪しげな魅力を感じるのは認めるところではある。
戦争はあってはならないのは言うに及ばずだが、人間が極限の精神状態で使う道具には美しさを感じてしまう人が多いのは、ミリタリーマニアが多いことからも用意に想像できる。

しかし今回ははじめてのヴィンテージモノ。
東側諸国の妖しくマニアックなモノよりも、メジャーどころの正統派を選ぶほうがいいと判断した。

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で、今回手に入れたのが№71というモデル。
1938年ぐらいから製造されており、年代によってビミョーにカタチは違う(3種類ある)らしいが、僕が手に入れたモノは戦後のモデル。
プリムスの製造・販売元がヨート社から名前を変更してバーコ社になった時のものだ。
バーコ社は1955年から1962年までプリムスの製造権を持っていたので、その間に製造されたモノになる。

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戦前のモノと見た目の違いで一番わかるのは、缶に貼られたロゴ。
それと缶自体のデザインはヨート社時代のものと違い、縦にスリットが入っている。

ちなみにバーコ社は1962年にガソリンストーブの製造権をオプティマス社に譲渡した。
その影響でオプティマスの№80というモデルには、缶のロゴはオプティマスと書かれているが、ストーブにはプリムスの刻印が入っているモノもあったりして、けっこうややこしいことになっている。

オプティマスの№80は前期モデルと後期モデルがあり、後期のものは刻印がデカールに変更されていたりするらしい。
このあたりの「ビミョーな形の違いで、ある程度年式がわかる」というのは、古いカブと同様、色々な事情を想像できる楽しみもあるので、奥が深い世界だ。

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まあ、そんな感じの歴史を持つストーブなのだが、実はまだ点火すらしていない。
ぶっつけ本番でキャンプ時に使う方がワクワク感があってネタになりやすいだろうから、それまで点火はおあずけにします。

梅雨入り前のキャンプツーリング

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カブ4台で鳥羽方面へキャンプツーリングに行ってきました。
早朝にキャンプ道具をカブに積み込む作業をしていると、けっこう暑かったので、わりとテキトーな服装で出発したら、寒いのなんの。
二週間前の風邪がまだ完治しておらず、今回のツーリングでちょっとぶり返した感じ。

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いくつかのスポットに寄り道しつつ、暗くなる前にキャンプ場へ。
薪が全く落ちていなかったので、ホムセンへ買いにいったのですが、売っていなかった。
一瞬、ホムセンで売っている木材を買って薪替わりにすればいいのでは・・・と思ったのだがやめておいた。
仕方がないので、段ボールや新聞紙を燃やして暖を取った。

Y氏からヴィンテージモノのシングルストーブの話を聞いているうちに、自分も欲しくなってきたので、家に帰ってヤフオクでポチッてしまった。
60年前のものだが、レストア済みのものなので、ちゃんと使える・・・と思う。

キャンプ朝食は、道の駅で買った伊勢うどん。
食べる瞬間に地面にぶちまけた人がいたが、キャンプ中には幾度となく見た光景である。
酒を地面に飲ませる・・・などと類似している事故だ。

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伊勢神宮へ。
人だらけ。
自分の地元の京都は外国人だらけだが、伊勢は日本人だらけ。

参拝してから駐輪場に戻ると、色とりどりな5台のカブが停まっていた。
そういえば今日はカフェカブだ。


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青山の廃駅を探しているうちに、ダートへ迷いこむ。
そして雨が降ってきた。
10年着ているカッパはすぐに雨が染み込み、とても寒かった。
ボチボチ買い替えないとダメだ。
ヴィンテージバーナーなど買っている時ではなかった。

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集合場所と同じコンビニで解散。

後日、カフェカブに参加した友人から、大阪高槻方面へ向かう荷物満載の二台のカブを見かけた、と聞いた。
見かけた時間帯からして、解散後に高槻方面へ向かった友人らで間違いないでしょうな。

そんなこんなのツーリングでした。


使う機会のないシールド




買ったはいいのですが、使う機会がなさそうなので、どなかた知り合いの方で欲しい方、もしくは欲しい人を知っている知り合いの方がおられましたら、ご連絡ください。
新品未使用品です。
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