年末の恒例行事の二泊三日のキャンプツーリングが近づいてきた。

過去二年はわりとハードな行程で四国を旅したのだが、今年は同じキャンプ場で連泊して、ゆっくりとキャンプを楽しもう、という趣旨でプランを練っていた。
ところが先日、「もっと流浪感がほしい」という友人の要望により、連泊はやめて、二か所でキャンプをすることになった。
まあ、我々の場合、どこへ行ってもホムセンや百均のハシゴばかりしているのだが、それはそれでオモロイのでヨシとしよう。

とは言え、一応プレスモーターサイクルのカブ屋のカブツー(今回は動画のみですが)名義でのツーリングなので、それなりにマジメにツーリングしなければならない。
あまりにテキトーなツーリングをしてしまうと、動画の編集作業で泣きを見ることになるからだ。
しかし、何かいいお題目はないかな・・・と考えてはみたけれど、これといって面白いテーマは思い付かなかった。

とりあえず走りだせばそれなりに何かしらの面白いことにぶち当たるだろう。
古いカブにキャンプ道具を積んで寒い中を走るのだ。
面白くないはずがない。

その旅は〈目的〉を設定する旅、生産的な旅からは、かけはなれたものだ。むしろあらゆる資格を自分から剥奪する旅、自分自身にさえ知られない匿名性へと帰ってゆく試み、絶対的に異郷にあることを経験しようとする冒険だ。「コロンブスの犬」菅 啓次郎
もう何度もツーリングをしているというのに、いつまでたっても上手に旅ができない。
でも旅慣れしてしまうと変に合理的になってしまうような気がするので、そういう意味では旅が下手な方が結果的に面白い旅ができると思う。

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キャンプ回数を重ねるにつれて、荷物が増えていく傾向にあるのだけど、ここらで歯止めをかけたい。
というか、現地にあるモノをできるだけ利用する「ブリコラージュ」なキャンプをしたいので、今回は荷物を少し減らすことにした。

私が勝手に命名したブリコラージュスタイルのキャンプ。
ブッシュクラフトほどガチガチなスタイルではなく、かといって、グランピングのような道具ありきのスタイルでもない。
自分のスキルに合った範囲で、現地の環境を利用し、自然に調和したスタイルを目指すキャンプのことである。

例えば「箸」を持っていかずに現地の枝を削ってつくるとか、トイレを使わずに野グソをする(これはさすがにキャンプ場ではできない)とか、LEDランタンを使わずにロウソクだけで夜を乗り切るとか。
小さなルールをつくって、ちょっとメンドーなことを楽しんでしまおうじゃないか、というスタイルだ。

で、今回は椅子とテーブル、ガスバーナーを持っていかないことにしました。

椅子はでかい石ころをどっかで拾ってきて、その上に尻皮を敷いて座ればいい。
テーブルも石ころを使う、もしくは太い木を縦に割って使えばいい。

ガスバーナーは焚き火で代用する。
とはいっても今回はイマイチ自信もスキルもないので、とりあえず炭火焼グリルを持っていって、薪と炭を併用する予定だ。

まあ、そんな軟弱スタイルですが、今の自分にはこれでいっぱいいっぱいでしょう。
初日は海辺でのキャンプなので、釣りで魚を現地調達できれば理想なのですが、色々と無理っぽいので今後のスキルアップに期待。

と、そんな感じの年末ツーリングになります。