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というわけで、ツーリングマップルの中国・四国版を19年ぶりに新調。

新しいやつは何かと情報量が多いですね。
その分、地図から想像できる楽しみが若干奪われてしまいますが、それはそれ。

今や旅先の情報はいくらでもネットで検索できる時代。
現代の旅は、未知への旅ではなくて、ネットで検索した結果を生で確認しに行くための行為になってしまいました。
漠然とした紙の地図を見つつ、あれやこれやと想像力を膨らませながら現地に向かう旅を楽しめる時代ではないのですな。
でも、それは仕方がない。
だってだってネットって便利なんだもの。
でも頼りすぎると面白くないのも事実。
要は使い方次第ってことで。

それに旅の本質は目的地よりもそこまでの道のりにあるものです。
いくらネットで目的地のことを調べていても、そこまでの道のりは、個人個人で千差万別の出来事となるわけですから、当然ながら、私のように地図を見て妄想だけで行った気分になって終わるよりも、実際に外へ飛び出すことの方が何百倍も楽しいのは言うまでもありまへん。

それにしても19年前の地図と見比べると、市町村合併が激しく、地名がかなり変わっています。
「○○村」ってのが少なくなった感じ。
なんとなく寂しくかんじるのは、ノスタルジーな気分に浸りたい旅人の身勝手な性なのでしょうかね。
めっちゃ田舎を走っていても、ふと看板を見れば「〇〇市」って表記されていると、なぜか損した気分になりませんか?

それでも地名ってのは、人がそこで生きていくための知恵や伝承が込められていることが多いわけで、そういった歴史や経緯を無視して、行政の都合で安易に統合、変更してしまうことには、やはり違和感はありますな。

ま、時代は流れております。
いつの世にも違和感なんてそこら中にあるのでしょう。
そういったことに対して、あれやこれやとモノ申したところで、多数派の失笑を買うのは今まで何度も経験してきました。
私も40数年間、世の中の歯車として、ある程度の奴隷的役割を果たしてきました。
これからは、そういったことには背を向ける生き方を模索したいものです。

しばらくは新調したツーリングマップルを熟読する喜びに浸ることにします。