ふと思えば、インターネットに掲載する日記、俗に言うblogというものはたいそうおかしなものですね。
日記というのは日々徒然に思ったことを自分の思うままに書くものだと思ってきたんですが、ネット上では公開することが大前提です。
日記って普通は人に見られたくないものなんですけど、ネット上の日記は人に見せることが前提っていうのも、おかしい話ですよね。
こんな風に自分も日記を書き綴っていて、語りかけているような調子になってしまいがちです。どれがいい日記で、どれがいいblogなんでしょうね。
でも、どっちの日記にも共通することは、やはり過去の事柄に対しての見解を綴っていることですよね。
現代は写真とかビデオカメラとか色々ありますけど、昔はそんなもの一切なかったから、過去を思い出すために依存するモノは日記しかなかった。だから、日記は過去を綴った思い出の品なんですね。
見られたくないのは自分だけの思い出を見られたくないからなのか、はたまたやばいことが書いてあるのか。人の日記を覗いてみたいって思いますよね。
まぁ、今はこうしてネット上を行き来するだけで日記なんてどこでも見れるようになりましたがね。だからこそ、日記は人を呼ぶんでしょうねえ。