2017年08月20日

光文社古典新訳文庫「ナルニア国物語」の3巻、2巻を読みました。

まずは、先の投稿の直後に3巻の「馬と少年」から。

たぶん実家を出て以来の日本語訳でのナルニア通読。

大学の時の講義で提出したレポートにナルニアにまつわるものがあったけど…
何を読んで何を書いたかな…?
本編は読まずに著者の関連本を元に書いたのだったかしら?

少なくとも映画の1章が公開されてから英語版は読んでるけど、日本語訳は気になる箇所の立ち読みぐらいしかしてない。


幼い頃に集めて読んだ本は双子の妹が持っていったのと、思い入れは強いもののやはり時代遅れ感がある翻訳と子ども向けの文字の大きさやひらがなが多いのはちょっと手を出しづらくて。


とか、書いてて思い出したけど、英語版のうちになるけど講談社英語文庫の「ライオンと魔女」は読んでた。

日本語版とは言えないけど、自宅にある英語文庫は初版で、アオバエが矢車草とされてたので瀬田さんの訳を元にしてるのかな?という印象。なので…日本版といえば日本版?
(因みにターキッシュデライトはトルコ菓子)


引っ越しの時に書籍はかなり処分したのだけど、ナルニア関係のものは残してたはず…と、引っ越したまま本棚がないなどの理由で段ボールに入れたままの書籍箱をひっくり返して英語文庫を探してて、

英語版の「ライオンと魔女」がない…(なんてこった)…ことを思い出す。

英語文庫は、どのみちシリーズ化されてないようなので要らなく思っているのに、引っ越しの際に、英語版がない代わりに残していたような気がする…(忘れてるなんて…)

いつだったかシリーズの刊行順に読もうとして1冊抜き出したのだと思うけど…
誰かに貸したような気もする…

どこにやってしまったのか…
実家か別荘か…覚えてたら探してみよう。
(たぶん、この覚えてたら…を繰り返して数年たっているような気がする)

もしかしたら、引っ越しの時にうっかり捨てちゃったのかな…
(前にも似た投稿したかしら?)


なんて、引っ越してからずっとナルニアを読み返してないのがバレる。(苦笑)



さて、すっかり、本題からずれました。


新訳での発刊を知り、古典新訳を個人的な初読順で読み直すことにしました。


なので、刊行順には5巻である年代順3巻の「馬と少年」から読み始めてるわけです。


でも、「馬と少年」を読み終えてから間が空きました。
初読の時にも間が空いてたのを意識したわけではないのだけど…

なんとなく、先を急いで読んでもまだ刊行されてない残り3巻分を待つようになるのは辛いな…と思って気づいたら、ふた月の間があいた今頃になって年代順2巻の「ライオンと魔女と衣装だんす」です。


さて、「馬と少年」は、改めて日本語版を読んで、翻訳については特に気になることはなかったのだけど…(気になってもふた月で忘れる程度)
やっぱり、映画化のハードルは高いなぁ…、と。

ナルニアシリーズの中で好きな巻の上位にあるものの、大人的視点というか知識のせいか、作品自体にひっかかるというか、思うところを素直に書きづらく思ってたら、感想か何かしらの投稿を書きそびれてしまいました。


ナルニアシリーズを「ライオンと魔女」から刊行順に読んだ初読のとき、「馬と少年」だけ初読ではないと気づいた場面があって…

それはポーリン・ベインズのイラストで、仙人に向かって逃げてる馬とライオンに向かうように尻餅ついた少年、ライオンに追いかけられた馬に乗る少女の場面。

これは内容を覚えていてもハラハラする迫力ある場面。
新訳でも劣ることなく。

でも挿し絵は、少女がライオンに追われる迫力のある構図に描かれていて、これはこれでこの場面の危機感があっていいのだけど、
元の絵に愛着がある分、残念に思ってしまった。

他の場面の挿絵の違いは気にならなかったけど。
(個人的に作家の絵柄が好みでないことは別にして。子どもにも手に取りやすい絵柄なのかなとも思うけど。)


「馬と少年」のネタバレになるのかわからないけど…

主人公の少年シャスタには、生き別れの双子の弟がいて、少しの間入れ替わる場面がある。

先日、パッくんの動画(双子って本当に以心伝心なの?SNSでもシンクロするのか調べてみた! | ホウドウキョク https://www.houdoukyoku.jp/posts/16547)で出演の双子の方が言っていて、そうそうと頷いたことに、双子反抗期というのがあってあえて同じことをしないようにする…というのがあり、
一緒に育った双子は違う個性であるということを意識するものかなと思うので、
双子と初対面でない人物が、双子のもう一方と会っても同一人物と誤解しないのではないか?と双子としては思ってしまうので、
定番の双子入れ替わりにはモヤモヤしないわけでもないのだけど…

生き別れて育った双子ならそういうこともあるのかな? とも思う場面。

しかし、違う個性の少年二人として描かれているので、双子であり双子好きの私にとって、好感の持てる双子描写です。

(好感が持てない双子描写は、入れ替わって悪事をしたり、とにかく無駄にシンクロしてたり…などなど)



そして、「ライオンと魔女と衣装だんす」

この新訳のタイトルをみると、3巻の新訳では「馬とその少年」とかにするという案はなかったのかな? とつい思ってしまう。

巻末に日本語らしさで所有格を省略と書かれてたけど、あえて所有格を残すのも面白かったんじゃないかなと、つい思ってしまう。
次の「カスピアン王子」も、なぜ唯一ついてる副題「:ナルニアへの帰還」までのタイトルにしなかったのかな…とかもね。

そんな感じで2巻も直訳なら「ライオン、魔女そして洋服だんす」なのだろうけど、日本語らしい語感としては「ライオンと魔女と衣装だんす」が落ち着くのかな?


瀬田訳のタイトルにワードローブが抜けてるのは何故なのかわからないけど…(プリンの意図した変更同様に巻末に記載があったかどうか…)

タンスとなると、どうも机の引き出しでタイムトラベルするような連想をしてしまう。


日本語への翻訳本や映画での日本語字幕や吹き替えを見聞きしてると、翻訳の日本語らしさ日本人にとっての情景の分かりやすさというのは大事だよねと思う反面、原語での描写の欠落はどうにか補えないものかと思ってしまうことがしばしば。

先の「馬と少年」のタイトルもそうだけど…

瀬田訳がどうだったか覚えてないけど、古典新訳で、ルーシーが兄弟をお兄ちゃん、お姉ちゃんと呼ぶのはどうにもムズムズする。

純粋な日本人の家庭では、それが「普通」なのだろうけど…

母がフランス人なせいか、うちは双子と弟妹の4人兄弟だけど、弟妹にお姉ちゃんとかお姉さんとか姉貴とかの類いで呼ばれたことなんてないし、同様に妹がお兄ちゃんとかで呼びかけるのを聞いたこともない。
(ほぼ呼び捨て…こっちから弟妹にはちゃん付けなんだけどなー)

だからかな、兄弟だからと原作で使われていない日本らしい呼称にするのは気持ち悪く感じてしまう。

友人の家に行っての兄弟の呼びかけの記憶があまりないのだけど、ある兄妹の「おに」「いも」と呼びあってたのは印象に残ってる。(一般的ではないと思われ・笑)

今時の新訳なのだから、お兄ちゃんお姉ちゃんと呼ばせなくても兄弟の親密さは伝わるのでは? と思ってしまうのよね。

新訳で気になったのはそれくらいかな?

巨人の名前が原作表記のカタカナになってたけど、これは瀬田訳に愛着もなく…
わざわざ名前まで訳すべきか?という点から言えば、訳さないのが当然でもあるし。 


名称の翻訳でこだわってるのは、朝びらき丸だけなのよね。(無駄なくらい、相当こだわってるよね。)

こだわりを除けばドーン・トレッダー号とするのが当然だと思ってるし、英語版ばかり読んでたからDawntreaderも馴染んで好きなので、違和感もないけど。

ただ、再三このブログで投稿してるけど、ドーン・トレッダーでは作品のタイトルから受ける印象が変わってしまうのでは? という思いがあってね。

ナルニアに限らないけど、映画のタイトルとか伝わりやすさなのか全然違うタイトルに変えられてしまうのが日本版にはよくあることに思うけど…
それが好きではないのに、矛盾してるかもだけど…

元のタイトルを生かしつつ、日本人に作品のタイトルに込められたニュアンスというか何かしらの欠片を残せないかな? と。

そういう点から瀬田訳の「朝びらき丸 東の海へ」は理想的な翻訳タイトルに思うわけで…
映画版の3章のタイトルは大嫌いなわけで(苦笑)

だから、瀬田訳のタイトル「ライオンと魔女」もビミョーなんだけど。
どうせ日本人は「ライオンと魔女」まででしか呼ばないだろな…とも思ったりして。



結局、本編に対する感想は書いてないで、毎度繰り返しの翻訳ぐち記事になってしまった。


さて、古典新訳4巻「カスピアン王子」はいつ読もうかな。

きっとすぐに5巻が読みたくなっちゃうし、6巻もきっと読みたくなっちゃうから、5巻が出てからしばらくしてが良さそう?

というと、またふた月あとずつぐらいかな?続きを読む

ピーコkikaku25 at 12:51│コメント(0)Narnia(ナルニア) | 読書

2017年06月17日

遅ればせながら…
昨年秋より新訳のナルニアが刊行されはじめてるのですね。

今月第4巻の「カスピアン王子」が発売になりやっと気づいたところです。

光文社古典新訳文庫「ナルニア国物語」
http://www.kotensinyaku.jp/narnia/
既刊
〈1〉魔術師のおい
〈2〉ライオンと魔女と衣装だんす
〈3〉馬と少年
〈4〉カスピアン王子
刊行予定
〈5〉ドーン・トレッダー号の航海
〈6〉銀の椅子
〈7〉最後の戦い


最近の欧米発行順に合わせ、オリジナルの出版順ではなく、物語の年代順での刊行なんですね。


個人的には、年代順は読む順番を自分で決めるときの選択肢であるべきだと思っているので、現在の方向性はとても残念です。


年代順を良しとするのは著者のルイス氏が読者の少年からの問いに回答した手紙が根拠らしいのだけど、賛同できないのよね。


ルイス氏の手紙の現物はおろか原文を読んだことがないので、決めつけることはできないけれど…

オリジナルの発刊順に読むべきだという少年の母親の決めつけに対して、年代順に読むべきだとする少年の主張に、ルイス氏が賛同したという手紙だったと思うのだけど…
(ソースはルイス氏の手紙を翻訳した本だけど、手元にないので…)

それは、年代順に読むのも良いという程度の回答で、年代順に読むべきだという断定ではなかったのではないかと勝手に思っているわけです。

自分の都合の良いように解釈してるのはわかってます。

でも、例え年代順に読むべきとルイス氏が思っていたとしても、当初の刊行順を変えるべきと思っていたのか? と言う疑問があるので。


もしかしたら、ルイス氏が年代順に出版したいと語っていたのかも知れないけれど…
だとしても…賛同したくない。


件の手紙の回答にはオリジナルの出版順は、書き上げた順番とも違うとあった気がする。

なので、読む順番に縛られる必要はないと考えていたのではないかと、推測してるのです。

ということは、当初の出版順であるほうが、年代順に縛られないのではないか? という思いがあって、どうしても年代順での発刊する傾向が納得できないわけです。

さらに言うと、
このシリーズを初めて第1巻からネタバレなしにまっさらな気持ちで読む場合の、読み進める中での驚きとか発見とかそういったものが、年代順では当初の発刊順と違ってしまう…というのも納得できない理由のひとつです。


初めてこのシリーズに出会った場合にしか得られないものがあるからこそ、年代順=ネタバレ順には納得いかないわけです。


すでに繰り返し読んでる私自身は好き勝手な順番で読むので、良いんですけどね。

実際、最初に読んだのは「馬と少年」だったし。

とはいえ、シリーズとして認識してからはオリジナルの発行順と同じだった旧訳の発行順で読んでいて、「馬と少年」を再読して初めて最初に読んだことに気づいたほどなんで、ほぼ発行順に読んだわけで。

なので、自分の経験からの固執なんだけれどもね。

映画化もいまのところオリジナルの発行順なのは嬉しい。(馬と少年がとばされる可能性があるのが…)続きを読む

ピーコkikaku25 at 16:43│コメント(0)Narnia(ナルニア) | 読書

2017年05月22日

ナルニア4章の監督がファンに作品への質問を公募してたのだけど、その回答動画が公開されてます。

https://mobile.twitter.com/jjsketchbook/status/866133722457755648

Okay, #Narnia fans! I have answered several of your questions in my first Q&A for you! You can watch the video here: (link: https://youtu.be/crKClxB-XEQ)
(はい、ナルニア ファンの方々! 私はあなた方のために最初のQ&Aのいくつかの質問に答えました。その動画をこちらで見れます。(リンク先略))


まだ観る時間がなくて冒頭の5分くらいしか観てないのだけど…

NarniaWebのツイートに気になる抜粋が…

https://mobile.twitter.com/NarniaWeb/status/866356315408523264

A new #Narnia "trilogy" begins with #TheSilverChair, director Joe Johnston says. (link: http://bit.ly/2rGKXO5)
(新ナルニア3部作が銀のいすから始まると、監督ジョー・ジョンストンが語る(リンク先略))


え? トリロジー?
原作は7作でこれまで3作なので、残り4作なのに、3部作?
「馬と少年」は含まれてないということか?

同じ配役でいくなら、「さいごの戦い」を早めに制作しなくてはならないわけで…
「魔術師のおい」は配役被るのはアスランだけだろうからどうにでもなるけど…

「馬と少年」は外伝的な作品だし…外されるのも仕方がないような気もするけど…
好きな作品だから、映像化されないとなったら寂しい…
興業がうまくいけば、3部作のあとにやってくれるのかな?

そして…
https://mobile.twitter.com/NarniaWeb/status/866384240698470400
All-new cast in #TheSilverChair. @PoulterWill is "too old" to play Eustace. (link: http://bit.ly/2rH6nue)
(銀のいすでは全て新キャスト。ウィル・ポールターはユースチスを演じるには「年輩過ぎる」(リンク先略))


これは制作が中断してから覚悟してたこと。
というか、ウィル坊の身長が半端なく伸びたところで無理感あったし…
でも、全て新キャスト…ということは、アスランの声も変わるのかな?
アスランの威厳に違和感のない配役を期待したい。
でも、「さいごの戦い」だけは何とかペベンシー兄妹を同じ俳優でやってもらいたい…という希望は捨てがたい。


ピーコkikaku25 at 07:39│コメント(0)映画第4章銀のいす | どうなるナルニア4?