2009年04月03日

3d0516bf.jpg新ブログ「奈良⇔山形」
早くも開通!
http://blog.natsunosuke.com/


(20:12)

2009年03月17日

71174cc1.jpg四泊五日VOCAの旅は無事に終了しました。
いつもは何か淡々とこなしていることが、今回に限っては胸にせまるものがあり、高階先生から賞状をいただくときにはこみ上げるものがありました。
今さらと言う人もいるかもしれないけど、僕にとってはほんとこの時期でよかった、みんなありがとう。

思えば日本画ジャックへの制作状況を公開するために立ち上げたこのブログ。2005年の3月にスタートしてるので丸4年!
そしてこの4月からは山形に移住します。人生ほんと何があるか解らない。
新しい職場に着地するのにも、新しい環境に馴染むのにも少し時間がかかりそうなので、ちょうど様々な区切りもついたところでこのブログ「シナプスの小人」もいったん終了させていただきます。

できるだけ早いうちに再開させたいと思っているので、まだまだ応援よろしくお願いします。活動の告知、報告はHPの方で行っていきます。
それではご機嫌よう〜

(19:02)

2009年03月13日

5b1be16d.jpg早乗りで東京に来てます。

昨日は大きな打ち合せが流れてしまって肩すかし。結構資料なんかの準備してたのにな。仕切り直しです。
そんなわけで時間もできたので久しぶりの東京画廊めぐり。まずはある注目している作家さんの個展に向かう。ほんと好きで、ぼくの読書にからむ幼年期の記憶をくすぐる作風。もしかしたら作品買っちゃうかもなと、お金も用意して画廊に突入。しかしこれが所有欲をくすぐるものではまったくなかった。図像的にはグッとくる、期待通りで大満足。しかしオイルオンキャンバスのその画面は荒く、その技法、素材を使う必然性、アドバンテージが感じられない。逆にそのマチエールが消えてしまうであろう画集なんかであれば喜んで何冊でも買うな。

その後は初めて国立新美術館へ。「ARTIST FILE 2009」に友人の津上みゆきさんが出品している。こちらは大きな空間の中見応えがあった。テーマなんかもうけない、各学芸員の各趣向ですという割り切りも気持ちいい。魅力的な天井高の中、自分ならどうするか考えながら進む。同じく開催中の「全日本水墨画秀作展」のめくるめく水墨の世界にクラクラしながら会場を後にする。

時間があまったので立ち寄った21_21 DESIGN SIGHT。ここでの「うつわ」展が大ヒット!特に倒木や流木をろくろで削ってうつわを作るエルンスト・ガンペールに感銘を受ける。ただ水面に浮かせたような展示ではものの細部が確認できなくて残念。

夕方には SCAI THE BATHHOUSEに大庭大介さんの作品を見に。作品の幅の広い作家だけど、絵画に関しては次の展開が大事なんだろうな。今作に関しては材料とコンセプトと時代が奇跡的な一致を見せてました。

夜には根津で楽しいお食事会。ついにぼくの画集がでることになりそうです。

今日はVOCA展の展示立ち会い。標準より少し高めの設定にしてもらい、見上げるような演出に。何人か最後のつめをしている作家たちとも少し話す。こういった出会いはいいな。
すぐさま板橋区立美術館へ。しりあがり寿、山本太郎、フジイフランソアと古美術の競演。無料ですぜ。
コバヤシ画廊では岡村桂三郎さんの個展拝見。これ全部2009年に作ったんだって。獣級の体力ですな。負けてられない。

夜は上野で某ギャラリースタッフと桜を眺めながら一献。
明日は18時からレセプションです。飲みましょう!

(23:55)

2009年03月10日

927d1f60.jpg佐藤美術館での芳名録をパラパラと見ていてびっくり。
タ、タモさん。。

(23:27)

2009年03月09日

b0369207.jpg教えることで教えられた一日。

(20:31)

2009年03月06日

29bce559.jpg「現な像」杉本博司著 読了。
思わず発作的に當麻寺まで車を走らす。奈良に住んでいる者の特権。
残念ながら二上山は霧の中に煙る。

佐藤美術館から今回の記録一式が届く。これがしっかりと作り込まれていてすごい。。一個展終えるたびにここまでできればいいな。展覧会はどこまでいっても仮設なので。

(19:46)
e279207e.jpg「象徴天皇という物語」赤坂憲雄
「キュレーターになる!」住友文彦+保坂健二朗
「シネマの記憶喪失」阿部和重+中原昌也 読了。

共同通信社取材。

制作続行。

(00:15)

2009年03月04日

3956854d.jpgなんともドタバタと忙しい日々でした。
実はこの4月から愛憎半ばする奈良から離れることになります。フィレンツェから帰国してまだ1年もたたないうちに次の地へ。いくつかの選択肢はあったのですが、やはり結局地方を選んでいる自分がいました。まだまだ周辺から攻め続けますよ。
そんなこんなで忙しくも寂しい日々。

宇奈月温泉はいい感じになにもないところでした。考えたらトロッコ電車は止まってるし、雪は少ないし。なぜか打ち上がる花火を肴に日本酒。

そして楽しみにしていた富山水墨美術館はおそろしく贅沢空間。「ハヨピラ」とも台湾以来の再会。あぁ、この頃は走っていたなと感慨深い。企画者の八木さんは現代美術畑の方。こういった方の手つきで水墨が扱われることの貴重さ。必ずや反響を生む展覧会となるでしょう。

富山帰りにはなんとか金沢21世紀美術館に滑り込む。杉本博司さんには完全にノックアウトされてしまいました。第一室に関しては、僕がやりたかったことと言うとおこがましいですが、あそこまでの規模でやられると嫉妬も何もあったもんじゃないです。さぶいぼがたちました。天晴です!


さてさて、新宿高島屋での個展タイトルは「シナプスの小人」に決定!え、これもありなの、え、これも展示していいの?とあまりの自由度にこちらが戸惑うほど。
しばらく海外展や大作の展示が続いたので、小品を希望する方々にも満足していただけるラインナップを考えて制作中です。

そしていよいよVOCA展が近付いてきました。会期に合わせて某BT誌に一文を掲載してもらう予定です。もちろん言葉にならぬ表現を志す者だけど、その前にもの申す一市民でもあるわけだから、チャンスがあれば発言していければいい。作品を通して語り合いたい表現者がボコボコと現れてきていてほんとワクワクする毎日です。

(20:38)

2009年02月27日

14057527.jpgごそごそと模様替えしたりなんかしてさ、ちょっとこれをここにやった方がなんか気持ちいいとかさ、なんかしっくりきたとこかさ、そんなことと制作って少し感じが近い。けっして現代思想や現代美術のための証拠づくりのような制作になっててはあかん。

さて、明日からはようやくの骨休め!宇奈月温泉、寒ブリとカニツアー♡
富山県水墨美術館での展示も覗いてきます。
ラリホ〜

(21:12)

2009年02月26日

d940119d.jpgトラックの運ちゃん、なんと夜の2時に着いたって。タフだねぇ〜
手早く荷を受け取ってから実家の和室に押し込む。半分以上はギャラリーが預かってくれるので助かった。身辺整理ですな。
作品を作り続けるとものが増え続けるので不安になってくる。もっと身軽でいたい。

すぐに京都へ向かう。まずは京都造形芸術大学の卒業制作展を覗く。ここは入ったときの独特の匂いでいつも学生時代を思い出す。とにかく過剰なやつのが面白い。しかも静かに過剰なやつ。
続いてニュートロンに借りていた作品をお返しに。ちょうど大舩くんの展覧会がやっている。今まで見た中でベストな感じじゃないかな。

その後は久しぶりに京都散策。最後は京都芸術センターで打ち合せにて終了。
暖かな平日の午後。思いっきり花粉を吸い込んでやりました!

(18:59)