写真に勝手にタグ付けされることは危険だ。あなたの顔と名前が結びついて、ネット上に残ることになる。
特に、あなたが友人に撮影された場合、友人はその写真にあなたをタグ付けするかもしれない。その時、Facebook上に、あなたの顔と名前が一致するデータが残ることになる。
それを回避するためにはどうすればいいのだろうか。
タグ付けされた写真の公開設定を変更しておく必要がある。
タグ付けされた写真の公開設定など、タグ付けに関する設定を変更しておく必要がある。
その手順は以下。
あなたのプロフィールページを開く。
矢印の先の「歯車」ボタンをクリックする。
すると下にウインドウが開く。
拡大するとこんな感じ。
その中の「タイムライン設定」をクリック。
ここで、かなり細かく、「タグ付け」についての公開設定をいじることができる。
順番に見ていこう。
自分のタイムラインにコンテンツを追加できるユーザー
- あなたのタイムラインに投稿できる人(友達/自分のみ)
- 自分がタグ付けされたコンテンツをタイムラインに掲載するかどうかを確認する(オン/オフ)
タイムラインのコンテンツの共有範囲
- 他のユーザーへの自分のタイムラインの表示のされ方を確認(プレビューを確認できる)
- タイムラインであなたがタグ付けされた投稿の公開範囲(後述)
- 他の人があなたのタイムラインに投稿したコンテンツの共有範囲(後述)
後述の部分はこんな感じで表示される。
かなり細かく設定できる。
他のユーザーによって追加されたタグやタグの提案の管理
- ユーザーの投稿に他の人が追加したタグを、表示する前に確認しますか?(オン/オフ)
- 投稿で自分がタグ付けされた際に、まだ共有されていないユーザーの中で新しく追加したい共有範囲。(友達/自分のみ/カスタム)
- 自分だと思われる写真がアップロードされたときにタグ付けの提案が表示されるユーザー(友達/非公開)
とこんな感じだ。
つまり、放置しておけば、誰かにタグ付けされた際には、あなたの顔写真と名前が一致して、世界中に公開され続けてしまうことになる。
この公開設定の画面で、公開の範囲を狭めることで、勝手にタグ付けされる危険性をできる限り小さくすることができる。
なぜタグ付け設定を狭めておくのがよいのか
Facebookは、時折リニューアルされたり、新しい機能が付け加わったりする。
その新しい機能が、画像やそれに付けられたタグの情報を利用するものである場合がある。
もし、今の時点であなたが「タグ付けされても構わない」と判断していたとしても、今後、付け加わる新しい機能によっては、「タグ付けされないほうが良かった」と思うかもしれないわけだ。
つまり、僕はこれまでこのブログで伝えていたように、念には念を入れて、個人情報は「友人が裏切った場合」を想定し掲載するという方針が、個人情報を守るためにはベターだということだ。
何度も言うが、どうしても教えたい個人情報は、チャットやメールなどのクローズドな方法で伝えればよいのだ。