五日市から車で約20分。あきる野市に盆堀という小さな集落があります。その地区を拠点に活動する「ぼんぼり山の会」の定例活動に参加しました。「NPO花咲き村」「森林塾青水」とも繋がりがあり、今まで知らないできたのが不思議なくらいです。行ってみると知り合いが多くとても始めての参加とは思えませんでした。ずっと以前から一緒に作業をしていたような感じでした。

このグループは相模湖の森林ボランティアグループから別れた20名ほどで作りました。この地域に拠点を持てたのは花咲き村の紹介によるのだそうです。

活動を始めて3年目、徐々にこの地域になくてはならない存在となってきています。人手不足でほったらかしになっていた柚子の剪定、枝の片付け、柚子もぎ、そして竹林の整備や道作り。作業する森も2カ所になり、だんだんと盆堀地区もきれいになってきています。山に陽が入るようになれば草も生えてきて土も固まり、少しは歩きやすくなるでしょう。今はまだ石ころがいっぱいで砂地のような土と一緒になってずるずる滑り歩きにくい。山も暗いし枯れた木や細い木がいっぱいあります。これを少しずつ整理してきれいな森にしていきたい。

楽しくボランティア活動をするのは当然としても、盆堀地区を中心にした活動が未来の地球環境を良くすることに繋がっていると考え行動しています。同じ志を持った人たちがチームワーク良く、そして楽しそうに活動している。新しいメンバーも増えているそうで初めての人も気持ちよく仲間に入れそうな楽しいグループです。

山しごとのような大変な仕事を好んでやってくれるなんて信じられないと土地の人は言っているそうです。毎回何かの差し入れがあるそうで、月に2回の活動日は地区の人にとってもうれしいことなのかもしれません。彼らの活動が地区の人に元気をもたらしてくれたらうれしいですね。そして自分たちの住んでいる地域の整備と活性化に乗り出してくれるといいのですが・・・。
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