ハンデキャップ

  • author: kikibito08
  • 2011年07月09日

みなさん、随分お久しぶりです。

前回の更新は震災の5日前。
だから、もう4カ月近くご無沙汰をしていたことになります。

ききびとのブログ更新を楽しみにされていた方も
なかにはいらっしゃったようで、申し訳なく思ってます。

ボクは今までどおり元気100%でやってます。
ただ、住民票の場所が埼玉から福岡に移りましたけどね。

まあ、住んでる場所はどうでもいいです。
ききびとはどこに居ようと「ききびと」ですから。


ところで、どうして今まで更新しなかったか。

実は、あの震災直後、
毎日のように自分の考え方や情報を発信し続けるか、

それとも、

毎日のように人の考え方や情報を受信し続けるか、

そのことを考えたんです。


ほんの2〜3時間ほど。


で、結局、ボクの場合は受信をとることにしました。

もしかしたら、話すことが先決か、それとも聴くことが先決か…
みたいな「ききびと」としての感覚が、
そのときにあったのかもしれません。


それは、一応ボクの個性ですからご容赦ください。



そんななか、

震災以来、ある方といつもお話をしています。

その方は福島県在住の50代の女性。
ご夫婦ともに全盲で、2人暮らしであったにもかかわらず、

震災後に突然、いままで元気だった旦那さんが他界されました。

毎日忙しく働いていた職場からも
一切の仕事の依頼がなくなってしまいました。

子どもさんはなく、娘同然に暮らしていた愛犬は、
目の不自由なご自身だけでは面倒をみることができなくて、
やむを得ず遠い遠い千葉の施設にあずけることに…。


目に光が届かず

愛する夫が旅立ち

愛犬の温もりが途絶え

唯一の仕事も消え

余震におびえ

放射能におののく


彼女は「ききびとさんからいつも元気をもらってます!」
と、おっしゃってくれます。

だけど、ボクはその方には追いつけません。


人間のレベルが違いすぎます。

それは、きっとハンデキャップです。


ハンデキャップって、みなさんご存知ですよね。

ゴルフでも将棋でも陸上競技でも、
ある分野で圧倒的な実力差のある場合は
「ハンデキャップ」を利用して、
対等に競い合える条件を設けます。


彼女は生まれつき
大きなハンデキャンプを背負っています。

それでも元気に生きてます。


ボクも元気に生きています。

だけどボクにはそんなハンデキャップを
神様は負わせなかったんです。

ハンデがあったら元気に生きられないからでしょう。


てことは、やっぱり
その方とボクではレベルが違いすぎるんです。

きっと、その方のハンデキャップがなくなったら
ボクなんかは太刀打ちができない魂のレベルなんです。


だから、もっともっと勉強して
もっともっと人間を練って磨かないとダメですね。


…なんて、


そんなことを考えたりしています。


◆◆◆◆◆

今回ご紹介した福島在住の女性には、
この記事をアップする前に記事の全文を確認してもらい、
このブログに掲載することの了承をいただいています。

当然ですが…。





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