2006年12月28日

(米)11月新築住宅販売件数で認識した事

 ユーロ/ドルは12月3日に今年高値となる1.3366ドルをつけた後は、ユーロ買われすぎによる調整や、米国の好指標が続き28日13:30現在1.3118ドル付近まで下落している。現在為替市場ではドルが底堅く推移しており、先月から続いた欧州通貨の急騰にストップを掛けた。それではドルはこの流れで来年も強含んで推移する事が出来るだろうか?

 27日24:00に(米)11月新築住宅販売件数が発表され(予想 101.5万件 結果 104.7万件)と市場予想を大幅に上回る結果となり、ドルの更なる上昇が期待されたがユーロ/ドルの変動幅は、50ポイントの下落程度と大きな変動には繋がらなかった。年末という事もあり指標の結果だけで素直に相場が動く訳は無いのだが、米国の不安要素の一つでもある住宅問題に直結する経済指標なのでもう少し素直に反応しても・・と思う方も多いかもしれないが、これは来年の為の調整を各投資家、海外ファンドは既に行っており、結果ドル買いに繋がらなかった可能性が高い。指標が回復の兆しを見せたとしても、まだ為替市場では米国の経済基本面が良好という認識が出来ずに「来年も不安要素を吐き出すのでは」という思いからか、結果的に欧州通貨に人気が偏ってしまうのが現状である。恐らく来年も11月後半の欧州通貨高の余韻を残しつつ欧州通貨高、ドル・円安という構図になるのではないだろうか。

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