2007年05月10日

NZドル/円 過熱感を含んだまま上値を広げるのか

豪ドル/円は本日10:30に発表された(豪)4月失業率、(豪)4月新規雇用者数が共に好結果となったことを受けて上値を伸ばし始めた。ロンドン為替市場入り後には1997年5月高値100円06銭を上抜け、一時は100円15銭まで高値を更新した。この上昇を受け連動性の高いNZドル/円は、じわじわと値を上げ88円31銭まで値を押し上げた。

ここ数日のクロス円は、徐々にではあるが下値を広げる動きを見せており、ユーロ/円はサポートラインとなる162円42銭を割り込み、NZドル/円は昨日、4月30日以来となる88円割れを見せた。その為、クロス円の調整はすぐそこに迫っているのかもしれないとも思えた。しかし、本日の豪ドル/円の上昇によってNZドル/円は勿論、クロス円相場がじりじりと値を押し上げ、クロス円相場の底堅さを見せた。

NZドル/円週足チャートを見ると、ストキャスティクスが94の高位置でクロス、RSIは92を示している。また月足チャートでは短期RSIが94、長期でも84と中長期的に見ても過熱感が強い事が分かる。もし本日の上向いた推移をNZドル/円が継続した場合、この過熱感を引きずったまま上値を広げる事となる。それは本格的なポジション調整が来たときには、かなり大きな反動としてNZドル/円に襲い掛かる事となる。

現在のクロス円は過熱感が依然として残っている状態であり、もしこのまま調整を行わないまま上値を広げ続けた場合は、世界同時株安をきっかけに起こった大暴落となる恐れもある。そして本日は英国、ユーロ圏の政策金利発表がこの後に予定されている為、現在の水準からもう一段上の水準を狙う可能性も残されている。本日の指標結果や要人発言は、過熱感を含んだままクロス円が上値を広げるのか?それとも昨日までの軟調地合を再び引き継ぎ調整に入るのか?という重要な分岐点となる為、是非注目していきたい。

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