正しい音は、つまらないとか、感動しないとか、想像の世界で判断していると思います。
一度、体験したのであれば説得力もありますし、どうつまらないのかについても、具体的になると思いますが。
正しい音とは、周波数特性がフラットなものと、単純に考えてしまいそうですが、以前にも書いたように、正しい音は、実負荷を接続した状態で、入力信号と出力信号が相似ということですから、かなりハードルが高いものです。
それに、従来の正弦波を用いた周波数特性の測定法は、フラットかどうかすら見えない問題があることを指摘しています。
また、オーディオマニアの間では、スペアナと呼んでいる測定器は、大抵は、スペアナではなく、FFTです。そのFFTで、ノイズレスポンスを見て、f特の判断している方々もいますが、棒グラフ表示の簡易型のものでは、概略の周波数の形の確認程度として扱うのがいいでしょう。
FFTを扱うには、1周期の設定時間やサンプリング回数や窓関数などの知識が必要ですし、正確に結果を求めるなら、何度も同じ結果が得られるかどうかを見る必要があります。本格的なものでも、測定の設定の仕方次第では、理屈上その都度結果は異なります。特に高い周波数については何度も差分を確認する必要があります。一回測ったから信用する、はあまりにも乱暴です。
プロ用のマイクを直接、質のよいアンプで増幅した音をコンデンサーヘッドフォンなどの良質のモニターでリアルタイムに聴く。マニアの方でも、こういった経験は少ないと思います。その様な音を一度体験されると、音に対する考え方が変わるかもしれません。
この状態での音は、好みという範疇から離れて、かなり客観的になれます。リアルさ、直接耳で聴く音という正解と比較することができるところがパッケージソフトの再生と異なるところです。
それと、やはり耳の訓練といいますか、リセットの必要性を感じます。曲がった物差しでの判定では、何をやっても収束しません。まずは、手軽なところで、コンデンサーヘッドフォンの音をしばらくの間、経験されることをお勧めします。微分値のD-rannge、音圧のD-range、繊細さ、分解能、歪み、音色・・・とは、どういうものかということを再認識するのに非常に良い基準であり、教科書だと思います。
こういう音がリファレンスになると、超弩級のスピーカの音にも、それほど驚かなくなると思います。驚くのは、その値段ですね。とにかく、高精細な音を手軽に体験でき、身体に伝わる振動がない低音でも、迫力を感じ、電子楽器やシンセのスピーカでは聴こえなかった超低音は、頭は揺さぶられる程に聴こえてきます。
一度、体験したのであれば説得力もありますし、どうつまらないのかについても、具体的になると思いますが。
正しい音とは、周波数特性がフラットなものと、単純に考えてしまいそうですが、以前にも書いたように、正しい音は、実負荷を接続した状態で、入力信号と出力信号が相似ということですから、かなりハードルが高いものです。
それに、従来の正弦波を用いた周波数特性の測定法は、フラットかどうかすら見えない問題があることを指摘しています。
また、オーディオマニアの間では、スペアナと呼んでいる測定器は、大抵は、スペアナではなく、FFTです。そのFFTで、ノイズレスポンスを見て、f特の判断している方々もいますが、棒グラフ表示の簡易型のものでは、概略の周波数の形の確認程度として扱うのがいいでしょう。
FFTを扱うには、1周期の設定時間やサンプリング回数や窓関数などの知識が必要ですし、正確に結果を求めるなら、何度も同じ結果が得られるかどうかを見る必要があります。本格的なものでも、測定の設定の仕方次第では、理屈上その都度結果は異なります。特に高い周波数については何度も差分を確認する必要があります。一回測ったから信用する、はあまりにも乱暴です。
プロ用のマイクを直接、質のよいアンプで増幅した音をコンデンサーヘッドフォンなどの良質のモニターでリアルタイムに聴く。マニアの方でも、こういった経験は少ないと思います。その様な音を一度体験されると、音に対する考え方が変わるかもしれません。
この状態での音は、好みという範疇から離れて、かなり客観的になれます。リアルさ、直接耳で聴く音という正解と比較することができるところがパッケージソフトの再生と異なるところです。
それと、やはり耳の訓練といいますか、リセットの必要性を感じます。曲がった物差しでの判定では、何をやっても収束しません。まずは、手軽なところで、コンデンサーヘッドフォンの音をしばらくの間、経験されることをお勧めします。微分値のD-rannge、音圧のD-range、繊細さ、分解能、歪み、音色・・・とは、どういうものかということを再認識するのに非常に良い基準であり、教科書だと思います。
こういう音がリファレンスになると、超弩級のスピーカの音にも、それほど驚かなくなると思います。驚くのは、その値段ですね。とにかく、高精細な音を手軽に体験でき、身体に伝わる振動がない低音でも、迫力を感じ、電子楽器やシンセのスピーカでは聴こえなかった超低音は、頭は揺さぶられる程に聴こえてきます。