2005年08月13日

謎の軽トラ〜中部・北陸キャンプツーリング初日

キャンプツーリングのテストから帰ってきた8日、さっそく本番の中部・北陸キャンプツーリングへと出発した。

本番の出発にあたって追加した荷物が少々。
有料道路に備えてタンクパース、夜露でバイクがけっこう濡れることが分かったので人間用タオルとは別にウエス、万が一に備えてパンク修理キット、夜が暇すぎるので文庫本を一冊、高所の寒さ対策に長袖を1枚、バッグに加えることにした。

ラジオ、ヘッドライト以外の灯り等も持っていこうかと考えたけれど、「ワインディングもストレスなく走れる程度の荷物」をコンセプトにしていたのでパスすることにした。

改めてパッキングし直し、午前10時頃、いよいよ初めてのキャンプツーリングへと出発した。
このツーリングは、おそらく一生忘れることのないであろうものとなった。

今回のキャンプツーリングに中部・北陸を選んだのは、俺の持っているツーリングマップルと関わりがある。
俺は関東甲信越版と中部・北陸版を持っていて、普段の日帰りツーリングで使うのは専ら前者。
中部・北陸版は鈴鹿へF1を見に行くために買ったきり数回しか使う機会がなかったのだけれど、開いてみると結構楽しそうな道や場所があることは知っていた。
そんなわけで、中部・北陸版で見た、行ってみたかったところをキャンプツーリングでいっぺんに制覇してみよう、ということにしたのだ。

最初の目的地は長野県にあるので、甲州街道(国道20号)に合流してからひたすら西へと走る。
諏訪湖を左に見ながら塩尻で国道19号に乗り換える。
さらに走って着いたのは奈良井。

nri奈良井はもともと五街道のひとつ、中山道(中仙道)の宿場町で、いまも当時の面影を残そうと、様々な努力をしている。

画像の町並みはちゃんと機能していて、旅館や民宿を始め、木曽名産の漆器などを扱う土産店や茶店が並んでいる。
地元車両以外は乗り入れ禁止なので、近くにバイクを置いて徒歩でのんびりまわってきた。

stk新築の家も昔風の造りで建て、わざわざ色まで塗ることもあるようだ。






fzそんな奈良井宿にも流行モノはあるようで。






np同業者(笑)も発見。






奈良井宿を後にした俺は国道19号に戻り、新鳥居トンネルを抜けた後右折し、県道26号を通って県道39号に合流。

県道39号は野麦街道または飛騨街道とも呼ばれ、この道路の最高所は「あゝ野麦峠」で有名な野麦峠。
明治時代、富国強兵の合言葉のもと盛んに行われた長野の製糸業の工女として、若い女性たちがこの峠を登った話は小中学校の社会科で何度も学んだ。

nm当時の野麦街道は現在とは異なる部分もあり、いまの野麦街道を登る途中に案内板が立っている。





nmc峠近くまで登ってくるとかなり眺めが良くなる。
見えるのは山ばかり。
こういう景色が結構好き。




nmtついにたどり着いた野麦峠の展望台から見渡す景色。
峠の高さはは1672mほどあるので吹く風も気持ちよく、とても涼しかった。
けど妙に蜂が多くて、展望台から戻るとタンクにたくさんとまっていた。





野麦峠を越えると岐阜県入り。岐阜側は道幅がやや狭く、慎重に下っているとだんだん怪しい雲行きに…。

野麦街道を下りきり、高根第一ダムにぶつかったところで国道361号に乗り換え、今度は飛騨高山を目指す。

361号で最初に見つけたスタンドで今回初の給油を済ませて(燃費は約44km/lだった)また走り出すとついに雨粒が…。
雨足は次第に強くなり、そんな折に見つけた道の駅「飛騨たかね工房」で雨宿り。
雨はやむ気配もないので食事をとることにし、レストランへ。
高山ラーメンを食べてレストランを出ると雨は上がっていた。ありがたい。

再び国道361号を走り出す。
途中、エボ擦棒られたと思って道を譲ると、全然のんびり走行で譲り返してもらうなど間抜けなことをしつつ、国道は美女峠方面へと延びていく。

夕方に差し掛かっていたので、美女峠付近でキャンプを考えながらポイントを探しつつ高山市内方向へ走る。
いったん美女峠を後にして、高山市内で夕飯を買って峠方向へ戻る。
道路脇に広くなっているところを見つけ、本日のキャンプ場所決定。
テント設営はもう慣れたもので、簡単に出来上がった。

夕飯を食べたあとは、いっしょに買ってきた缶チューハイ1本をあけ、つまみなど食べつつ、キャンプ用ヘッドライトをテントの天井にぶら下げて、持ってきた文庫本を読んだ。
バイク小説と言えばこの人、片岡義男の、「彼のオートバイ、彼女の島」…ではなく「スローなブギにしてくれ」。

読んでいるうちに外は真っ暗になるも、車の走る音が時々してくる。
小さな峠道は大抵日が落ちると誰も通らなくなるんだけれど、どうも軽トラがひっきりなしに往来しているようだ。
白い車体に、荷台部分に銀の屋根をつけたそれは1台ではなく、同じ仕様の車が何台か往復しているらしい。こんな遅くまでご苦労様です。

本を読みながら寝転がったあたりで記憶は途絶えた。
翌日は少し早めの4時半起きだ。


次回、「白い砂浜、黒い悪夢〜中部・北陸キャンプツーリング2日目」へつづく

kikka18 at 18:18│Comments(0)TrackBack(0) CBR150R 

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