5月19日の炊出し

《いわき市立湯本第三小学校避難所》

 一昨日、食材を届た際、近々閉鎖されると聞いた。ここ湯本第三小学校避難所へは、今回で6回目の炊き出し。食材支援も2回行なっている。避難所の被災者の方とは顔なじみになってしまった。今日炊き出しに訪れると、ここの避難所は6月5日で閉鎖されることが決まったという。

本来は5月21日の閉鎖が市から通達されたが、この日の閉鎖だと数名の方が仮住居に移動することができず、他の避難所に移動しなければならない。避難所責任者の渡辺長一さんが尽力して、この避難所に残った被災者14名全員が仮住居に移動することが可能な6月5日まで延長してもらえるよう嘆願したという。 全員仮住居が決まって良かった・・・と心から思ったが、その反面皆に会うことができなくなると思うと、ちょっぴり寂しい感じもした。

今日は、元気に避難所を出て欲しいという願いを込めて炊き出し料理を作った。献立は、大根と油揚げの味噌汁と回鍋肉。それと、きゅうりの浅漬け・カブの酢漬け・糠漬けも準備した。いつものようにかまどに火を熾し調理を始めると、いつも遠巻きに見ていた子供達が近寄ってきた。「こんにちはヽ(^0^)ノ」と礼儀正しく挨拶する。「いつもありがとう」と声をかけてくれた。とても嬉しかった。炊き出しをやっていて本当に良かったと思えた瞬間だった。被災者の方達も「子供の笑顔や笑い声に何度も助けられた」と話していた。

炊き出し料理が完成する頃、また子供たちが近寄ってきた。「今日はな~に」と言うので、味見してみるか?と言うと「うん」と答える。味付けしたばかりの回鍋肉を少し食べてもらうと「美味しい、今日はお代わりする。「グー(^-^)g""」と言って親指を立てて喜んでくれた。

避難所の状況や炊き出しの状況、避難所の苦悩をまとめた新聞を作成して持参した。被災者は食い入るように新聞を読んでくれた。責任者の渡辺さんは「我々被災者の気持ちが良く表されており有難い新聞だ。他の避難所の被災者や行政機関にも配って欲しい。」という。避難所の生の声を届けるため、早速増刷してこれから訪れる避難所の他、新聞社、行政機関、代議士などに送付することを決めた。 完成した炊き出し料理を避難所の鍋に移し、今日の炊き出しを終了した。閉鎖されるまでま2週間以上あるので、避難所被災者の健康維持のため、閉鎖されるまでの間、食材の提供や炊き出しを行いたいと思っている。
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5月18日の炊出し

《いわき市立湯本第二中学校避難所》
今日は、湯本第二中学校を訪れた。ここを訪問したのは4回目。前回炊き出しを実施した際、この避難所には25名の被災者がいたが、今日現在で5名と少人数になっていた。20名の方は仮住居が決まり引っ越したという。残った5名の方も22日(日曜日)に仮住居へ引っ越すことになっており、22日でこの避難所は閉鎖される。校長先生の話では、いわき以外の地域から避難している人がまだ仮住居が決まっていないようだということだった。 5名という少ない被災者ではあるが、「元気で避難所から移動してもらいたい・・・」という気持ちで炊き出しを行なった。今日は炊き出し事務所で5人分の味噌汁と野菜炒めを作り避難所へ持参した。志賀武親様から支援された蕪で作った酢漬け、そして当社志賀忠広が丹精込めて作った糠どこで漬けたきゅうりの糠漬けも被災者に渡した。 被災者がまだ仕事から避難所へ戻っていなかったため、帰所後温めて食べていただくため、持参した料理を避難所の鍋やボウルに移し、今日の炊き出し活動を終了した。 前回は藤の花がきれいに咲いていたが、今日はツツジが花を咲かせていた。本当なら良い季節であるのに・・・と思った。 地震や津波は天災だが、原発事故は人災。原発事故さえなければ花を楽しめる人もいるのに。。。
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5月17日の活動

《いわき市立湯本第三小学校避難所》 今日は炊き出しボランティアが揃わないことから、食材支援をすることとした。
朝、5月12日に食材支援をした湯本第三小学校避難所へ向かう。避難所には、被災者代表の渡辺長一さんの奥さんがいつもの笑顔で出迎えてくれる。食材の有 無を尋ねると「食材は相変わらず届かず、今日の夕食はどうしようかと思っていた」と話す。前回に続いて、献立と人数分の食材を提供できることを伝えると、 大変喜んでくれた。夕食に間に合うよう、食材や調味料を届けることとした。

今日の献立は、
☆簡単野菜炒め
  豚こま肉1㌔ 玉葱 5個 キャベツ 1玉 ほうれん草 1束 焼き肉のたれ適量
※油をひいたフライパンに、豚肉,玉葱,キャベツ,ほうれん草の順で炒め、軽く塩こしょうをする。最後に焼き肉のたれで味付けをする。

☆大根とツナの煮物
 大根 1本 人参 2本 ツナ缶 2缶
※1㌢幅のいちょう切りした大根と人参、汁ごと入れたツナ缶を、だし汁,砂糖,みりん,醤油で煮る。
☆中華風たたき胡瓜
 きゅうり 5本
※板ずりしてたたいたきゅうりを乱切りし、塩こしょう,ごま油で和える。最後にいりごまを。一味を加えてもピリッとして美味しいです。
☆わかめスープ
 わかめ  200g 長葱 3本 中華だし 適量 いりごま 適量
※鍋に小口切りした長葱と、食べやすい大きさに切ったわかめを入れ、中華だしで煮る。塩こしょうで味付けし、いりごまをふる。
皆さんも一度お試し頂けたらと、今日はレシピもアップしてみました。レシピは15人分の分量です。今回も桜つつじの富澤織恵さん(栄養士)が考えてくれた栄養バランスのとれた献立です。

避難所を訪問した際、お巡りさんが避難所に来ていた。何事か・・・と聞いたところ、他の避難所では盗難事件が発生しているとのことで、避難所を廻って貴重 品の保管状況などを確認して指導しているとのことだった。ここの避難所は被災者の結束が強く、皆が協力して生活しているので盗難などの事件は起きていな い。また避難所を訪れた時、小学校は大休憩時間。鯉のぼりの下で子供達が校庭で元気よく遊んでいたのが印象的だった
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